海外旅行に行った時に「世界遺産は絶対見る!!」という人も多いのでは?
僕も旅行に行ったときに世界遺産を訪れることも多いですが、あえて訪れないことも。
今回はどんな世界遺産なら訪れた方が良いか、僕の基準を紹介します。
世界遺産とは
まず前提として、世界遺産とは「顕著な普遍的価値を持つ遺跡や建物、自然」のことです。
ざっくりいうと、『後世に伝えたいほど素晴らしいモノ』と考えればOK。
詳しくはこちらをご覧ください。
海外旅行と世界遺産は深く結びついています
海外ツアーのパンフレットには「世界遺産●●●を訪れる!」と書かれていることが多いです。
つまり世界遺産であることは『観光地の売り』となり、認定されることにより観光客の大幅な増加が見込めます。
日本でも、富岡製糸場や石見銀山は世界遺産に認定されたことにより、大幅に観光客が増加しています。
僕は世界遺産に行ったり、行かなかったり
僕は海外旅行で世界遺産に行くこともあれば、行くことができる場所にあっても、あえて行かない場合もあります。
その基準は後述しますが、カンタンに説明すると次のような感じ。
【訪れる】
・その国を代表するような素晴らしい遺産や風景
・個人的に興味のある場所
【訪れない】
・あまり有名な遺産ではなく、個人的にも興味が全くない
・興味はあるが、そこに行くと優先度の高い他の場所に行けなくなる
絶対に訪れるべき世界遺産
絶対に訪れるべき遺産は、その国を代表する場所です。
たとえば、
- インド →タージマハル
- 中国 →万里の長城
- アメリカ→グランドキャニオン
- ペルー →マチュピチュ遺跡
のように、その国を紹介するガイドブックの先頭に載っていそうな場所です。
もしあなたがその場所に興味が無くても、将来行かなかった場合に後悔する可能性が高いので必ず行くようにしましょう。
また、「行って良かった!」と思う世界遺産は、次のような登録基準が認められていることが多いです。
- 登録基準1:人類の創造的資質を示す傑作
- 登録基準7:優れた自然美をもつ、たぐいまれな自然環境や地域
要するに詳しいことを知らなくても、見ただけで「スゴイ!」と思える建築物や風景のことです。
それ以外の世界遺産はどうする?
世界遺産は2019年時点で1,100件を超える数が認定されています。
これだけあると、なかには訪れてもガッカリする場所も・・・
その場所に関するできごとを知らないと楽しめない場所だったり、何十という場所や建物が集まってようやく世界遺産として認定されたため、1つだけでは魅力に乏しい場所もあります。
ガイドブックにはその遺産についての知識が書かれている場合もありますが、旅行前に少し読んだだけでは理解し、その遺産を楽しむのが難しいです。
このため、遺産に行くかどうかはあなたの知識と興味によって異なります。
「絶対行きたい!」といった気持ちがあれば行くべきですし、他に優先したい場所があれば行く必要はありません。
まとめ
世界遺産は素晴らしい場所が多いですが、それに縛られるのは旅行を楽しむという意味では本末転倒。
訪れた数を重視するのではなく、だれもが見るべき遺産や本当に興味のある遺産のみ訪れるようにしましょう。