トルコのカッパドキアの見どころは、日本では絶対に見られない奇岩群!
地上から見ても素晴らしいですが、熱気球に乗って空の上から見ると更に素晴らしいです。
今回は、僕が参加したカッパドキアを上空から見る気球ツアーの詳細と、参加時の注意点を紹介します!
熱気球とは
気球の一種で、気密性を高めた袋の下から袋の中に向けて熱した空気を送り込み、その浮力を利用して空中を移動する乗り物です。
カッパドキアについて
カッパドキアとはトルコにある世界遺産で、長期にわたる風化や浸食によりできた奇岩が立ち並ぶことで有名な人気観光地です。
その不思議な風景は、地球以外の星では?と感じさせてくれます。

気球ツアー体験記
1.旅行会社のピックアップ
気球ツアーは、風が安定&空気が澄んでいる早朝に行われます。
参加者のピックアップは、ツアー催行会社のマイクロバスで参加者の各ホテルを周るので、人によってマチマチです。
僕の場合は朝6時ピックアップ予定だったので、朝5時に起床しました。
2.催行会社へ移動
いったん気球ツアーを催行するカッパドキア バルーンズ社(KAPADOKYA BALLOONS)のオフィスへ移動します。
オフィスでは20~30分滞在して料金の支払いや搭乗者の確認を行います。
お菓子とコーヒーや紅茶などの飲み物が準備されているので、朝食を食べ損ねた人にとってはありがたいです。
なお、絶対にオフィスでトイレを済ませてください。
オフィスを離れたあとは数時間トイレに行けません。上空はとても寒いため尿意を感じやすくなります。
3.出発地点に移動
再びマイクロバスに乗り、出発地点に移動します。
出発地点は何もない平地。
ここで気球に熱風を入れて飛び立つための準備を行います。
準備が終わるまでには、だいたい30分かかります。
準備が完了次第、乗り込みます。気球のカゴは4つに区切られており、1つの気球に10~15人乗ります。
4.フライト!
だんだんと高度を上げます。周りには他社の気球も多く飛んでいます。
もちろん奇岩群も、しっかりと見ることができます。
たまに他の気球に近づくことも。
途中、高度を上げて雲の上に!
プランによっても異なりますが、フライト時間は30~60分ぐらいです。
5.地上へ戻る
だんだんと高度を下げ、地上に戻ります。着陸の瞬間は「スゴい衝撃が来る!」と身がまえましたが、それほど衝撃はありませんでした。
その後はシャンパンで乾杯します!あなたの名前入りの気球フライト証明書がもらえますよ。
6.ホテルへの送迎
ホテルに送り届けてもらい、ツアーは全て終了です。
気球ツアーが中止となるケース
気球ツアーは次の場合、中止となることもあります。
- 強風(風速10キロメートル以上)
- 雲や霧、豪雨で前が見えない
中止するかどうかの判断はトルコ航空局が行います。
中止となった場合は翌日以降に振り替えてもらえたり、代金が全額返金されます。
「気球ツアーを絶対に見たい!」という場合は、余裕を持った日程を組むようにしましょう。
気球ツアーの服装
夏でも早朝の空の上は気温10℃を下回るので、冬に着るような厚手の上着を着てください。
冬は更に寒いです。
服装はスキー場に行く時ぐらいの厚着でいいかも?
とくに下半身が冷えるので、ヒートテックや防寒用靴下がオススメです。
気球ツアーの注意点
カッパドキアには気球ツアーを催行している会社がたくさんあります。「どの会社がいいんだろう・・・」と迷いがちですが、他社と比べて飛びぬけて安い料金の会社は注意してください!
古い機体を使っていたり、安全対策に力を入れていない場合があります。
過去にその会社で事故が発生したかどうかはGoogle検索を使って「〇〇(会社名) 事故」と検索すれば、ある程度は知ることができます。
またツアーには参加条件があります。
年齢が0~6歳の場合や身長が120cm以下の場合、参加できないことがあるので注意してください。
気球の安全度
気球は熱した空気の浮力で浮いているだけなので、安全性に心配があるかもしれません。たしかに過去にカッパドキアでも事故が発生したことがあります。
しかし事故が発生する確率はとても低く、だいたい10年間に1回程度です。
カッパドキア旅行を計画
カッパドキアを訪れる際のホテル・ツアー予約はこちらから可能です。
》》ホテル予約
》》カッパドキアの気球ツアー予約
》》カッパドキアを訪れる現地発着ツアー予約
まとめ
旅行前は「冬だから雪に埋もれて見えないかな・・・」と心配でしたが、まったく問題ありませんでした。むしろ雪と奇岩の組み合わせが素晴らしく、ベストシーズンは冬では?と感じさせるほど。
一生の思い出になるので、ぜひ体験してみましょう!