中国雑技団の超絶テクニックを堪能!演目や上海の劇場を紹介!!



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みなさんは中国雑技を知っていますか?

中国雑技は、ざっくりと言えばサーカスのこと。若い人が多いですが、あっと驚く技を見せてくれます!

今回は中国雑技ショーの流れと、公演が行われる主な場所についてお伝えします。

※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください

中国雑技団とは

中国雑技の歴史は古く、なんと石器時代からと言われています。

その後、体技や曲芸・奇術が組み合わさり発展、1950年に最初の国家雑技団である中国雑技団が設立されました。

現在は中国全土に100を超える雑技団があり、とくに上海雑技団は高く評価されています。

 

中国雑技の団員は小さな頃から訓練を重ね、専門学校を卒業する12歳ごろよりプロとしてステージに立ちます。

とても素晴らしい演技だったので『その道ウン十年』といった人たちかと思ったら、意外と若いのでビックリでした・・・

雑技ショーを見る前は「古くさいのでは?」といったイメージがありましたが、実際は最新技術がもりだくさん。

音と光を効果的に使用し、動物やバイクも組み合わさって想像以上に華やかでした。

 

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ショーの流れ

僕も実際に中国雑技を見ましたので、実際のショーの流れを紹介します。

 

会場は雲峰劇院。開始30分ぐらい前に会場に到着しました。すでに多くの人で建物内はいっぱい!

チケットは事前にインターネット経由で予約していたので、チケットオフィスでバウチャーとチケットを引き換えます。

「せっかくなら一番良いシートで!」と思い、Aランクの席を予約していました。

もっとも良いAランクの席なので最前列かと思ったら、1階席の真ん中あたりでした。おまけに周りはツアー客と思われる日本人が多め。

中国・上海にある雲峰劇院での中国雑技()

 

しばらくして、ショーが始まります!

いくつか演目を紹介すると、まずは爬竿(棒のぼり)。揺れる棒に捕まるだけでも大変ですが、登ったり飛んだりとスゴイ!

中国・上海にある雲峰劇院での中国雑技(爬竿)

続いて轉花碟(皿回し)。僕は1枚すら回せませんが、一気に10枚以上、それも組み体操をしながら回している人も・・・

中国・上海にある雲峰劇院での中国雑技(轉花碟)

イスをどんどん積み上げ、そのうえでポーズを決める板登という技です。椅子倒立ともいいます。

中国・上海にある雲峰劇院での中国雑技(板登)

女性が自転車の上でポーズを決める女子車技

中国・上海にある雲峰劇院での中国雑技(女子車技)

しばらくすると、1台に10人近い人が乗ります!

中国・上海にある雲峰劇院での中国雑技(女子車技)

次は短いパイプを重ね、その上でバランスを取る晃管

中国・上海にある雲峰劇院での中国雑技(晃管)

クライマックスになると、大きな鉄の球体が現れます。

バイクが舞台の端から走ってきたと思ったら、球体に入ってグルグル回転します!

この技は飛車と呼ばれる技です。走るだけではなく、ジャンプしたり手放し運転を見せてくれます。

最初は客の反応が薄かったものの、1台加わり2台、もう1台加わり3台と、だんだん球体の中を走るバイクの数が増えるにつれテンションアップ。

5台のバイクが鉄球を走るころには「オォー!!」という歓声もあがり、観客のテンションも最高潮でした!

中国・上海にある雲峰劇院での中国雑技(飛車)

ときには7台のバイクが球体内を走ることもあるようです

 

そしてフィナーレ。演者が全員ステージ上に上がります。

中国・上海にある雲峰劇院での中国雑技

 

今回紹介した演目が全てではなく、実際は15演目近くあります。

また、ショーの時間はだいたい90分です。

 

上海にある劇場

中国雑技の中でも上海雑技は有名だけあって、上海市内にはたくさんの劇場があります。

そのうち、いくつかの劇場を紹介します。

雲峰劇院

僕が訪れた劇場です。

中国・上海にある雲峰劇院

上海でも老舗の劇場で、ほかの劇場と比べると伝統的な演目が多いです。

内部は少し古い印象を受けましたが、2014年~2017年の4年間休館していたので、現在はリフォームされているかも?

席数数は1,600席で、毎日19:30~21:00に行われます。

1日1公演のみです

雑技を行うのは泰安市雑技団。1994年に結成された山東省唯一の雑技団です。

 

劇場があるのは地下鉄2号線、および7号線の静安寺駅(静安寺站)の近く。駅を出て5分ほど離れています。

上海馬戯城

この劇場でショーを行うのは中国イチともいわれる上海雑技団

最大の特徴は、動物がショーに登場すること。犬やサル、馬、なんとライオンまで登場します!

また、あのシルク・ド・ソレイユのプロデューサーを迎えているので、伝統とモダンが合わさった新しい中国雑技を楽しめます。

劇場最大の特徴は円型の座席の中心部に舞台があること。円型のため、どの座席からでも見やすのが特徴。座席数は1,672席です。

なおショーは、毎日19:30~21:00に行われます。

 

上海馬戯城は、上海中心部から少し離れた場所にあります。

とはいえ、地下鉄1号線の上海馬戯城駅(上海马戏城站)から歩いてスグなので、利便性は良いです。

 

ポートマン劇場(上海商城劇院)

上海での中国雑技のうち、一番人気と言えるのがココ。

この劇場でも上海雑技団のショーを見ることができます。

素晴らしいパフォーマンスの間には観客を舞台に迎えての演目もあったりと、観客を楽しませる工夫がいたるところに見られます。

座席数は991席とこぢんまりしていますが、その分近くで見られます!

なおショーは、毎日19:30~21:00に行われます。

 

劇場があるのは上海中心部。地下鉄2号線、および7号線の静安寺駅(静安寺站)から歩いて6分なので夜でも安心です。

 

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中国雑技を予約する

中国雑技はとても人気があるので、事前予約必須です!

北京では朝陽劇場金沙劇場などの劇場が有名。こちらも事前予約がオススメです。

》》中国各都市で開催される中国雑技を予約する

 

まとめ

中国雑技は劇場によって特色が異なります。

あなたの希望に合わせて劇場を選びましょう!

 

 

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