モスクワのエンターテインメントといえばバレエが有名ですが、「いろいろ難しくて私はちょっと・・・」と思っている方もいるのでは?
しかし、心配ありません!
意外と気楽に見ることができて、言葉はわからなくても十分楽しめます。僕も最低限の知識がなくても、意外と楽しめました。
今回はバレエチケットの取得方法や当日の流れ、バレエ観劇時の注意点についてお伝えします。
※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください
モスクワでバレエを見られる場所
モスクワでバレエを見られる場所で、最も有名なのはボリショイ劇場。
・・・ですが、7月末から9月中旬まではシーズンオフでお休みです。日本の夏季休暇中に訪れる場合は、バッチリとシーズンオフと被ってしまいます。
しかし、心配ありません!
モスクワには、夏でも公演を行っている劇場がたくさんあります。
僕も8月にロシア青年劇場(RAMT)でバレエを観劇しました。
当日の流れと、チケットの取得方法を順に紹介します。
当日の流れ
バレエは夜19時から始まります。
ロシア青年劇場までは歩いて10分程度でしたが、念のため18時にホテルを出発。
しばらく外で待ったのち、18時半ごろ扉が開いて中に入れます。
劇場内はこぢんまりしているので、迷うことはありません。
階段を登ります。
ドアを開けて観客席へ。
内部の装飾は少なめで、落ち着いた感じ。
座席の幅は十分で、座り心地が良いです。
今回行われる演目は、定番のジゼル(Giselle)。
2部構成で、1部あたり40~50分。部の間に10分程度の休憩時間があります。
僕はバレエを見たのは初めて。
1部の途中、ちょっとウトウトしかけましたが、とても楽しく見ることができました。
特にクライマックスの踊りは圧巻!僕のようなシロウトにもスゴさが伝わります。
最後は出演者全員による、あいさつがあります。
出演者が退出したら全て終わり。あとはそのまま外にでます。
バレエ観劇チケットを購入する
現地で購入する場合、劇場のチケットオフィスで購入するか、街中のカッサ(KACCA)と呼ばれるチケットオフィスで購入します。
下記はサンクトペテルブルクにあるカッサです(立方体の小屋みたいなところ)。
僕は当日の昼11時ごろ、劇場のチケットオフィスで購入しました。
ただし街中のカッサは、いろいろなチケットを取り扱っており、英語表記も少なめなので購入難易度が高め。
また、ボリショイ劇場など人気のある劇場は、すぐに売り切れてしまうのでインターネットでの事前購入がオススメです。
チケット料金は1階席(パルテール)が最も高く、前列になるほど料金が高いです。
1階後列席(アンフィチアートル)や2階席(ベリエタージュ)、3階席(バルコーン)だと安めに購入できます。
2階席、3階席は見えづらいというデメリットはありますが、全体を把握しやすいメリットがあります。どちらにするかは好み次第です。
バレエ観劇時の服装
バレエ観劇と聞くと「フォーマルな服装じゃないと!」と思うかもしれませんが、ラフな服装でも大丈夫です。
僕もチノパンとポロシャツで、他の人もそれほどオシャレをしている人はいませんでした。
すこしドレスアップ(男性なら襟付きシャツ、女性ならワンピース)した方が良いです。
短パンやデニムジーンズは避けてください
バレエ観劇時の注意点
バレエに限らず、観劇中は次の点に注意してください。
- しゃべらない
- スマホをいじらない
- 飲食しない
その他、写真撮影はOKでしたがフラッシュはダメでした。
バレエに詳しくなくても楽しめますが、事前に内容を知っておくと、さらに楽しめます。
ガイドブックやネット検索で、ざっくりと調べておけばOKです。
まとめ
バレエは意外と気楽に楽しめるアクティビティです。
ロシアを訪れた時は、ぜひバレエにも触れてみましょう!