ポーランドで費用を抑えて食事をしたいならミルクバーが便利!しくみや食べられる料理は?

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なじみの薄いポーランドの食事ですが、水餃子に似たピエロギや発酵ライ麦のスープ・ジューレックなど日本人の味覚にある料理もいっぱい!

格式の高いレストランも多いですが、手軽に安く済ませたいならミルクバーがオススメ。

今回は僕がクラクフとワルシャワで訪れた店を中心に、ミルクバーのしくみやメニューについてお伝えします。

※情報は訪れた時点のものです。現在の料金や閉店、移転については公式サイト等で最新情報をご確認ください

意外と高いポーランドの食事代

ポーランドをはじめとした中央ヨーロッパのレストランは、日本と比べるとかなり安いイメージでした。

しかし近年のポーランドのインフレ&円安が重なって、かなり高くなっています。

僕がポーランドに着いてすぐ、クラクフ市内にあるレストランでポーランド名物を数点+ワインなどのアルコールを注文しましたが、2人で約190ズロチ(約8,000円)でした・・・

ただし色々な料理を注文&1品あたりの量が多め(日本の1.5倍)だったので、ざっくりと考えると日本の3分の2ぐらいの料金と考えればOKです(2025年時点)

 

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ミルクバーとは

ミルクバー(Milk bar)とは1960年代に当時の共産主義政権によって生み出された形態で、社員食堂の無い会社に勤める人向けにつくられた安価な食堂です。

バル・ムレチュニィ(Bar Mleczny)とも呼ばれます

1980年ごろまではメニューが乳製品や野菜中心の食事だったので「ミルクバー」と呼ばれるようになりました。

しくみは店によって異なりますが、先払い&安めの料金帯が中心です。

 

クラクフのミルクバー

クラクフは日本でいえば京都に例えられる古都。アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所やヴィエリチカ岩塩坑を訪れる際の拠点となる街です。

僕も数泊しましたが、その際に訪れた店を中心に、オススメのミルクバーを紹介します!

スマコウィキ(Restauracja Smakolyki)

旧市街の城壁の外側に位置する、とてもオシャレなミルクバーです。

ミルクバー「Smakolyki」の外観

店内は広いですが、いつも満員。僕が訪れたのは夜19時ごろでしたが、満席だったので店内で15分ほど待ちました。

注文は席に着いてから店員に伝えるスタイル。会計は食後に行います。

メニューは英語版もあるので安心です!

ミルクバー「Smakolyki」の英語メニュー

注文したのは2人でゴヴォンブキ(ロールキャベツ)ポテトパンケーキボルシチレモネード、ビールの計5品。

ミルクバー「Smakolyki」で注文したゴヴォンブキ(ロールキャベツ)

ミルクバー「Smakolyki」で注文したポテトパンケーキ

ミルクバー「Smakolyki」で注文したボルシチ

ミルクバー「Smakolyki」で注文したレモネード

この時は注文しませんでしたが、ピエロギジューレックなどポーランド名物はひととおり揃っています。

料金は108ズロチ(約4,000円)。ミルクバーと考えると少し高めですが、レストランで食べるよりは大幅に安いです!

もちろん味もおいしかったです。

店舗情報 公式サイト
住所  :Floriana Straszewskiego 28, 31-113 Krakow
定休日 :なし
営業時間:朝8:00 ~ 夜21:45
クチコミ:トリップアドバイザー

トマシャ(Milkbar Tomasza)

旧市街にある、おしゃれな内装の新型ミルクバーです。

カウンターで注文したから席に座るスタイルですが、英語メニューもあるので頼みやすいです。

味の評判もよく、僕の宿泊していたホテルからすぐだったのでぜひ訪れたかったですが、残念ながら滞在していた期間はずっと臨時休業していました・・・

店舗情報 公式サイト
住所  :Swietego Tomasza 24, 33-332 Krakow
定休日 :月曜
営業時間:朝8:00 ~ 夜18:00
クチコミ:トリップアドバイザー

 

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ワルシャワのミルクバー

ポーランド最大の都市であるワルシャワは大都会。日本料理をはじめ世界中の料理が食べられますが、ミルクバーも多いです。

こちらも僕が訪れた店を中心に紹介します!

バンビーノ(Bar Bambino)

僕がポーランド滞在中に訪れたなかで、最もコスパが良かったのがミルクバー「Bambino」です!

ミルクバー「Bambino」のネオン看板

ワルシャワ中央駅からは15分ほど歩きますが、訪れる価値あり。

店内に入るとすぐ左に巨大なメニューがあり、ここから選んでレジで支払いをする形式です。

ミルクバー「Bambino」のメニュー

小さな文字ですが英語でも説明が書かれています。

また量と料金が記載されていますが、料金欄が空欄となっているのは品切れだそうです。

2人でキノコスープx2、メインのポークカツローストサーモン、ドリンクとしてコーヒーレモンティーを注文しました。

注文したら日本のフードコートでもおなじみのベルを渡されるので、席を確保して待ちます。

訪れたのは夕方17時ぐらいでしたが、すでに満席。なんとか確保できました。

典型的なミルクバーですが、店内もカフェみたいでオシャレ。

ミルクバー「Bambino」の店内

5分ほどしてベルが鳴ったので、窓口に取りに行きます。

ミルクバー「Bambino」で注文したキノコスープ

ミルクバー「Bambino」で注文したカツレツ

どの料理もおいしかったですが、キノコスープはパスタも入っていてボリューム満点。味もおいしいです!

ポークカツはサラダ付きも選べたようです。

これだけ注文して料金は2人で55.30ズロチ(約2,300円)

すぐ近くにある人気うどん店「ウキウキうどん」では一番安いうどんでも同じような値段だったので、コスパの良さが際立ちます。

また、ピエロギボルシチジューレックといったポーランド名物も揃っています。

店舗情報 公式サイト
住所  :Hoza 19, 00-521 Warszawa
定休日 :なし
営業時間:朝8:00 ~ 夜20:00(土日は朝9:00 ~ 夜18:00)
クチコミ:トリップアドバイザー

ムレチニー(Wegetarianski Bar Mleczny)

ワルシャワ中央駅に近い場所にある、ベジタリアン向けメニューが充実したミルクバーです。

注文はカウンターではなく、写真付きのタッチパネルで行うのでわかりやすいです。

僕も大みそかの日の夜に訪れましたが、頼めるメニューが絞られており、テイクアウトのみだけだったので注文せず退店しました・・・

店舗情報 公式サイト
住所  :Aleje Jerozolimskie 30, 00-024 Warszawa
定休日 :なし
営業時間:朝9:00 (土日は10:00) ~ 夜20:00
クチコミ:トリップアドバイザー

 

ポーランドでの食事

年々インフレにより料金が上がる&円安により、普通のレストランで食べると日本と変わらない値段に・・・

さらにチップも必要。だいたい10パーセントぐらいの金額を加算&端数が出ないように支払います。

ただしすでにサービス料が加算されている場合もあるので、その場合はチップは不要です。

サービス料は約10~20パーセント

 

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まとめ

ポーランド名物のピエロギやジューレックなどはレストランで食べると意外と高いです・・・

しかしミルクバーならお手頃価格で食べられ、味もおいしいのでたくさん食べたい場合はオススメです!

 

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