ロシアは信じられないぐらい国土が広いので、都市から都市へ安く移動する場合は寝台列車が便利。
列車の料金も安く、ホテル代も節約できるので一石二鳥です!
僕もロシア観光時に2回寝台列車を利用しました。
今回はロシア国鉄の寝台列車に乗った時の様子についてお伝えします。
※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください
ロシア国鉄の寝台列車を利用
サンクトペテルブルク ー モスクワ間の寝台列車と言えば、通称『赤い矢号』が有名ですが、ペトロザヴォーツクに立ち寄りたかったので、ロシア国鉄の寝台列車を利用しました。
赤い矢号であれば、サンクトペテルブルクからモスクワまで8時間程度で到着しますが、ロシア国鉄の寝台列車の場合、
- サンクトペテルブルク → ペトロザヴォーツク : 8時間
- ペトロザヴォーツク → モスクワ :14時間
と、倍以上の時間がかかります。
サンクトペテルブルク・ラドーガ駅の様子
ペトロザヴォーツク方面に行く寝台列車は、メトロ4号線のラドシースカヤ駅に隣接するラドーガ駅から出発しています。
外観はこんな感じ。ラドーガ駅に到着したのは夜20時近くでしたが、夏なので明るいです。
内部は思ったより近代的な作りです。
出発までまだ2時間近くあったので、カフェで時間をつぶします。
駅に店は何店舗かありましたが、どの店もヨーロッパの国にありそうな感じでオシャレ。
寝台列車内で食事が提供されるか不明だったので、ハンバーグとコーヒーを注文。
なお、駅内には自動販売機もあり、水やソフトドリンク、スナック類が販売されています。
寝台列車の車内の様子
海外の鉄道は『絶対定刻通りに来ない』という印象がありますが、意外と?定刻通りに来ました。
寝台列車は一日に数本あるようですが、僕が乗ったのは22時出発の便。
2階建ての寝台列車もあるようですが、僕が乗ったのは1階建てです。
列車に乗り込む際、パスポートのチェックがあります。
内部は廊下+個室という作り。トイレは共同です。
部屋は値段によって異なりますが、僕は4人部屋でした。値段は上がりますが2人部屋もあります。
写真がイマイチなので分かりづらいですが、両端に2段ベッドがあり、中央に小さなテーブルがあります。
ベッドの大きさはシングルベッド程度。意外と寝心地が良いです。
食事はちゃんと提供されました。・・・が、それほどおいしくありません。
こちらが夕食。パンとちょっとしたオカズのセットです。
その他、コーヒー or 紅茶が提供されました。
朝食はこちら。ほぼパンです。
ペトロザヴォーツクには、朝の6時半に到着しました(所要8時間30分)。
ペトロザヴォーツクからモスクワもほぼ同じ。
出発は19時5分、到着は朝9時です(所要時間14時間)。
朝食は同じくパンでしたが、夕食のオカズが少し違ってました。
ペトロザヴォーツクからモスクワへの寝台列車は、レニングラード駅(Leningrad)に到着します。
同室となるのはこんな人
部屋は国籍・性別関係なく割り当てられます。
寝台列車が楽しいかどうかは、同室となった人次第。参考として、僕が同室となった人を紹介します。
■サンクトペテルブルク → ペトロザヴォーツク
僕と奥さんのほか、ロシア人男性が2人いました。
2人はとってもフレンドリー。ただし、ロシア語しか話せません。しかし、どこからかロシア語と英語を話せる人を連れてきました。僕がロシア人と会話する時は、
僕(日本語のみ)
↓
奥さん(英語が話せる。日本語⇒英語に翻訳)
↓
ロシア人の友人(英語⇒ロシア語に翻訳)
↓
同室のロシア人(ロシア語)
と、かなり面倒な感じ・・・
でも楽しく過ごせました。ロシア人2人は仕事で来ていたようです。
難点はイビキがうるさかったこと。豪快でした・・・
■ペトロザヴォーツク → モスクワ
若い男女と同室でした。おそらく恋人?夫婦?
ただ、それほど交流を持ちたくないようだったので、最低限の会話のみでした。
寝台列車を予約
ロシア国鉄のチケットは公式サイトから予約可能です。
英語表記ですが、一部ロシア語のままの場所もあって少しわかりづらいかも。
自分では無理・・・という方は、アレンジツアーを取り扱っている会社に相談してみましょう。
アレンジツアーであれば、日程に余裕を持たせてスケジュールを組むことが可能です。
たとえば『タウンライフ旅さがし』なら無料で見積もってもらえます。
観光についての不明点を事前に相談をしたり、現地に着いてから困りごとがあっても、サポートデスクが設置されているので難なく解決できますよ。
観光を計画
ロシアを訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。
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まとめ
寝台列車はとても時間がかかりますが、旅情を感じられます。
時間があって、現地の人と交流したいときは寝台列車の利用を検討しましょう!