日本で年越しといえば寒い中お寺に行ったり、家で紅白を見たりとさまざまですが、シドニーでの年越しは全く違います。
もっとも違うのが季節。
今回は、シドニーでの年越しの様子を紹介します。
日本とは逆の季節
12月から1月は、日本では東京でも雪が降ることもある寒い時期。
しかし同じ12月でも、南半球にあるシドニーは一年で最も暑い季節です!
日本と比べると湿気が少なめですが、紫外線量は多めな印象です。
年越しまでの過ごし方
僕が訪れたのは2004年。
12月31日の大みそかは朝からホテル探しで大変でした。
5時間探し続け、見つけたころにはグッタリでした・・・
無事ホテルを確保し、少しゆっくりした後で外へ。
まずは年越しカウントダウンを行う場所の下見でハーバーブリッジへ。
年越しの瞬間は、ハーバーブリッジあたりで花火が上がるようです。
このあたりにはオペラハウスがあったり、先住民アボリジニが楽器を演奏しており、とても楽しめる場所です。
まだ日が暮れておらずカウントダウンまで時間があったので、ケバブを食べたり、ライブイベントを見たり、IMAXシアターで映画を見たりして時間をつぶしました。
年越し花火の案内もありました。
シドニーでの年越し
夜21時ごろになると、だんだんと人も増えてきました。
年越しカウントダウンはサーキュラー・キー地区で行うつもりなので、歩いて移動します。
道路に面したバーでは、店外に設置されたスピーカーから店内の演奏が流れており、イーグルスの「Hotel California」などの曲に合わせて客が大合唱!
海外の年末らしく陽気で、見ているだけでも楽しいです。
フェリーターミナル付近の屋台ではハンバーガーやジュースなどが売られていました。
僕も購入しましたが、とても混んでいて店の場所まで移動するだけでもかなり大変・・・
年越しまで30分を切ると人が一段と増え、座る場所がなくなってきました。
そして、カウントダウン!
カウントが「0」になると、ハーバーブリッジに仕掛けられた花火に点火され、キレイな花火が打ちあがります!
残念ながらハーバーブリッジの花火は撮影できませんでしたが、別方向にも花火が打ちあがっていました。
年が明け、しばらくすると周りの人も帰っていきます。
道は歩行者天国となっており、みんな騒ぎながら歩いていました。
ホテルは徒歩圏内に!
僕はサーキュラー・キー地区で年越しカウントダウンを行いましたが、帰るときにタクシーも走っていなかったので、キングスクロス駅近くにあるホテルまで歩いて帰りました。
カウントダウン後はタクシーにも乗れず、公共交通機関も動いていない or 混んで乗れないことが多いので、徒歩で移動できる場所にホテルを確保した方が良いです。
サーキュラー・キーからキングスクロス地区までは約1.5キロメートル離れていますが、疲れていたこともあって、かなりシンドかったです。
なるべくカウントダウンする場所から1キロメートル以内のホテルを予約しましょう。
また、年末年始はホテルがすぐに満室となります。
先述したとおり、僕もかなり苦労しました・・・
1カ月前の予約では心もとないので、できれば3カ月前までの予約がオススメです。
その他注意点
夜のサーキュラー・キー地区は海が近くにあることもあって、思ったより冷えます。
冷え性の人は、薄手の長そでの上着があると体温調節しやすいです。
感想
真夏の年越しカウントダウンは新鮮で、想像以上に楽しいです。
日本のシットリとした年越しも良いですが、シドニーの陽気な年越しも体験してみましょう!