週刊少年ジャンプで1985年から1995年まで連載され、現在でも大人気のドラゴンボール。その人気は日本にとどまらず、世界中に広がっています。
ドラゴンボールの特徴の一つとして、登場人物の名前のユニークさが挙げられます。
たとえば「ブルマ」や「トランクス」、「天津飯」「ヤムチャ」など、知らない人が聞いたら『????』と混乱すること間違いありません。
そんな変わったドラゴンボールにちなんだ名前が、ペルーで子どもに多く付けられているようです。
どんな名前が付けられた?
ペルーをはじめとして、南米ではドラゴンボールが大変人気があります。
単行本が翻訳されて売られており、1994年からテレビアニメも吹き替えで放送が始まりました。
そんなペルーで、ドラゴンボールにちなんだ名前の子どもが500人以上いることが判明しました。ペルーの政府機関である国家身分登録事務所(RENIEC)が発表した内容によると、下記のような名前の子どもがいるようです。
- 悟飯(ごはん):169人
- ブロリー :34人
- クリリン :12人
- トランクス :11人
- ピッコロ :4人
- 悟空(ごくう):2人
- ベジータ :2人
- フリーザ :1人
そのほかでは神龍(シェンロン)が元になっていると思われる「シェン」も114人います。
普通なら主人公の「ごくう」が人気となりそうですが、語感が良くないのでしょうか?原作では出てこないブロリーが人気であるのも、ペルーでのドラゴンボールの人気具合がうかがえます。
もともとペルーは多民族が混じりあった混血国家であり、命名にも寛容的。
また「□□・ゴハン・〇〇」のような複合名も多く、社会的にはどちらを名乗っても良いということで、気軽に漫画のキャラクターの名前を付けやすいという背景があります。
世界の変わった名前
漫画のキャラクター名を子どもに付けるのはペルーだけではなく、世界各国で行われます。
日本でも子どもに漫画キャラクターの名前を付けるのは珍しくありませんが、海外のキャラクターの名前は珍しいのでは?たとえばミニーマウスにちなんで「未新(みにい)」と名付けるような感覚でしょうか・・・
海外で申請された珍しい名前の例として「Lucifer(ルシファー:悪魔)」や「King(キング:王)」、「Storm(ストーム:嵐)」などがあります。
そういえば日本でも昔「悪魔」という名前が付けられそうになったとニュースになっていましたが、いつでも変わった名前を付けたい親がいますね・・・
まとめ
名前を付けられた子どもにとっては、一生付き合っていかなければいけないものです。
ペットに名前を付けるような感覚ではなく、子どものことを考えて名前を付けてもらいたいです。