ヘンリー・アンド・パートナーズ(Henley & Partners)が発表したパスポート・ランキングで、日本がナンバーワンに輝きました!
聞いた時は「パスポートの強さって何?」と思いましたが、とにかくめでたいです。
今回はパスポートの強さの基準や、パスポートランキングの詳細を紹介します。
パスポートとは?
そもそもパスポート(旅券)とは、あなたが海外を訪れた際に身分を証明する公文書のことであり、海外旅行では命の次に大切なものです。
日本人が持つパスポートには、有効期限(5年 or 10年)に応じて次の2種類があります。
パスポートの詳細、および取得方法については次の記事をご覧ください。

パスポートの強さとは?
パスポートの強さとは、ビザなしで入国できる国の数です。
ビザ(査証)とは、日本以外の国に入国する前の一次審査みたいなもの。絶対行われるのではなく、国同士が仲が良ければ免除されます。
ビザなしで入国できるということは、国として信用されており、国同士の仲が良いということでもあります。
ビザについての詳細は、次の記事をご覧ください。

2018年パスポート強さランキング
今回のパスポート・ランキングは、居住について取り扱っている国際的なコンサルティング会社・ヘンリー・アンド・パートナーズ(Henley & Partners)により発表されました。
2018年度のランキングは次の通りです。
5位:185カ国
- ベルギー
- カナダ
- デンマーク
- アイルランド
- スイス
4位:186カ国
- オーストリア
- ルクセンブルク
- オランダ
- ノルウェー
- ポルトガル
- イギリス
- アメリカ
3位:187カ国
- フィンランド
- フランス
- イタリア
- 韓国
- スペイン
- スウェーデン
2位:188カ国
- ドイツ
- シンガポール
1位:189カ国
- 日本
前回の調査ではシンガポールと並んで同率1位でしたが、ベナン共和国が日本に対するビザを緩和したため、単独1位となりました。
上記以外のアジアの国では香港が16位(169カ国)、マカオが29位(143カ国)、中国が68位(70カ国)、北朝鮮が92位(43カ国)です。
なお、ランキングされている国の中での最下位(100位タイ)は、アフガニスタンとイラクの30カ国です。
パスポートが強いことによるメリット
パスポートが強いことによる最大のメリットは、
手軽に海外旅行に行ける
これに尽きます。
国交があるのはもちろんですが、ビザが必要なければパスポートと現地までの交通手段さえ確保されていれば、気軽に旅行できます。
「よし行こう!」と思っていても、ビザ取得にお金と時間がかかってしまうと「やっぱり行くのは辞めよう・・・」と心変わりするケースもありますよね。
まとめ
日本のパスポートは世界一の強さですが、残念ながら取得率は4人に1人。
せっかく手軽に海外旅行を楽しめるのに、もったいないです!
パスポートを持っていない人も、ぜひ保有しましょう。