はじめての海外旅行前に必要なのがパスポートの申請。
平日にしか受け取れない場所も多いので、土日休みの社会人にとっては少し面倒でした。
しかし、郵送でも受け取れるように政府が検討を開始しました!
その他にも利便性向上に向けていろいろ考えられてるので、あわせて紹介します。
現在のパスポート申請・受取方法
2019年時点の、パスポート申請のおおまかな流れは次のとおり。
- 紙の申請書に記入
- 申請のため旅券窓口を訪れる
- 交付手数料として印紙や証紙を購入(現金払いのみ)
- 受取のため旅券窓口を訪れる
代理人による申請も可能ですが、受取は必ず本人が窓口に訪れる必要があります。

郵送交付が検討
パスポート申請のうち最も不便なのが、パスポート受け取りのため窓口を訪れる必要があること。
窓口によっては平日しか開いていないこともあり、多くの社会人は仕事を休んだりして受け取る必要がありました・・・
しかし利便性向上のため、交付されたパスポートを郵送で自宅まで送付してくれる制度の導入が進められています!
現時点で正確な時期は不明ですが、なるべく早い時期の制度導入が目指されており、現在は旅券法の改正にむけての準備が行われています。
今まで窓口受取のみだった理由
申請は代理人でも可能でしたが、受け取りはかならず本人が窓口に訪れる必要がありました。
その理由は海外逃亡を計画している重大犯罪者を捕まえるため、とも言われていましたが、郵送交付となることにより、別の方法が考えられているものと思われます。
そのほか利便性向上に向けた取り組み
そのほかパスポート申請の利便性向上のため、さまざまな取り組みが行われています。
まず、2021年度に予定されているのが『手数料の現金&クレジットカード払い』。
今までは手数料分の収入印紙・証紙を事前に購入(現金支払いのみ可)し、パスポート受取時に納付する必要がありました。
これを現金での直接支払も可能とし、同時にクレジット払いも可能となります!
そして2022年度に予定されているのが『インターネット申請』。
いままでは申請書をインターネットでダウンロードすることはできましたが、申請自体は旅券窓口で行う必要がありました。
これがインターネットで申請のすべてを行えるようになるため、窓口に訪れる必要が無くなります。
現状は2度窓口に訪れなければならないことを思うと、かなり楽になりそうですね。
また、2023年度以降には『戸籍抄本・謄本の提出の不要化』も検討されています。
まとめ
パスポートが取得しやすくなることによって、今まで「面倒だからやっぱり国内旅行にしよう」と考えていた人を海外旅行に関心を向けさせる良い機会になるのでは?と思います。
僕のパスポート更新タイミングはまだ先ですが、楽になるのはありがたいです!