海外旅行に行く場合、できれば目的地まで直行便で行きたいですよね。
でも日程に余裕があれば、どこかの都市でのトランジット(乗り継ぎ)がオススメ。トランジット時間を長めにすれば、もう1カ国観光することが可能です!
今回はトランジットで観光する際に注意することや、トランジット観光にオススメな都市を紹介します。
トランジットでの観光
飛行機で海外旅行する場合、日本から直接目的地に行く場合(直行便)と、別の国で乗り継いで目的地に行く場合(経由便)があります。
飛行機を乗り継ぐことをトランジット(Transit)と言いますが、そのトランジットの時間を利用して観光すれば、1回分の旅行代金で2カ国旅行できてオトクです!
トランジットについては、こちらをご覧ください。
トランジット観光する場合の注意点
トランジットを利用して観光する場合、次の点に注意してください。
- ビザ・電子入国許可証が必要な場合がある
- 乗り継ぎ空港に到着後、荷物をピックアップする
- なるべく丸1日滞在する
- ホテル予約を忘れない(宿泊する場合)
電子入国許可証とは、入国に必要な書類のこと。
アメリカ入国に必要なESTA(エスタ)や、オーストラリア入国に必要なETAS(イータス)も電子入国許可証です。
トランジット観光を楽しむには、最低でも丸1日(以上)の滞在がオススメ。
早朝に到着した場合は同じ日の深夜に出発、昼以降に到着した場合は翌日昼以降の出発が目安です。
どのように航空券を手配する?
スカイスキャナーなどのサイトで自分で航空券を手配する場合、目的地までの航空券を一気に手配するのではなく、経由地までの航空券と経由地から目的地までの航空券をそれぞれ手配してください。
HISやHISなどの旅行会社に訪れて航空券を手配する場合は、「経由地で○日滞在したい」と伝えればOK。
トランジット観光に向いている都市
滞在時間が少ないトランジット観光に向いているのは、次のような都市です。
- 見どころが1カ所に集まっており、個人でも行きやすい
- 見どころへの入場に予約が不要
- 空港から市内への移動が楽&時間がかからない
日本からの便がある国で、上記の条件を満たしている都市は台北や香港です。
また、ヘルシンキも街の雰囲気が良く、ステキな雑貨類もイッパイあるのでオススメです!
トランジット観光に向いていない都市
トランジット観光に向いていないのは、次のような都市。
- 見どころが多い
- 入場するのに事前予約が必要
- 空港から市内中心部への移動に時間がかかる
見どころが多すぎると「あそこも見たかった」と後悔したり、無理にいろんな場所を巡っても消化不良気味になりがち。
また、飛行機の遅延などにより思い通りの時間に到着できない場合もあるので、入場するのに事前予約が必要な場所は別の機会にしたほうが良いです。
日本からの経由便があり、上記の条件に合致するのはパリやローマ。
見どころがとても多い国なので、これらの都市は時間をタップリ(3日以上)確保して観光しましょう!
まとめ
2~3泊の短期旅行であれば、1つの都市のみがオススメです。
しかし1週間以上休めるような場合は、せっかくなので追加で観光できそうか検討してみましょう!