日本でコーラといえば「コカ・コーラ」「ペプシコーラ」の2つが人気。
世界的に見てもこの2つの人気が高いですが、ペルーでは「インかコーラ」が一番人気です。
僕もペルーを訪れた時に飲みましたが、他のコーラとは全く異なる味でした!
今回はインカコーラの歴史や味などを紹介します。
インカコーラとは
インカコーラ(Inca Kola)は南米・ペルーで大人気のコーラです。
ペルーでは、なんとコカ・コーラを抑えてシェアNo1。
歴史は古く、1935年にペルーの首都であるリマ市の建設400周年を記念して発売されました。
ペルーにコカ・コーラが進出したこともありますが、結局インカコーラの牙城は崩せませんでした・・・
結局1999年にコカ・コーラ社がインカコーラの権利を持つリンドレー社に出資し、インカコーラの製造販売権を取得することに。
これは「もうインカコーラには勝てない・・・」と白旗をあげたのと同じです。
また、ペルー最大の空港であるホルヘ・チャベス国際空港の壁面には、巨大なインカコーラの広告がありました。
日本でいえば日本茶にあたるような、国を代表する飲み物と言えるかもしれません。
インカコーラの特徴
最大の特徴は色。
通常コーラは黒色、まれに透明のコーラが売られていますが、インカコーラは何と黄色。
想像以上に黄色で、僕も初めて見た時はオドロキました・・・
昔はレモングラスを用いて着色されていたそうですが、現在は着色料が用いられています。
コカ・コーラとの違い
コカ・コーラと比較すると色が全く異なりますが、成分もかなり異なります。
まずコカ・コーラの成分はこちら。
果糖、カフェイン、香料、着色料、保存料、酸味料
そしてインカコーラの成分はこちら。
砂糖、カフェイン、香料、カラメル色素、炭酸、酸味料
甘みを決定する糖類が異なっていたり、香料や着色に用いるものも違っているのでトータルしてみると味・見た目ともに大きく異なる印象です。
インカコーラの味は?
僕もペルーを訪れた時に購入してみました。
飲んでみた最初の印象は「炭酸の入った栄養ドリンク」という感じ。
コカ・コーラの味を想像してから飲むと、かなり戸惑います・・・
少しクセは感じますが、意外と?美味しかったです。むしろ南米の雰囲気・料理にはこっちの方が合っているかな?と感じました。
コカ・コーラと比べると炭酸も弱めなので、炭酸がニガテな人でも大丈夫です。
インカコーラはお土産に向いている?
インカコーラはお土産にピッタリ。
黄色いコーラというのが珍しく、値段もそれほど高くないのでバラマキ土産にもしやすいです。
ただし大量購入すると重い&スーツケース内で場所を取るので注意が必要です。
ペルー国内で購入できる場所
ペルー国内であれば、どこでも売っています。
スーパーマーケットはもちろん、小さな商店でも売っているので見つけるのは容易。
日本でコカ・コーラを探すぐらいの難易度で見つかります。
ネットショップでも購入できます!
ペルーではカンタンに購入できますが、日本では入手しずらいのが難点。
カルディやドン・キホーテの一部店舗で売っていることがあるらしいですが、僕は今まで見かけたことはありません。
しかし、Amazonや楽天市場などのネットショップで購入できます!
まとめ
コーラという名前ですが、味はかなり違います。
値段も安いので、コーラ好きなら一度は試してみましょう!