超高級コーヒー・コピルアクは猫のフンから採取!?熟成された味を楽しめるよ



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超高級コーヒーとして知られるコピルアクは、なんと猫のフンから採取しています。

思わずビックリしますが、汚くないので安心してください。

今回はコピルアクの豆の採取方法や、お土産向きかどうかについてお伝えします。

コピルアクとは

コピルアク(Kopi Luwak)とは、おもにインドネシアで採取されるコーヒー豆です。

採取量が非常に少ないため高額で取引されています。

一匹のジャコウネコから1日3グラム程度しか採取できません。このため、1グラム1ドル(約110円)で取引されることもあります

なお『コピ(Kopi)』とはコーヒーを指すインドネシア語で、『ルアク(Luwak)』も(マレー)ジャコウネコの現地での呼び方です。

つまり、『ジャコウネコのコーヒー』という意味です。

アメリカではジャコウネココーヒー(Civet coffe)イタチコーヒー(Weasel coffee)とも呼ばれています

 

なお、ジャコウネコはこちら。ネコというよりタヌキっぽいかも?

ジャコウネコ

 

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ジャコウネコのフンから採取します

コピルアクはジャコウネコのフンから採取しますが、そのしくみは次のとおり。

1.ジャコウネコがコーヒーの実を飲み込む

コーヒーの実

2.種子の部分(コーヒー豆)だけ消化されずに残る

3.フンとして排せつされる

4.人間がフンの中からコーヒー豆を採取する

5.コーヒー豆をきれいに洗い、しっかりと乾燥させる

コーヒー豆(焙煎前)

6.通常のコーヒー豆と同じく焙煎する

コーヒー豆(焙煎後)

 

コピルアクの味は?

コーヒー豆がジャコウネコの体内を巡るうちに発酵されることにより、フルーツのような独特の香味が加わります。

また、ロブスタ種のコーヒー豆の場合、通常は苦みが強めですが発酵により苦みが抑えられてとても飲みやすくなります。

『コクのある味』と例えられることもあります

僕は試飲で少し飲みましたが、イヤな感じはなく飲みやすくて美味しかったです。

コーヒー(コピルアク)

 

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ニセモノも多いです

コピルアクは高級品ということもあり、ニセモノも多いです。

よく見られるニセモノは、普通のコーヒー豆にコピルアクの香りを付けただけのもの。

また、本物のコピルアクは10パーセント程度で、残りは普通のコーヒー豆をブレンドしている場合もあります。

 

そのほかニセモノとは言えませんが『養殖モノ』もあります。

捕獲して飼育したジャコウネコにコーヒーの実を無理やり与え、それを採取している場合もあります。

残念ながら、天然のモノと比べると香り&味とも落ちてしまいます・・・

 

コピルアクはお土産に向いている?

値段が高額なこともあり、バラマキ用土産には向いていません。

また、『猫のフンから採取された』という点から、人によっては嫌悪感を抱く可能性があります。

オススメは自分用か、めちゃめちゃコーヒーが好きな人だけに留めておいた方が良いです。

コーヒー好きであれば、その価値を理解して喜んでくれる人が多いです!

あまり安すぎるのはニセモノの可能性が高いので注意してください

 

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まとめ

コーヒー好きなら一度は飲みたいコピルアク。

値段が高いだけあって日常的に飲むのはキビシイですが、一度だけでも試してみましょう!

 

 

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