北欧家具は意外と和室ともマッチすることもあり、人気を集めています。
今回は日本の住宅に合う理由やおもなデザイナー、安く購入する方法を紹介します!
北欧家具とは
北欧家具とは、北欧(ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマークなど)の国々のデザイナーが作ったイスやテーブル、ソファーなどの家具のことです。
北欧家具はなぜ日本の住宅に合う?
北欧は北極に近いため四季はなく、短い夏以外は暗く寒い冬が続きます。
室内で過ごすことが多くなり、少しでも快適に過ごそうという気持ちから、機能性が高くてデザインに優れた家具や雑貨が生まれました。
特に家具はシンプルで落ち着いた色合いのものが多く、和室であっても意外とマッチします。
おもな北欧家具デザイナー
北欧家具には、有名なデザイナーがたくさんいます。
名前は知らなくても、家具を見れば知っている作品も多いかも?
今回は特に有名な2人を紹介したいと思います。
ハンス・ヨルゲンセン・ウェグナー(Hans Jørgensen Wegner)
ウェグナーは「世界で一番有名な家具デザイナー」と言えるかもしれません。
デンマークで生まれたウェグナーは2007年に亡くなるまでに500種類以上のイスをデザインし、20世紀の北欧デザイン界に大きな影響を与えました。
ウェグナーが設計した中で最も売れたのがYチェア。
背もたれ部分が「Y型」になっていることから、Yチェアと呼ばれています。
僕もダイニングチェアとして購入しました。
また、クジャクが羽を広げたような背もたれが特徴的なピーコックチェアも手掛けています。
アルネ・イミール・ヤコブセン(Arne Emil Jacobsen)
ヤコブセンは建築家でありながら、モダン様式を得意とした家具デザイナーでもあります。
建物以外にも照明やイスを数多くデザインしており、北欧家具に興味がない人でも見おぼえがあるのでは?
たとえば背もたれ部分がアリっぽいアントチェアが特に有名。
その他にもセブンチェア、エッグチェア、スワンチェアなどの名作家具をデザインしています。
その他のデザイナー
その他にもアルヴァ・アアルト(Alver Aalto)、ポール・ケアホルム(Poul Kjærholm)、フィン・ユール(Finn Juhl)などが有名です。
安く購入するにはリプロダクト品がオススメ
センスがあり、和室にも合う北欧家具の唯一の欠点ともいえるのが価格の高さ。
北欧家具は好きだけど、価格の高さが購入のネックとなっている人にオススメなのがリプロダクト家具。
リプロダクト家具とは、意匠権が切れた家具をオリジナルデザインに忠実に復刻生産した家具で、値段も大幅に安いのが特徴です。
製造元により品質はマチマチですが、ほぼ同じデザインのものが安く購入できるので人気を集めています。
ネットショップでも購入可能
北欧家具は現地でも購入できますが、そのまま持って帰ることができないので配送してもらう必要があります。
ただし大型の家具となると、配送料も高くつきます・・・
配送料が気になるなら、楽天市場やAmazonといったネットショップでの購入がオススメ。
多くの種類、ショップから選ぶことができ、また配送料も安めです。
北欧雑貨もオススメ
北欧家具は落ち着いた色合いのものが多い印象ですが、北欧雑貨は見ていて楽しくなるような模様やデザインの品が多いです。
値段もお手頃なものが多いので、気軽に購入できるのがウレシイです。
まとめ
北欧家具は値段は高めですが、部屋に1つあるだけで印象がガラッと変わります。
あなた好みの家具を見つけましょう!