ロシアのサンクトペテルブルクに訪れた時、「どこか郊外に行きたいな~」と思ったときはエカテリーナ宮殿がオススメ!
涼しげな宮殿は暑い夏にピッタリ。
今回はサンクトペテルブルクからエカテリーナ宮殿に行く方法と、内部の様子などについてお伝えします。
※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください
【追 記】
2018/07/26 所要時間について追記
エカテリーナ宮殿の基本情報
エカテリーナ宮殿(Ekaterina Palace)は、18世紀ごろにピョートル大帝が妻のエカテリーナ1世に与えた夏の離宮。
その後も代々の皇帝の別荘として利用されてきましたが、残念ながら第二次世界大戦で大部分が建物の多くが被害を受けました。
その後改修され、現在の美しい姿となりました。
サンクトペテルブルクからエカテリーナ宮殿に行く方法
エカテリーナ宮殿は、サンクトペテルブルクから南に25キロメートルに位置しているツァールスコエ・セロー(Царское Село)にあります。
サンクトペテルブルクから行くには、公共交通機関を利用して自力で訪れる方法と、ツアーを利用して訪れる方法があります。
公共交通機関を利用
メトロ2号線のモスコフスカヤ駅(Московская)近くのレーニン像が建つ広場に、ツァールスコエ・セロー行きのマルシュルートカ(小型バス)乗り場があります。
そこでK286、K299、K342、K545番のいずれかのバスに乗れば、30分程度で着きます。
現地でチケットを購入する場合、チケットオフィスで購入しますが、とても人気があるので当日券が午前中で売り切れることも・・・
なるべく朝一番に訪れると、チケットを入手できる可能性が高まります。
現地でツアー予約
モスクワの街中には、さまざまなチケットを販売しているカッサ(KACCA)と呼ばれるチケット売り場があります。
下記の長方形の小屋がカッサです。
カッサではバレエなどの観劇のチケットも取り扱っていますが、各観光地へのツアーも売られています。
エカテリーナ宮殿へのツアーは所要5時間程度、料金は往復の移動+入場料+ガイド料金を含めて日本円で5000円程度でした。
ただし、購入難易度は少し高め。
英語表記は少なめで、さまざまなチケットが売られています。もし購入する場合は、紙にロシア語で行き先と、希望の日時を書いて渡せば確実です。
僕は13時ごろに、14時開始のツアーを予約しました。
バスの乗り場所はチケット売り場のすぐ近くで、チケット購入時に乗るバスのナンバープレートの番号が書かれた紙を渡されました。
日本でツアー予約
確実にエカテリーナ宮殿を訪れたいなら、現地ツアーへ参加すると確実です。
泊まっているホテルに送迎してくれるので、とても楽ですよ。
見どころ
ツアーの参加者は30名程度。
現地人向けのバスツアー(日本の『はとバス』みたいな感じ)ですが、日本人も他に3~4名参加していました。
50分ほどで到着。
人気の観光地だけあって、すごい人です。
エカテリーナ宮殿は青色を基調としており、どことなくエルミタージュ美術館に似ています。
屋根の装飾も金色に輝いてキレイ。
宮殿に入る前に、靴カバーを装着する必要がありました。
おもな見どころは2カ所あります。
まず1カ所目の大広間。
床を見ても、壁を見ても、天井を見ても、どこを見ても豪華さがスゴイ。
そして2カ所目は琥珀の間。
もともと壁一面が琥珀(こはく)でおおわれていましたが、ナチスドイツ軍に持ち去られることに・・・
しかし、2003年に再現されました。
本当にキレイでしたが、残念ながら撮影禁止でした・・・
大広間と琥珀の間以外にも、豪華な内装・装飾品がいっぱいです!
エカテリーナ公園を散策
エカテリーナ宮殿の見学が終わったあとは、エカテリーナ公園で自由行動(約1時間)。
公園内はとにかく広い・・・すべて見ようと思ったら半日はかかります。
公園内部には建物もたくさんあります。
現地出発は18時ごろ。サンクトペテルブルクに着いたのは19時ごろでした。
解散は出発場所と同じ。到着後は特にアナウンスはなく、そのまま解散します。
観光についての注意点
休館日について
火曜、および毎月最終月曜が休館日です。
所要時間について
エカテリーナ宮殿、および公園をひと通り見るなら、2~3時間かかります。
服装について
宮殿内・公園内とも、めちゃくちゃ歩きます。
少しでも疲れないように、履きなれたスニーカーがおすすめです。
トイレについて
エカテリーナ宮殿、公園内に数カ所あります。
売店について
ほとんど見かけませんでした。
現在はあるかもしれませんが、念のためにミネラルウォーターを持って行った方が良いです。
世界遺産への登録
1990年に『サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群』の構成資産のひとつとして、世界遺産(文化遺産)に登録されました。
観光のベストシーズン
春から秋(4月~10月)にかけてがオススメ。
新緑から紅葉まで、とっても美しいエカテリーナ宮殿の庭園を楽しむことができます。
観光に必要な日数
サンクトペテルブルクへの往復に丸2日、日帰りでエカテリーナ宮殿に行くとして合計丸3日かかります。
ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低3泊4日必要です。
観光を計画
エカテリーナ宮殿を訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。
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