札幌から日帰りで観光できる場所をお探しなら『神威岬』がオススメです!
積丹半島に位置する神威岬は札幌から近いにも関わらず、北海道の大自然を堪能できる場所です。
僕もゴールデンウィークに訪れたので、その時の様子や観光する際の注意点についてお伝えします。
※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください
基本情報
神威(かむい)岬は北海道積丹(しゃこたん)町にある、積丹半島の先端にある岬です。
岬の高さ80メートル、全長約800メートルで日本海に突出しています。
また、ニセコ積丹小樽海岸国定公園に属しており、冬はオオワシやオジロワシなどの動物、夏はエゾカンゾウが咲き乱れる風景が楽しめます。
なお、神威(カムイ)とはアイヌ語で『神』を意味しています。
神威岬の先端へ行く
今回は入口から「チャレンカの小道」と呼ばれる遊歩道を通り、岬の先端まで行ったので順に紹介します。
僕が訪れたのはゴールデンウィーク中。気温20℃の温かい日でした。
起点は駐車場近くにある石碑。ざっくりと神威岬には何があるかについても書かれています。
石碑を越えて歩いていると、右手に電磁台跡があります。
電磁台跡を越えて歩くと展望台があり、ここからは神威岬を一望できます!
神威岬の緑と、「しゃこたんブルー」と評される日本海の青さの対比がとても美しいです。
電磁台跡から反対側、岬の先端に進む入口にあるのが女人禁制の門。
名前に『女人禁制』とついていますが、女性でも立ち入ることができるので心配ありません!
ここから先は人がギリギリすれ違うことができるかどうかの細い道が多く、またアップダウンも激しくなります。
この時点では岬の先端にある灯台はかなり小さめ。
強風に負けずに頑張って歩くと、だんだんと岬の先端が近づいてきます!
そして灯台が近くに見えたらそこが岬の先端。
さらに先端に進んで日本海を望むと神威岩があります!
なお、岬の先端にはこのような円盤もあります。
行き方
神威岬へ行く方法はバスかマイカーのどちらか。
バスの場合は積丹町中心部から積丹線、または高速しゃこたん号に乗ります。
終点の美国で降り、予約制の積丹町生活交通バスに乗り換えて「積丹神威岬」で下車してください。
また、札幌駅と小樽駅からは神威岬行きのバスが出ているようですが、夏季のみの運行です。
自動車の場合、札幌市から小樽市や余市町を経由していけばだいたい2時間ちょっとで到着します。
もし、近くの都市まで鉄道などの公共交通機関で訪れた場合はレンタカー利用が便利。
僕もレンタカーを利用して神威岬を訪れました。
観光についての注意点
全般
神威岬は強風が吹いていることが多いです。僕が訪れた時も秒速15~20メートルぐらいの強風が吹いていました。
人によっては立っているのもやっとの強さなので、事前の備えが必要です。
定休日・営業時間について
神威岬の定休日は基本的にありませんが、荒天時は立ち入り禁止となることもあります。
開園/閉園時間は下記のとおり。
2月 10:00~15:00
3月 10:00~15:00
4月 8:00~17:30
5月 8:00~18:00
6月 8:00~18:30
7月 8:00~18:00
8月 8:00~17:30
9月 8:00~17:30
10月 8:00~17:30
11月 8:00~16:30
12月 10:00~15:00
入園できる時間は閉園時間の1時間前までです。
また、冬期は女人禁制の門から先は閉鎖されることもありますので、積丹町の公式サイトをご確認ください。
所要時間について
遊歩道の入り口から神威岬の先端まで約20分。
ただし風が強いためかなり体力を奪われます・・・
休憩も含めて往復1時間ぐらい見ておくのがオススメです。
服装について
足場は舗装されている部分が多いものの、滑りやすいのでスニーカーなど歩きやすい靴が必須。
また、帽子は強風で飛ばされる可能性があるので被らないか、紐付きの帽子を利用してください。

売店・レストランについて
駐車場のすぐ近くにレストランとお土産店が併設された「カムイ番屋」があります。
お土産は積丹名物の海産物を中心に、お菓子やグッズなどさまざまなお土産がそろいます。
また、レストランではウニやイクラなどの海の幸が堪能できます!
トイレについて
女人禁制の門より先にトイレはありません。
しかし、駐車場やカムイ番屋内あるので大丈夫です。
個人で訪れる or 現地ツアーに参加する
車があれば個人でも訪れることができますが、雪が残った時期などは車で行くのはとても疲れます・・・
また、別の場所と合わせて効率的にめぐりたい場合は現地発着ツアー参加がオススメです。
世界遺産への登録
神威岬は世界遺産に登録されていません

観光のベストシーズン
夏(6~8月)がオススメです。
この時期であれば美しい緑と、積丹ブルーと呼ばれる美しい海の対比を楽しめます!
ただし、日をさえぎるものがないためとても暑いのが難点・・・
そんな場合は少し枯草も残りますが、4~5月の気候の良い時期もオススメです。
観光に必要な日数
札幌への往復に半日、日帰りで神威岬に行くとして合計丸1日かかります。
ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低1泊2日必要です。
観光を計画
北海道、および神威岬を訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。
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