海外旅行は最高に楽しいですが、特別なイベントがあるともっと印象に残りますよね。
そのイベントのひとつが海外での年越し。
日本とは全然違うスタイルだったり、圧倒的なスケールだったり都市によって特徴が大きく異なります。
今回は僕が実際に年越しした国・都市の中でのオススメや、年越しする際の注意点についてお伝えします。
今までこんな場所で年越ししました
仕事をしていると、長期間休めるタイミングはなかなかありません・・・
しかし、年末年始はカレンダーの並びによっては1週間ぐらい以上の長期間休めることも多いので、僕も海外旅行へ出かけることが多いです。
なお、今まで僕が年越しをしたことのある国や都市はこちらです!(2025年時点)
マカオ、マニラ(フィリピン)、ヤンゴン(ミャンマー)
イスタンブール(トルコ)、バルセロナ(スペイン)、プラハ(チェコ)、ベルリン(ドイツ)、
ロンドン(イギリス)、ワルシャワ(ポーランド)
ドバイ(UAE)
ラスベガス(アメリカ)
シドニー(オーストラリア)
カウントダウンにオススメの都市
それでは僕の主観で「海外で年越しするならココ!」という場所を発表します。
ラスベガス(アメリカ)
20世紀→21世紀(西暦2000→2001年)となる『世紀越し』をするために、友達と訪れました。
日本以外で年越しをするのはこの時がはじめて。
ラスベガスはショーの街ということもあり、街中がとにかく賑やか!
大通りには多くの人が集まり、新年が近づくとみんなでカウントダウン。年が明けると各ホテルの屋上から順に花火が数万発の花火が打ちあがります!
花火は10分間で数万発。2023年末の年越しでは僕が訪れた時からは大幅に増え、約8万発の花火が上がったそうです。
ラスベガスのネオンと花火のコラボレーションは、日本での年越しでは味わえない高揚感がありました。
訪れた時期:2000年末
台北(台湾)
台北の年越しといえば、高さ509.2メートルの台北101から打ちあがる花火!
ラスベガスは横に広く花火が打ち上がりますが、台北101ではビル全体を使った縦方向の花火が楽しめます。
カウントダウンが近づくと台北101の周囲には多くの人が集まり、おでんやタピオカなどを提供する屋台も立ち並んでいました。
カウントダウンは中国語で「サン」「アール」「イー」。
年が明けると約3分間、1万発以上の花火が打ちあがります(2023年は1万6千発)。
日本ではビル全体から花火が上がることは考えられず、「建物が燃えるんじゃない!?」と心配になりましたが、それも異文化を感じさせてくれました。
訪れた時期:2013年末
プラハ(チェコ)
ヨーロッパはクリスマスマーケットが有名ですが、12月31日時点でも旧市街広場に超巨大なクリスマスツリーが飾られていました。
立ち並ぶ屋台ではホットワインや、チェコ伝統のスイーツ「トルデルニーク」なども食べられます。
特設ステージではイベントが行われ、旧市街広場に集まった人も大騒ぎ。
カウントダウンが始まるとさらに大盛り上がり!
日付が変わる前後に野良花火も打ちあがっていますが、日本のものと比べると音、大きさともスゴいです!
訪れた時期:2016年末
シェムリアップ(カンボジア)
シェムリアップは世界遺産「アンコールワット」のゲートシティです。
世界中から観光地の集まる場所ですが、通称『パブストリート』には名前のとおりパブをはじめ、さまざまな飲食店が立ち並んでいます。
僕は最初ホテルのガラディナーに参加していましたが、いまいち年越しらしい盛り上がりに欠けるので街中に出かけることにしました。
到着したのは23時50分ごろ。もうすぐ年が明けることもあって大盛り上がりでした。
大音量で音楽が流され、花火も飛び交っています。
外国人旅行者と現地の若者が混在しており、とても良い雰囲気。
明確なカウントダウンはなかったものの、年が明けると大騒ぎでした。
訪れた時期:2010年末
シドニー(オーストラリア)
「年越し = 冬」というイメージですが、南半球にあるオーストラリアでは12月は夏。
どこでカウントダウンするか迷いましたが、ハーバーブリッジが近いサーキュラーキー地区へ行きました。
昼ごろ到着しましたが、この時点での人出はそこそこ・・・
先住民アボリジニが楽器を演奏していたり、ライブイベントが行われていました。
夜21時を過ぎたあたりから人が多くなってきて、道路に面したバーでは、店外に設置されたスピーカーから流れるイーグルスの「Hotel California」などの曲に合わせて客が大合唱!
フェリーターミナル近くではハンバーガーやジュース類が売られており、このころになると身動きが取れなくなるぐらいの混み合いでした。
年越しのカウントダウンが「0」になると同時に、ハーバーブリッジに仕掛けられた花火に点火され、キレイな花火が打ちあがります!!
夏でも夜は冷えることもありますが、半袖で過ごす年越しは他の国では味わえない年越しのスタイルです。
訪れた時期:2004年末
残念な年越しもあります・・・
僕が旅行中にカウントダウンしようと思って出かけてみたものの、イマイチだった都市もあります。
たとえばバルセロナ(スペイン)。
はじめは泊まっていたホテルから近いサグラダファミリアへ行ってみましたが、人はほとんどおらず・・・
その後、「ここなら!」と思いカタルーニャ広場へ。人はそこそこいたものの、イベントが行われていることもなく、年越しの瞬間もあまり盛り上がりませんでした。
訪れた時期:2017年末
ドバイ(UAE)では超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」越しの年越し花火を楽しみにしていましたが、すぐ近くの高層ビルで火災発生・・・
花火を見るために確保していた場所からも移動せざるを得なくなり、火災の影響で花火も中止となるかも?とヤキモキしながら過ごしたため、あまり楽しめず。
何とか花火は上がったものの、火災の煙で隠れぎみだったのでイマイチでした。
訪れた時期:2015年末
マニラ(フィリピン)は大みそかの夜22時を過ぎたあたりから「空襲か!?」と思うほどの爆音が響きわたります。
これは爆竹の音で、日本とは比べ物にならないぐらい大きな爆竹を大量に鳴らしています。
マニラは治安もイマイチで、爆竹も危険そうだったので年越しの瞬間はホテルの部屋で過ごしました。
ビーチリゾートして有名なプーケット(タイ)でも年越ししましたが、ホテルを予約したのがビーチから離れたプーケットタウンだったので、派手なイベントらしきことは行われていませんでした。
また、年越しに備えて仮眠することも多いのですが、寝すぎて気づいたら年が明けていたことも・・・
ロンドン(イギリス)では目が覚めたのが年明け直後。
大急ぎてホテルから少し離れたトラファルガー広場に行ったらすでに割れたビンが散乱していたり、酔っ払いが騒いでいたりと、「祭りのあと」といった感じでした。
年越しする場合の注意点
年越しする場合、次のことに注意しましょう!
寒さに注意!
北半球の場合、年末の季節は冬。
年越しをする場合、長時間外にいることになるので寒さには注意が必要です。
特にヨーロッパは石畳が多く、気温も低い場所が多いので日本よりも寒く感じることが多いです。
ヒートテックやニット帽で防寒しつつ、カイロで手足を温めましょう!
電車の運行に注意!
普段は終電を過ぎている時間でも臨時便が運行していることも多いですが、年越しイベントでは大人数が押し寄せるので乗れないことも多いです・・・
また、タクシーも捕まえるのは難しいです。
スリに注意!
年越しイベントでは大人数が訪れ、歩くスキマもないぐらい密集することもあります。
そんな場所ではスリ目的の人もまぎれている場合も・・・
僕もプラハ(チェコ)での年越し中にスリ被害に遭いました。
カバンを体の前側で持ったり財布はカバン内に入れていたのですが、買い物をして一瞬気を取られた瞬間を狙われました・・・
予約は3カ月前が目安
年末年始は冬休みの人が多いので、航空券は早めに売り切れがち。
なので、出来るだけ早めの予約がオススメです!
また、冬がハイシーズンの国はホテルも空きが少なくなったり、値段も高騰するのでこちらも早めの予約がオススメ。
行きたい年越し場所がある場合、その近くにホテルを取るのは必須です!
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まとめ
花火がバンバン上がるような派手な年越しもあれば、花火は上がらずとも人々が一体となって歌ったり盛り上がる年越しもあります。
そのどちらも最高に楽しく、記憶に残る年越しとなりました!
日本での除夜の鐘を聞きながら静かに迎える年越しも良いですが、海外旅行に行ったら現地の年越しを楽しみましょう!!