海外旅行では見るもの全て新鮮ということもあり、写真を撮りまくってしまう方も多いのではないでしょうか。
・・・僕はそうです。
帰国してから見返すと、あまりの量の多さに「いつこんなに撮ったの!?」と驚くことも多いはず。
あとで見返した時に「この写真の建物はどこだっけ?」という場合があったり、パソコンの不具合により写真データが消えてしまい、ガッカリすることがあります。
今回はそんな事態にならないように、写真の管理方法について紹介します。
写真データに名前を付与
デジタルカメラで撮影した写真の場合、適当な名前(例:P1000123)が割り振られています。帰国直後なら写真を見れば、「これは〇〇寺院だ」などと簡単に思い出すことが可能ですが、数年たつと忘れてしまいます。
忘れないためには、パソコンに保存したデータの名前を変えましょう。
とはいえ、数百枚あると全部変更するのは大変なので、おもな写真だけでOKです。通常の街の風景はもともとの名前のままで問題ありません。
また、一枚ずつ詳細に名前を付けるのは大変なので、ざっくりとした名前を付けます。
たとえば『エッフェル塔01』~『エッフェル塔20』のように施設名+連番といった感じです。
数字は一桁の場合は『01』~『09』としてください。1桁をそのまま『1』~『9』とすると、名前で並び替えた場合『1』『10』『11』『2』のように1桁と2桁が混在する原因です。
もし施設内の特定の作品の場合は『ルーヴル美術館01 ミロのヴィーナス』のように、名前+連番の後に作品名を入れておけば、名前で並び替えても影響を受けません。
写真データを2重管理
名前を付けたらデータを保管します。
写真データはパソコン内に保管する人が多いですが、もしパソコンが壊れた場合、あなたの大切な写真も全て消えて無くなってしまいます。
もしもの事があっても大丈夫なように、写真データは2重管理しましょう。
例えばパソコン内に保存した場合、同じ写真をGoogle Driveなどインターネット上で保管するサービスを利用して2重管理すると良いでしょう。
Goolge Driveは無料で15GB(ギガバイト)までデータを保管可能です。※2018年12月現在
15GBというサイズは1,800万画素のカメラで撮影したデータの場合、約2,000枚程度の写真を保管可能ですので、写真の総枚数があまり多くない場合はGoogleドライブで十分です。
もし総容量が15GBを超える場合は、月250円で100GB分の容量を借りることが可能ですが、数十年保管することを考えると外付型HDD(ハードディスクドライブ)を購入した方が経済的です。
HDD(ハードディスクドライブ)とは、データを保管するための機器でありSDカードと使い方はだいたい同じです。パソコンとUSBケーブルを用いて接続します。
HDDの容量はさまざまですが、1TB(テラバイト)あれば10万枚以上の写真が保管可能。
写真だけであれば、もう少し容量が少なくても大丈夫ですが、動画データも保管する場合は1TB以上はあった方が買い足す手間が無くなります。
写真を印刷
写真は電子データで保管するだけではなく、実際に印刷するのもオススメ。
全ての写真を印刷するのはインク代を考えると経済的ではないので、特に好きな写真を20枚程度ピックアップして印刷、ミニアルバムを作っておくと、人にも見せやすく自分でも気軽に見られます!
まとめ
海外旅行では観光地を見ることではなく、写真を撮ること自体が目的になりがちですが、写真を撮影したら自分の目でもじっくりと観察しましょう!