旅行した時に行く場所を決めるポイントとして、世界遺産かどうかを挙げる人も多いのでは?
初めての世界遺産は1978年に認められましたが、すっかり旅行者の間に定着したと言えます。
日本にも多くの世界遺産があり、今後も増えていきそう!
今回はこれから世界遺産登録が期待される場所と、僕が個人的に期待している場所についてお伝えします。
世界遺産とは
「そもそも世界遺産って何?」という方のために簡潔に説明すると、『後世に伝えるべき遺跡や自然』と考えればOKです。
世界遺産には大きく分けて文化遺産と自然遺産があり、すでに総数は1,000を超える数の遺産が存在しています。
世界遺産について、詳しくはこちらをご覧ください。

世界遺産に登録されている日本の遺跡
日本にも世界遺産はたくさんあります(2024年2月時点で25件)。
特に有名なものとしては下記のとおり。日本人であればだれもが知っているのではないでしょうか?
・厳島神社
・日光東照宮
・白川郷
・屋久島
・熊野古道
日本の遺産がはじめて世界遺産に登録されたのは1993年。それから20件以上の建造物群や自然が世界遺産に登録されています。
日本の世界遺産の一覧はこちらをご覧ください。
世界遺産に登録されるための条件
世界遺産に登録されるには多くの手続きや条件がありますが、ざっくりと説明すると次の4点を満たす必要があります。
・国が世界遺産登録にふさわしいと考える世界遺産暫定リストに登録されている
・リストに登録された遺産が「顕著な普遍的価値」を持つ
・世界遺産委員会での審議対象として推薦され、かつ審議により世界遺産登録が認められる
なお「顕著な普遍的価値」とは、『世界中のどんな人種や宗派の人が見ても価値があるとわかるもの』と考えてください。
次に登録される可能性が高いのは「佐渡の金山」
次に日本の遺産・自然が世界遺産に登録される可能性が高いのが「佐渡の金山」です。
暫定リストにも登録されており、日本からも次の審議対象として推薦済。
2023年6月時点ではユネスコの審査を通過し、秋に行われる専門機関による調査を待っている段階です。
その審査結果をもって、翌年の世界遺産委員会で登録に値するかの審議が行われるため、世界遺産登録は最短で2024年。
長い準備をして、ようやく今年に審議されることになりそうです。
僕がひそかに期待しているのは愛知県にある城
2024年時点では、僕が住む愛知県には世界遺産に登録されている建築物や自然はありません・・・
現在は世界遺産暫定リストに登録されている遺産はないため、登録までの道のりはかなり遠いです。
単独で登録できそうな遺産は現状ないため、期待したいのがすでに登録されている遺産の拡大登録。
拡大登録として期待したいのが、愛知県犬山市にある「犬山城」です。
世界遺産遺産に登録されている城と言えば姫路城ですが江戸時代および、および以前から現存している天守閣という点も世界遺産に登録される際に評価されたポイントのひとつとなっています。
江戸時代、およびそれ以前から現存しているうち国宝に指定されているのは姫路城と犬山城をはじめとして5城。
これら5つの城をまとめて世界遺産に登録できれば!と考えています。
実際にその活動も行われていますが、すでに登録されている姫路城&暫定リストに登録されている彦根城は積極的ではないようです・・・
まとめ
世界遺産に登録されることにより知名度があがったり、観光客が増加して自治体の財政がうるおうメリットがあります。
僕が住む愛知県にはまだ1件も世界遺産に登録された遺産はないので、ぜひ登録を目指していただきたいと思います。