僕は以前から世界遺産検定を勉強していますが、2023年7月についに最上位のマイスター試験を受験しました!
いままでの試験との違いも大きく、かなり大変でした・・・
今回は世界遺産検定のうち1級とマイスターの違い、および難しく感じたポイントについてお伝えします。
世界遺産検定とは
世界遺産検定とは、世界遺産アカデミーが主催する世界遺産についての知識を問うための検定です。
難易度に応じて6種類あり、4級~準1級、1級と最上位のマイスターがあります。
詳しくはこちらをご覧ください。
世界遺産検定マイスターを受けるかどうか迷う
僕がはじめて受験した世界遺産検定は2級。
旅行サイトを運営していることもあり、1級までは絶対取得しようと思っていましたが、マイスター試験は受けるつもりはありませんでした。
1級は何度か落ちたのち取得、しばらくは燃え尽きて何も勉強せず・・・
しかし、1年ぐらいしたあたりで「せっかくならマイスターも受けよう!」と思い立ち、少しづつ学習を開始しました。
世界遺産検定マイスター試験の流れ
世界遺産検定は全国各地で受験できますが、マイスター試験が受けられる場所はごくわずか。
僕が受験した2023年7月は東京・大阪・名古屋の3か所のみでした。
僕はこのうち名古屋会場で受験しました。
全国で3カ所しか受けられないのも納得、僕の受けた名古屋会場の受験者はたった8名だけ。
いちばん若くて推定30歳代、最高齢は60歳を超えていると思われる方で全員男性でした。
試験開始10分前になると受験に関しての説明が行われます。これは他の級でも同じ。
開始時間5分前になると、用紙が計5枚配られました。
・下書用紙 x 2枚
・問題用紙 x 1枚
配られたのち、すぐに解答用紙に受験番号を書くように指示がありました。
あとは開始時間までの数分間はそのまま待機。問1の問題は解答用紙に書かれていたので、回答を考えながら待ちます。
そして開始!
試験終了までの2時間は途中退出不可なので、静寂のなか問題を解き続けます。
終了時間になると問題が回収され、試験はすべて終了となりました。
世界遺産検定マイスター試験の難しさ
世界遺産検定1級は受験資格が2級保持者のみにも関わらず、合格率が約20パーセントと非常に難しい試験です。
その1級と比較して、マイスター試験のほうが難しいポイントもあります。
僕は1級&マイスターの両方を受験していますが、マイスター試験のほうが難しく感じたのは次の2点。
論述形式
まず試験方式ですが、1級まではマークシート形式です。
それに対してマスター試験はマークシート形式ではなく、すべて論述形式。つまり筆記試験です。
現代の仕事はほぼパソコンに依存しており、紙に長文を書くことはありません。
そのため読めるけど実際に書くときは「どう書けばいいんだっけ?」と思うことも多め。
また、書くこと自体も体力がいるので、長時間書いているとヘトヘトになります・・・
時間配分
書きなれていないと時間配分も難しいです。
今回は試験時間のうち30分ほどで問1&2の解答を完了、20分ほどで問3のプロットを作成。
あとは70分でプロットに肉付けしながら文章を書きあげるだけでしたが、これが意外と時間がかかりました。
結局、書き終わったのは試験終了ギリギリ。なんとか1,050文字書きました・・・
書く前はかなり余裕があると思っていたので、書く途中で軽く文章の見直しながら書き進めていました。
しかし最後のほうは全く余裕がなくなり、15分で200文字程度を大急ぎで書き上げる必要がありました・・・
まとめ
試験が終わった後で冷静になって考えると、問1&2で漢字の誤りがあったり的確な回答が解答ができていない箇所があります。
問1、2は満点を取る必要がなく6割あればOKとされていますが、かなりもったいない・・・
問3は予想を大きく外した割には「比較的書けたのでは?」と思っていますが、最後は読み返すことなく大急ぎで書き上げたのでつじつまが合っていない部分が無いか不安。
とりあえず合格発表までスッパリ忘れたいと思います。
追記 2023/8/2
無事合格しました!