このたび『世界で最も危険な空港』の2023年版が発表されました。
「日本の空港は関係ないかな~」と思っていましたが、なんとランクイン。それもワースト1でした・・・
今回は世界で最も危険な空港とされた日本の空港、および選定方法などについてお伝えします。
「世界で最も危険な空港」の選定方法
今回の「世界で最も危険な空港」ランキングは旅行情報サイト『The Boutique Adventurer』にて発表されました。
なお、ランキングは下記の要因によって決定されています。
・風のパターン
・滑走路の長さ
・地理的要因
・社会的要因
・政治的要因
etc…
「世界で最も危険な空港」ワースト29
それでは今回ランキングされた世界で最も危険な空港ワースト29を順に紹介します。
まずは29~21位。
28. シムラー空港(インド)
27. ティオマン島空港(マレーシア)
26. ドンムアン国際空港(タイ)
25. クールシュヴェル空港(フランス)
24. コンゴーニャス・サンパウロ空港 (ブラジル)
23. テルライド地域空港 (コロラド州、米国)
22. クリーブランド・ホプキンス・インターナショナル(クリーブランド、アメリカ)
21. アガッティ飛行場/空港 (インド)
20位の啓徳空港は現在は閉鎖されているものの、過去の重大事故について現在でも言及すべきとしてランクインしています。
続いて20位~11位。
19. アレハンドロ・ベラスコ・アステテ・クスコ国際空港(ペルー)
18. アスペン/ピトキン郡空港 (コロラド州、米国)
17. トンコンティン国際空港(ホンジュラス)
16. サンディエゴ国際空港(米国カリフォルニア州)
15. ジブラルタル国際空港(ジブラルタル)
14. ナルサルスアーク空港 (グリーンランド)
13. マデイラ空港(ポルトガル)
12. ギズボーン空港 (ニュージーランド)
11. サバ空港(オランダ領カリブ海)
やはり新興国、および地方空港が多くランクインしています。
そして10~4位。
9. スバールバル空港 (ノルウェー)
8. マクマード基地 (南極)
7. サントス・ドゥモン空港 (ブラジル)
6. パロ空港(ブータン)
5. ルクラ空港(ネパール)
4. プリンセス ジュリアナ国際空港 (セント マーチン)
なんと南極の空港もランクイン。地理的要因が大きそうです。
そして3~1位はこちら!
2. バーラ国際空港(スコットランド)
1. 関西国際空港(日本)
・・・なんと関西国際空港がワースト1でした。
関西国際空港が1位の理由
関西国際空港にキケンなイメージはありませんが、理由を調べてみると次のことが要因のようです。
・自然災害が発生すると影響が大きい(遅延が多い)
2018年には台風による洪水の影響で10日間閉鎖されたことがあります。
また、タンカーが空港島と対岸を結ぶ連絡橋に衝突して空港は閉鎖、数千人の旅行客と職員が一晩じゅう空港敷地内に閉じ込められたことがありました。
おそらくこのことが負の評価につながってしまったと思われます・・・
なお、同じく人工島に造られた中部国際空港(セントレア)はランク外。
台風による遅延はあるものの、関西国際空港のように長時間にわたって空港が閉鎖されたことはないので評価が分かれたと考えられます。
僕が利用したことがある空港は3カ所
今回ランキングされた空港のうち、僕が利用したのは下記の3カ所。
アレハンドロ・ベラスコ・アステテ・クスコ国際空港(ペルー)
関西国際空港(日本)
ペルーのクスコ国際空港は標高3,310メートルと、高度が非常に高い場所にあるのでその影響かな?と思いますが、3空港とも危険を感じたことはありませんでした。
まとめ
今回ランキングされた空港を利用する際は「大丈夫かな?」と心配になるかと思いますが、心配しすぎなくても大丈夫です。
台風や地震、その他めったにない特殊要因が大きく影響するので、そのことを気にしすぎて旅行できないのはもったいないです!