僕が考える2大神社は出雲大社と伊勢神宮。
伊勢神宮は住んでいる場所から近いこともあり、何度か訪れていますが出雲大社は遠いこともあって参拝できていませんでした・・・
しかし、2023年夏にようやく訪れることができました!
今回は出雲大社&周辺の見どころや参拝時の注意点などについてお伝えします。
※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください
基本情報
出雲大社は島根県出雲市にある神社で縁結びにご利益があることでも知られており、年間250万人もの参拝客が訪れています。
創建は8世紀初頭。
神話では大国主大神(おおくにぬし)が国造りされた日本の国土を天照大御神(あまてらす)に国譲りした時に、その功績をたたえて築かれたとされています。
創建当時の本殿は高さ96メートルと、かなりの高所に造られましたが造り変えられるたびに低くなっています。
平安時代の本殿は高さ48メートル。1744年に造営された現在の本殿は高さ24メートルとちょうど高さが半分ずつに・・・
大国主大神は各地の女神と結ばれた恋多き神様。このことから『縁結びの神』として知られるようになりました。
また、人の縁や幸せなど「目に見えないこと」を司るようになりました。
見どころ
それでは出雲大社の内部を、僕が訪れた場所を中心に紹介します。
まず出雲大社の境内はこんな感じ。想像していたよりこぢんまりしていました。
神門通りをまっすぐ進むと、まず勢溜の大鳥居(せいだまりのおおとりい)があります。
高さ8.8メートルの巨大な鳥居で、かなりの威圧感。
2018年10月に造り変えられたので意外と新しめです。
鳥居をくぐって進むと松の木が並ぶ参道が続きます。
しばらくすると右手に気になる像が。
これはムスビの御神像と呼ばれる、大国主大神が結びの神となる場面を再現したもののようです。
反対から見るとこんな感じ。ポーズをマネして写真を撮影している人もいました。
参道の突き当りにあるのが銅鳥居。
1666年に長州藩主の毛利綱広により寄進されたもので、国指定重要文化財にも指定されています。
そして鳥居をくぐると拝殿。ここで祈祷や奉納行事が行われます。
出雲大社と言えば“巨大なしめ縄”というイメージがありましたが、思ったよりも小さく感じました。
拝殿の裏に回ると御本殿がありますが、通常はこちらには入ることができません。
御本殿への門となるのが八足門(やつあしもん)。ご本殿に向かって参拝します。
他の神社ではあまり見ないのが、松の木におみくじを結びつける光景。
この木は「おみくじの木」と呼ばれ、なんと江戸時代から行われていたといわれています。
八足門をぐるりと周ると瑞垣越しに内部が見られます。
瑞垣を沿いにご本殿の真後ろまで進むと素鵞社(そがのやしろ)があります。
素鵞社はヤマタノオロチを退治したことで知られる素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀る社。境内でも特別なパワースポットとされています。
ここに稲佐の砂を奉納すると清められた御砂をいただくことができます
この素鵞社からまっすぐ進んだ場所が御本殿をもっとも間近で見られる場所です!
そして、出雲大社で最も有名な場所と言えるのが神楽殿(かぐらでん)。
拝殿を正面に見て左に曲がった場所にあります。
1981年に造営された神楽殿最大の見どころは超巨大な大しめ縄。
長さはなんと13.6メートルもあります。間近で見ると本当に大きいです・・・
拝殿のしめ縄を見て「思ったより小さいな・・・」と思いましたが、神楽殿のしめ縄は想像通りの大きさでした!
神楽殿もう一つの見どころが巨大な国旗。下記の画像では見切れていますが、なんとポールの高さは47メートル&国旗は畳75畳分のいう巨大さです。
ウサギがいっぱいいます
出雲大社内を散策していて気が付くのがウサギの像の多さ。なんと66匹もいるそうです。
かわいらしい像が多く、賛否がありそうですが僕は好きです。
たとえばこんな感じ。
こちらは勢溜の大鳥居から入って少し進んだ場所にあります。
出雲市は日本酒発祥と言われるだけあって、ウサギも杜氏(とうじ)っぽく酒を仕込んでいます。
社務所の南東に位置する『ご慈愛の御神像』と呼ばれる像は日本神話でも知られる「因幡の白兎」をモチーフにしています。
左側が大国主神、右側が白兎です。
そして本殿の裏手には本殿を見つめるように立つ2匹のウサギの像。
今回紹介した以外にもたくさん設置されているので、自分好みの像を探してはいかがでしょうか?
稲佐の浜の砂を奉納する
出雲大社を訪れる前に、すぐ近くにある稲佐の浜(いなさのはま)に訪れるのがオススメです。
稲佐の浜は八百万の神をお迎えする神事が行われる場所でもあり、鳥居が建てられた弁天島は神々しい美しさがあります。
稲佐の浜に来たら砂浜の砂をひとつかみビニール袋に入れてください。
この砂を出雲大社の素鵞社の縁の下にある箱に入れます。
そして同じ箱にある、すでに清められた御砂を持ち帰ります。
この御砂はお守りにしたり、庭に撒いて清めたりするのがオススメです!
行き方
出雲大社に行くには電車か車が便利。
電車の場合は一畑電車大社線で出雲大社駅まで行くのがオススメ。
出雲大社駅は神門通り沿いにあり、出雲大社までは歩いて2~3分と近いです。
車の場合は山陰自動車道の斐川ICで降り、あとは一般道を利用します。
出雲大社周辺に無料駐車場は多くありますが、駐車場に入るための渋滞で1キロ進むのに30分以上かかることも・・・
また、出雲大社からかなり離れた駐車場に停めないとならない場合もあります。
効率的に時間を使いたい or なるべく近くに停めたいなら有料駐車場の利用が便利です。
僕は神門通り交通広場駐車場を利用しました。
南側から入れば渋滞は無く、料金も1時間以内であれば300円、24時間以内であれば600円とそれほど高くありません。
また、近くの都市まで鉄道などの公共交通機関で訪れた場合はレンタカー利用が便利です。
観光についての注意点
参拝方法の違い
参拝する場合、二礼二拍手一礼が一般的ですが、出雲大社では二礼四拍手一礼です
定休日・営業時間について
年中無休です。
参拝時間は朝6時~夜19時ですが、警備の関係上16時半以降は素鵞社などがある北側のエリアには入れなくなります。
所要時間について
出雲大社はそれほど広くないので2時間あればひととおり見て回ります。
しかし祈祷を受けたり、神門通りを散策したい場合は半日をめどにしてください。
服装について
歩きやすいスニーカー履きがオススメです。
出雲大社内はそれほど広くありませんが、離れた駐車場にしか停められない場合や神門通りを散策する場合はかなり歩きます。
夏は日差しをさえぎる帽子も必須。
また、神聖な場所でもあるので露出の多い服装は避けましょう。
トイレについて
敷地内に数カ所設置されています。
売店・レストランについて
土産物の品ぞろえが良いのは神楽殿前の土産物店。ここに来れば出雲の土産はだいたい揃います。
また、ご縁横丁や神門通りには土産物店やカフェ、レストランも多いです。
そば屋も有名店が複数あるので参拝の前後にぴったりです。
ぜんざいやパフェも食べられます!
個人で訪れる or ツアーに参加する
出雲大社は駅からも近く個人でも訪れやすいですが、他の観光地と合わせて効率的にめぐりたいならツアー参加がオススメです。
世界遺産への登録
出雲大社は世界遺産には登録されていません。
観光のベストシーズン
春か秋がオススメです。
出雲大社境内では日差しをさえぎるものが少ないので、真夏は避けたほうが良いです。
もし訪れるなら水分補給をシッカリと行いましょう!
観光を計画
出雲大社を訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。
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