ブルーマウンテンズは、一面に広がる青々とした山並みと奇岩群が見どころのオーストラリア屈指の人気観光地です。
シドニーからも近く、日帰り旅行で訪れるにも最適!
今回はシドニーからブルーマウンテンズへ行く方法と、観光する際の注意点などについてお伝えします。
※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください
【追 記】
2018/07/26 所要時間について追記
基本情報
ブルーマウンテンズ国立公園(Blue Mountains National Park)は、オーストラリアのニューサウスウェールズ州にある国立公園です。
国立公園の歴史は1932年に、自然保護の運動家として知られるマイルス・ダンフィー(Miles Dunphy)が提案したのが始まり。その他の国立公園と合わせて1952年に開園しました。
公園の面積は約100万ヘクタール。
皇居の面積が約115ヘクタールなので、ざっと10,000倍ということに・・・
ブルーマウンテンズにはユーカリの木が生い茂っていますが、そのユーカリから揮発される油分が太陽光に反射することによって、青く輝くと言われています。
また、スリーシスターズと呼ばれる奇岩が有名です。
なお、勘違いしやすいですが、ブルーマウンテンではなく、ブルーマウンテンズです。
見どころ
最大の見どころは、ジャミソン渓谷とスリーシスターズと呼ばれる奇岩。
この両方を楽しめるエコーポイント(Echo Point)展望台は、かならず訪れてください!
アボリジニの神話ではスリーシスターズは、もともと3人の姉妹だったと言われています。
3人の姉妹を戦争から守るために、賢者により岩に変えられる → その賢者が戦争で亡くなったため人間に戻せずに現在に至る、ということらしいです。
ヒドすぎますね・・・
そのスリーシスターズはこちらです。
大きくなりすぎですね・・・
シーニックワールドが観光の拠点
ブルーマウンテンズ国立公園の観光の拠点は、シーニックワールド(Scenic World)。
シーニックワールドはインフォメーションセンターがあったり、チケット購入ができるほかレストランで食事をしたり、お土産の購入もできます。
シーニックワールドの詳しい情報は、公式ページをご覧ください。
ブルーマウンテンズ国立公園内を巡る方法
国立公園内を巡るには、次の4種類の方法があります。
- レイルウェイ
- ケーブルウェイ(ロープウェイ)
- スカイウェイ(ゴンドラ)
- ウォーキング
それぞれの方法について、詳しく紹介します。
レイルウェイ
シーニック・レイルウェイは、世界一の急勾配(最大52度)を走るトロッコ列車として有名です。
乗り込むときは普通ですが、下る時はスゴイ角度に・・・
なお、座席の勾配角度は、マイナス10度~プラス10度の間で調節できます。
通常の状態でもスゴい角度ですが、プラス10度にしたら、きっと垂直に落ちる感覚が味わえます。
乗車時間は約2分ですが、急勾配なのでとても長く感じます。
心なしか、戻ってきた人の顔がグッタリしていました・・・
ケーブルウェイ(ロープウェイ)
オーストラリア最大級の大きさのロープウェイです。
ジャミソン渓谷の下から頂上の間、約545メートルを結んでいます。
スカイウェイ(ゴンドラ)
ジャミソン渓谷の上空270メートルの地点を往復する、30人乗りのゴンドラです。
最大の特徴は、床に透明ガラスなこと。高所恐怖症の方は注意してください!
残念ながら、僕は時間の都合で乗ることができませんでした。
ウォーキング
乗り物利用するだけではなく、自分の足で国立公園内を巡ることもできます。
ウォーキングコースへ行くには、まずレイルウェイでジャミソン渓谷へ行きます。
そこからはウォーキングコースありますが、体力に応じてさまざまなコースが用意されているので、体力に自信がない人でも楽しむことができます。
ただ歩くだけではなく、もともと炭鉱だったブルーマウンテンズ周辺の歴史を学ぶことができる展示物が置かれています。
行き方
ブルーマウンテンズがあるのは、オーストラリアのシドニーから西へ81キロメートルの位置。
オーストラリアでも有数の観光地だけあって、シドニーから専用の路線・ブルーマウンテンズ線(Blue Mountains Line)が敷かれています。
乗り場所はシドニーのセントラル駅(Central)。
セントラル駅から、ブルーマウンテンズ国立公園の最寄り駅のカトゥーンバ駅(Katoomba)まで乗り換えなしで行くことができます。
カトゥーンバが終電ではないので、乗り過ごさないように途中下車してください
カトゥーンバ駅からブルーマウンテンズ国立公園への移動は、エクスプローラバス利用が便利。
エクスプローラーバスの乗り場は、カトゥーンバ駅を出てすぐ左手にあります。
なお、僕は「地図で見ると近いから歩こう!」と考え、徒歩で行きました。
・・・これが大失敗でした。
僕が訪れた当時はスマホが無く、頼りはガイドブックの地図のみなので少し迷いました。
また、真夏にも関わらず日陰が無いアップダウンの激しい道。
休憩しながら向かったため、結局到着したのは出発から40分以上かかりました。
さらに「帰りは絶対バスで帰ろう!」と思っていましたが、バス乗り場がなかなか見つからず、結局帰りも歩いてカトゥーンバ駅まで帰ることに・・・
観光についての注意点
全般
夏(12~2月ごろ)はめちゃくちゃハエが多いです。
定休日・営業時間について
ブルーマウンテンズ国立公園、シーニックワールドとも定休日はありません。
営業時間は朝9:00~夕方17:00まで営業しています。
所要時間について
シーニックワールド到着後、約2時間あればひと通り楽しめます。
服装について
ブルーマウンテンズ国立公園内は歩き回ることになるので、歩きやすいスニーカーがオススメです。
また、歩き回ると体がポカポカしてくるので、冬(6~8月)は脱ぎやすい上着を着ると体温調節しやすいです。
トイレについて
シーニックワールドをはじめ、公園内に何カ所か設置されています。
売店・レストランについて
シーニックワールドでは、さまざまなお土産が売られています。
ぬいぐるみをはじめ、ユーカリを使った食料品も。
シーニックワールドに簡素なレストランがあります。が、可能ならカトゥーンバ市街地で食べた方が満足度は高いです。
現地ツアーへの参加がオススメ
シドニーから日帰りでブルーマウンテンズを訪れるなら、現地ツアーへの参加がオススメです。
シドニーからブルーマウンテンズに行く場合、何度か乗り換えを行う必要があります。
ただし、日本と比べて時間が正確ではありません。
僕が訪れた時も来るはずの時間にバスが来ず、結局片道40分の距離を歩くことに・・・
現地ツアーによってはシドニーのホテルから送迎してくれるので圧倒的に楽です!
オーストラリア旅行をオーダーメイドしてみる
ブルーマウンテンズをはじめ、オーストラリア各地の見どころを効率よく巡る方法を考えるのは大変・・・
しかしツアー旅行は好きな場所に行けないし、行きたくもないお土産店に立ち寄ったりするので避けたいですよね。
そんな時は『オーダーメイド旅行』がおすすめです!
たとえば『タウンライフ旅さがし』なら無料で見積もってもらえます。
観光についての不明点を事前に相談をしたり、現地に着いてから困りごとがあっても、サポートデスクが設置されているので難なく解決できますよ。
観光に便利なアイテム
海外旅行での問題はやっぱり言葉。英語といえど、カンペキに理解するのは難しいですよね・・・
あなたが英語を話せなくても、翻訳できるアイテムがあれば安心。
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世界遺産への登録
2000年に『グレーター・ブルー・マウンテンズ地域』の構成資産のひとつとして、世界遺産(自然遺産)に登録されました。
観光のベストシーズン
春から秋(9~4月)あたりがオススメです。
ただし、ブルーマウンテンは山岳地帯ながら標高は1,000メートル程度。
このため、冬(5~8月)であっても平均気温は15℃前後なので、服装に気を付ければ大丈夫です。
観光に必要な日数
シドニーへの往復に1.5日、日帰りでブルーマウンテンズに行くとして合計丸2日かかります。
ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低2泊3日必要です。
観光を計画
ブルーマウンテンズを訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。
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