沖縄本島南部は沖縄の中でもとくに聖地が集中するパワースポットです。
とくに世界遺産にも登録されている斎場御嶽は聖地中の聖地。僕も沖縄滞在中におとずれましたが、身が清められた感じがしました。
今回は斎場御嶽の見どころや観光する時の注意点などについてお伝えします。
※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください
基本情報
斎場御嶽(せいふぁうたき)は沖縄県南城市にある御嶽(聖地のこと)で、琉球の祖神のアマミキヨが造った七つの御嶽の内で最も格式が高い場所と言われています。
琉球王国が栄えた15~16世紀ごろ(尚真王時代)には祭祀が行われていました。
なお『斎場御嶽』という名前には「最高の御嶽」があり、国家の最高神職である聞得大君(きこえおおきみ)により管理されていました。
見どころ
斎場御嶽の中に入って進むと、久高島遥拝所があります。
ここは島全体が聖地である久高島を遠くから参拝する場所。天気の良い日には美しい海と久高島が一望できます!
先に進むと大庫理(うふぐーい)という大きな岩の前に石が敷き詰められた場所があります。
ここでは代々、聞得大君の就任儀式が行われました。
斎場御嶽内は鬱蒼と緑が生い茂り、『聖地』という雰囲気に満ちています。
寄満(ゆいんち)は豊穣を祈願した場所。以前は馬のかたちをした石があったといわれています。
なお、ここには四角い石(香炉)が置かれていますが、聖なるものなので座らないように注意してください。
最奥部近くにはポツンと壺が2つ置かれています。
この壺はシキヨダユルアマガヌビー・アマダユルアシカヌビーの壺と呼ばれるもので、2本の鍾乳石から滴りおちる聖なる水を受け止めるために置かれています。
最奥部にあるのが三庫理(さんぐーい)。
2枚の巨岩が支えあうように重なっており、門のようになっています。
その門をくぐって奥に進むと15個の香炉が置かれています。
ここはチョウノハナと呼ばれており、神が降臨するといわれている場所。まさに聖地です!
行き方
クルマで訪れる場合は那覇空港自動車道の南風原北ICで降り、あとは一般道を使って移動します。
観光についての注意点
斎場御嶽のチケット売り場
斎場御嶽の入場チケットは少し離れた南城市地域物産館で購入する必要があります。
南城市地域物産館から斎場御嶽までは歩いて約8分かかります。
車いす・ベビーカーの入場不可
斎場御嶽内は石畳が多く、段差や傾斜路も多いため車いすやベビーカーの入場は不可です。
定休日・営業時間について
休場日は毎年2回(旧暦5月1~3日、旧暦10月1~3日)。旧暦なので年によって異なります。
営業時間は下記のとおり。
11~2月: 9:00~17:30(入場は17:00まで)
所要時間について
ひととおり見て回るには約1時間かかります。また、チケットオフィスからの移動も考えると1.5時間ぐらい見ておいたほうが良いです。
服装について
地面は石畳が多いですが、ごつごつしており歩きづらい部分も多い印象。
特に雨が降ったあとは滑りやすくなるので、スニーカーなどの歩きやすい靴がオススメです。
売店・レストランについて
斎場御嶽内部に売店・レストランはありませんが、入場チケットが売られている南城市地域物産館内に売店および軽食ができる場所があります。
また、斎場御嶽までの道のりの間に数件のレストランがあります。
トイレについて
斎場御嶽は入場口に位置する「緑の館・セーファ」内、および手前のベンチ&自動販売機が設置されている所にトイレがあります。
斎場御嶽内部にはないので注意してください。
個人で訪れる or 現地ツアーに参加する
レンタカーがあれば個人でも訪れやすいです。
しかしクルマを運転できなかったり、ほかの観光地も含めて観光したいなら現地ツアーがオススメです。
世界遺産への登録
「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産のひとつとして、2000年に世界遺産(文化遺産)に登録されました。
観光のベストシーズン
秋~春(10~5月)がオススメです。
斎場御嶽内部は緑豊かな場所なので日差しをさえぎってくれますが、チケットオフィスからの移動時は炎天下を歩かないといけないので、かなり暑いです。
また、台風の後など、雨が降った後は石畳が滑りやすくなります。
観光に必要な日数
那覇への往復に丸1日、日帰りで斎場御嶽に行くとして合計1.5日かかります。
ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低1泊2日必要です。
観光を計画
斎場御嶽を訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。
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