僕がスペインや周辺の国に行ったとき、レストランで注文することが多いのがフレーバードワインの「サングリア」です。
日本では扱っている店も少なめなので、海外旅行では見かけたら注文しています。
サングリアはワインとフルーツの組み合わせなので自宅で簡単に作れそうですが、意外な落とし穴も・・・
今回はサングリアを飲める場所や、自宅で作る場合の注意点などについてお伝えします。
サングリアとは
サングリア(sangria)とは、スペインやポルトガル、および両国の植民地だった国で飲まれているフレーバードワインの一種です。
赤ワインにカットしたフルーツを入れることが多いですが、白ワインを用いることも。
その場合はサングリア ブランカと呼びます。
なお、サングリアという名前はスペイン語で「血」を意味する『sangre(サングレ)』に由来しています。
サングリアを飲める場所
スペインやポルトガルでは、だいたいのレストランで飲むことができます。
レストランによってはグラス一杯ずつではなく、3~5杯分ぐらいの量が入った容器単位でしか注文できない場合もあるので注意が必要。
なお、ポルトガルの植民地でもあったマカオを訪れたことがありますが、そのレストランでも提供されていました。
日本国内の場合はスペイン・ポルトガル料理メインのレストランであれば提供している可能性は高いです。
サングリアの作り方
サングリアの材料は以下のとおり。わかりやすいように、赤ワインボトル1本あたりの材料です。
・フルーツ(量は好みで。だいたい赤ワインの1/3~1/2ぐらい)
・砂糖(大さじ1~2杯)
・シナモン(スティック2本)
これでだいたい4~5人前です。
赤ワインは高いものでなくてもOK。スーパーマーケットで買えるような安いワインでも大丈夫です。
フルーツはリンゴやバナナ、オレンジ、キウイ、パイナップルなど。好みのフルーツを入れましょう!
また、シナモンではなくミントやオレンジピール、レモングラスなども合います。
作る手順はとてもカンタン。
フルーツを好みの大きさに切り、あとは赤ワインと砂糖、シナモンなどのスパイス類とまぜるだけです!
自宅で作ると違法になる場合も
サングリアを自宅で作るばあい、酒類製造免許を持っていないと酒税法にひっかかって違法とみなされることがあります。
大きな違法ポイントは次の2点。
・アルコール度数が20度以下のワインを使用
両方満たすと違法となるので、アルコール度数20度以上のワインを使うか、飲む直前にワインとフルーツを混ぜれば大丈夫とされています。
レストランで飲むかネットショップでの購入がオススメ
自宅で作る場合は違法となるリスクがあるので、心配ならレストランで飲むかネットショップでの購入がオススメ。
楽天市場やAmazonなどでもさまざまな商品が売られているので、自分好みの商品も見つけやすいです!
まとめ
サングリアはさわやかな香りと味で夏にピッタリな飲み物。食事中やデザートと一緒になど、飲むタイミングも選びません。
冬であればサングリアを温めてホットワインのように飲むのもオススメです!