僕は中華圏の国を訪れたら、必ず点心を食べます。
安価で種類も多く、味も日本人好みのあっさり味で、旅行で疲れた体にもピッタリ!
今回は点心の種類や、本場の有名店などについてお伝えします。
点心とは
点心(點心:dim sum)といえば小籠包を想像する方が多いかもしれませんが、それだけではありません。
点心は正式には中華料理の軽食の総称であり、主菜とスープを除いたすべての料理を指します。
点心は味によって甘みのあるものを甜点心(ティエン ティエン シン)、甘くない鹹点心(シエン ティエン シン)の2つに大別されます。
日本には鎌倉から室町時代(12~16世紀ごろ)にかけて、現在の中国に留学した僧侶により伝えられたと言われています。
飲茶との違い
点心と混同しがちなものに飲茶(やむちゃ)があります。「同じ意味じゃないの?」と思っている方もいるかもしれませんが大きな違いがあります。
飲茶とは食事スタイルを指す言葉で、『中国茶を飲みながら点心を食べる』ことを指しています。
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点心の種類
点心には小籠包や焼売(シュウマイ)の他にも、さまざまな種類があります。
今回は甜点心と鹹点心に分けて、日本でもなじみのあるものを中心に紹介します!
甜点心(甘みのある点心)
・ごま団子
・杏仁豆腐
・豆沙包子(あんまん)
・月餅
・マンゴープリン
・愛玉子(ゼリー)
・エッグタルト
鹹点心(甘くない点心)
・餃子
・シュウマイ
・小籠包
・春巻
・腸粉
・油条(揚げパン)
・粥
・ラーメン
・チャーハン
これだけでもごく一部です。
これも点心!?というものもあったのでは?
またチマキのように、具材により甜点心と鹹点心のどちらにも分類されるものもあります。
点心はどこで食べられる?
中国や香港、台湾などの中華圏の国であれば、街中に点心を提供している店があります。
僕のお気に入りは、上海であれば南翔饅頭店、台北であれば杭州小籠湯包。
詳しくはコチラをご覧ください。
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![](https://japanalltraveler.com/wp-content/uploads/eyecatch-experience-taipei-restaurant-160x90.jpg)
台北には他にも鼎泰豊や明月湯包など、有名店がいっぱいなので好みに応じて選びましょう!
有名店で食べる場合、かなりの待ち時間を覚悟する必要があります。
店によっては1時間以上待たなければならないことも・・・
そんな場合でも事前に予約していればスムーズに入店できます!
日本でも食べられます
日本でも点心を提供している店は多くあり、気軽に食べることができます。
また都市によっては鼎泰豊のような本場の超有名店も支店展開されており、本場の味を楽しむことができます!
近年は冷凍食品の餃子や小籠包のレベルもあがっており、店に行かずともカンタンに食べられるのがうれしいですね。
ネットショップでも購入できます
小籠包や餃子をはじめとした点心はスーパーマーケットでも売られています。
しかし、楽天市場やAmazonのようなネットショップなら膨大な数の商品から選ぶことができます!
本場の点心も気軽に楽しめるので、ぜひお取り寄せしてみましょう。
まとめ
点心は値段も安く、気軽に楽しむことができます。
小籠包や餃子以外にも、いろいろ食べてみましょう!