中国・上海は気候に恵まれているため食材が豊富で、料理の種類も多彩。
いろいろな料理がありますが、やっぱり小籠包がオススメです!
今回は僕が上海に行くたびに訪れる、南翔饅頭店についてお伝えします。
※現在の料金や閉店、移転については公式サイト等で最新情報をご確認ください
南翔饅頭店とは
南翔饅頭店(なんしょう まんじゅうてん)は中国・上海に本店を置く、小籠包などの上海料理を提供するレストランです。
創業から100年以上たっていますが、創業当時から変わらず有機栽培の野菜を中心に、うま味調味料はいっさい用いず、鶏の皮から作られたゼラチンを使用しています。
現在は中国国内のみならず、日本をはじめとした海外にも支店を多く出しています。
上海にある店舗
本店(豫園内部)
南翔饅頭店は世界中に支店がありますが、本店は上海最大の観光地・豫園(よえん)内部にあります。
建物は3階建てで1階がテイクアウト、2階がセルフサービス形式のレストラン、3階が観光客向けと思われる少し高めのレストランです。
このうち、僕は1階のテイクアウトを利用したので紹介します。
僕が訪れたのは夜18:00ごろ。テイクアウトコーナーには、すでに数10メートルの行列ができています。
しかし実際に調理しているところを見ることができるので、待ち時間も苦になりません。
しばらく待って、ようやく自分の番になりました!
注文したのは豚肉入り小籠包。16個セットです。料金は8元(日本円で130円ぐらい)と信じられないぐらい安かったです!
見た目はこちら。それほど食欲をそそる見た目ではありません・・・
しかし実際に食べると、口の中に肉汁がジュワ~と広がり、うま味が口の中に広がります!
ひとくちサイズで食べやすいこともあり、いくつでも食べられそう。
食べる前は食欲がイマイチだったので食べきれるか不安でしたが、まったくの杞憂。
あっという間に完食しました。
1階のテイクアウトと比べると2・3階の小籠包は少し高めですが、ゆっくり食べられるのでオススメです。
店舗情報 公式サイト
住所 :上海黄浦区豫园路85号
定休日 :なし
営業時間:朝7:00 ~ 夜21:00
クチコミ:トリップアドバイザー
呉江路店(南京西路駅近く)
僕が海外旅行に行くとき上海経由となる場合も多いですが、乗り継ぎ時間が長い時は空港の外まで食べに行きます。
なかでも南翔饅頭店の呉江路店には、何度も訪れています。
呉江路店があるのは地下鉄2、12、13号線の南京西路駅(南京西路站)近くのビル2階。
上海浦東国際空港とは地下鉄2号線でつながっており(片道1時間弱)、雨でも傘を差さずに来れるので利便性が高いです。
店舗入り口はこちら。
店内も広く、観光客はそれほど来ないエリアなので現地人の割合が多そうです。
また、夕食時間帯でも待たされることなく入店できました。
呉江路店はメニューがとても豊富ですが、写真付きのメニューが用意されているので心配ありません。
また、小籠包だけではなく麺類やチャーハンなどもありました。
注文は専用の用紙に個数を書きます。
南翔饅頭店の名物とも言える料理が蟹味噌灌湯包。
せいろギリギリに収まる巨大さで、ストローを使って肉汁を吸い出します。
ストローには「少しずつ吸え」と書かれています。さっそく飲んでみましたが、熱々です!
一気に吸い込むとヤケド間違いなし。
スープを飲んだ後は、皮を破いて中身のカニみそを食べます。
湯包は皮は食べずにスープと具材のみ食べるらしいのですが、その時は知らずに皮も完食。
冷めきっていておいしくなかったので、皮は残すことをオススメします・・・
そのほか、いろいろな小籠包やスープ類(酸辣湯や貝柱入りスープ)、チャーハンやクラゲなど食べましたが、どれもおいしかったです!
おなかいっぱい食べても2人で2,500円ぐらい。値段的にも気軽に楽しめるのがウレシイです。
店舗情報 公式サイト
住所 :上海市呉江路269号2階(経典茂名ビル)
定休日 :なし
営業時間:朝10:00 ~ 夜22:00
クチコミ:トリップアドバイザー
まとめ
南翔饅頭店は日本国内にもありますが、食べ比べるとやっぱり上海の方がオイシイと言われています。
材料は同じでも、やっぱり職人の腕が重要です。
上海を訪れたら、ぜひ訪れましょう!