旅人の最終目的地とも言われるインド。
僕も2006年に訪れましたが、最初から最後まで下痢との戦いでした。
インド以外の国では、胃腸の調子が悪くなっても正露丸を飲めばすぐに治りましたが、インドではぜんぜん効き目なし。本当に手ごわいです・・・
今回は下痢となった原因と、治すために行ったことを紹介します!
※以後、少し汚い表現がありますのでご注意ください。
下痢になった原因
インドに到着翌日、タージマハルを見るためにアグラヘ行きました。
タージマハル観光を終え、アグラ市内の食堂でカレーとラッシーと注文。味は非常においしくて大満足でしたが、少しおなかの調子が悪くなりそうな雰囲気・・・
アグラ観光は日帰りの予定。
夕方ごろ列車に乗って夜にはニューデリーに戻るはずでしたが、列車の到着が5時間遅れ、結局ニューデリーに着いたのは午前2時でした。
翌日、目覚めてしばらくは体調に異変はありませんでしたが、だんだんと下痢がひどくなり、夜にはかなりひどい状態になりました。
それはまるで滝。
すべて出し切るまで、トイレから出ることができませんでした・・・
下痢になった原因は、昼食に食べたカレーの食器?に下痢を引き起こす細菌が付着していたことと、列車遅延による疲れが合わさって引き起こされたと思われます。
インドの下痢
昔から「インドの下痢は正露丸では治らない」と言われています。
インドなど、衛生状態が良くない国では細菌性の下痢でにかかるケースが多いです。
細菌性の下痢、かつ症状がひどい場合は抗生物質を使わないと治りません。
下痢になった後の経過
なんとか治そうと頑張る
持っていた正露丸を飲んでも、やっぱり下痢は治らず。
食事を食べるとすぐに腹痛となるため、ほとんど食べることができませんでした。いったん胃の中を空っぽにするために水を数リットル飲んでみたけれど、下痢はまったく止まらず。
すべて出し切ったと思っても、水分と粘膜の固まりが排出され続けます。
また、水を飲み続けるのも体に負担がかかるので、ポカリスエットの粉末に水に溶かして飲み続けます。相変わらず下痢続きですが、体に必要な水分は補給されるので楽になりました。
食事は1日1食程度。
日本食などの消化が良く、香辛料が使われていない食べ物のみ食べましたが、インド滞在中に下痢が治ることはありませんでした。
帰国後
日本に帰国後、1週間たっても下痢が完治しませんでした。
このままでは仕事にも支障が出てしまうので病院へ。
診察の結果、やっぱり細菌性の下痢でした。
抗生物質を処方してもらい、しばらく飲んだら下痢がピタリと治りました。日本の医薬品は本当に優秀です。
インド旅行を計画
インドでホテルに宿泊するなら、日本料理レストランが入っているホテルがオススメです!
もし下痢になっても、遠くまで移動しなくても食べ慣れた食事があるのは本当に助かります。
》》ホテルを予約
また、タージマハルに行きたいけれど移動に不安がある場合は、現地ツアーやパッケージツアーを利用すると楽ですよ。
今回の教訓
今回の下痢で得た教訓は2つ。
1.不衛生な国では食事前に除菌シートで手をキレイにする
手で壁や手すりを触った状態で、そのまま食事をしました。
インドなどの衛生状態があまり良くない国では、食事前に手をキレイにする必要があります。水道の水も不衛生な場合があるので、除菌タイプのウェットティッシュが必須です。
2.海外旅行保険に必ず加入する
インドを訪れた時はクレジットカードも持っておらず、また海外旅行保険に加入していませんでした。
保険に加入していないと、治療費として膨大な金額が必要です。
ただの下痢なら心配ありませんが、重大な病気の場合は命に関わりますので、気軽に病院に行けるように海外旅行保険に加入しましょう。
また、本来なら海外で薬を購入しない方が望ましいです。
しかし、どうしても下痢を治したいのであれば、インドの薬局で売っているNorflox-TZがとても良く効くと言われています。