イザという時に!海外旅行に持っていきたい医薬品



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海外旅行中は活動的に歩き回ることが多いため、疲れがたまりやすいです。また、食事も日本料理と比較すると脂っぽいことが多いので、胃腸を中心に体調が悪くなりがち。

海外旅行中に体調不良となった場合は、日本で日常使っている医薬品を使用するようにしましょう。

今回は海外で購入した医薬品を使わない方がよい理由と、おすすめの医薬品を紹介します!

海外で医薬品を購入しない方が良い理由

現地で薬を購入する場合の最大の問題点は、薬の内容や用法が全て現地語で書かれているため、内容の全てを把握することが難しいこと。

薬を購入しなければいけないほどの体調不良の中、薬局を探し、現地語で書かれた説明を見て目的の薬を探すのは想像したくないぐらい大変です。

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購入できたとしても、用法(食後に〇錠飲むなど)が理解できなければ誤った用法で飲んだことにより、余計に体調を崩してしまいます。

また、用法通り飲んでも海外の薬は成分が強めなので、日本人の体には合わない場合があります。

薬

 

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海外旅行に持っていくべき医薬品

海外旅行に行く際は最低限、次の薬を持っていきましょう。日本で常用する場合と選ぶポイントが異なるので、あわせて説明します。

胃腸薬

海外、特に新興国は衛生状態が良くない場合が多いため、水を飲んだり生ものを食べることにより、おなかを壊しやすくなります。

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そのような場合は胃腸薬を飲むことにより、症状の改善が期待できますが胃腸薬にはそれぞれ専門分野があり、症状に適したものを飲む必要があります。

海外旅行時に適しているのは、次の2点に対応している薬です。

  • 飲みすぎ、食べ過ぎで過剰になっている胃酸の分泌をおさえる or 中和 
  • 食べすぎによって胃もたれしている場合に消化を助ける

上記2点に対応している薬を紹介します。

  おすすめの薬  
1.ガスター10 S錠
胃酸は胃の中のヒスタミン受容体に、ヒスタミンが結合することで分泌されます。

このヒスタミン受容体にヒスタミンの代わりとして結合することにより胃酸の分泌をおさえます。

この仕組みをH2ブロックといいます

 

ガスター10はH2ブロックタイプの胃腸薬であり、即効性もあり水なしでも飲めるタイプであるため、旅行に適しています。

2.サクロンS
過剰に分泌している胃酸を、薬によって直接中和するタイプの胃腸薬です。

サクロンSは古くから使われている薬ということもあり、安全性が高いことが特徴であり、また1回1包ずつ小分けされており携帯性が高いので旅行に適しています。

3.第一三共胃腸薬プラス細粒
消化を助ける作用のある消化酵素が含まれているタイプの胃腸薬です。

第一三共胃腸薬プラス細粒は便秘や下痢といった症状にも効果が期待でき、1回1包と小分けされており携帯性が高いので旅行に適しています。

頭痛薬

海外旅行では時差ボケだったり、慣れない環境に対するストレスや疲れなどによって、頭痛が発生しやすくなります。

頭痛には主に緊張型頭痛片頭痛の2種類がありますが、海外旅行では寝不足や疲労が原因となる片頭痛が発生しやすいため、それに対応した薬を選びましょう。

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  おすすめの薬  
1.EVEクイック
片頭痛は脳の血管が拡張されるのに伴って三叉神経が圧迫されることにより血中にセロトニンが放出され、その影響で痛み物質が生成されます。

EVEは拡張している血管を収縮する働きがあるのでオススメできます。EVEクイックは素早く効く製法なので特に旅行には向いています。

風邪薬

海外に行くためにはほとんどの場合、飛行機に乗る必要があります。

飛行機内は乾燥していて冷える事も多く、また密室状態となるため風邪菌がまん延しやすくなり、結果として風邪を引いてしまいがち。

また、季節が反対の地域に行ったり、いつもより活動的に動くことによる疲れも風邪を引いてしまう一因となっています。

風邪にはウィルス性細菌性の2種類ありますが、90%以上ウィルス性です。

また、症状は熱・鼻水・のどの痛み・せきと多岐に渡っているので、すべての症状にある程度効果のある薬を選ぶと良いです。

  おすすめの薬  
1.ルルアタックEX
薬によっては、喉の痛みに強いがせき止め作用は弱いという弱点がありますが、この薬の最大の特長は症状に応じた得意・不得意が少ないことです。

症状ごとの効き具合の最大値では他のかぜ薬が上回ることがありますが、旅行に何種類も薬を持っていくことは現実的に難しいため、どの症状でも効果的に作用するルルアタックEXがもっとも旅行に向いています。

酔い止め

日ごろ酔い止めを飲んでいない方でも、海外旅行に行く時は持っていきましょう。

特に飛行機は気流の影響でかなり揺れる場合があり、また食事中はさまざまなニオイがこもってしまい、酔いやすい状態です。

また、新興国など路面が舗装されていない道も多く、古めの車が多いことも相まってかなり揺れるので酔いやすくなります。

酔いやすい人の場合、特に事前に飲んでおくことにより、薬を飲んだという安心感から酔いにくくなります。

  おすすめの薬  
1.センパア トラベル1
平衡感覚や自律神経の乱れを調整することにより、車酔い予防や酔いを緩和する効果があります。

薬を飲むタイミングとして出発の少し前という場合が多いですが、問題は、空港内だと水を持っていないこともあるので飲みずらいです。

トラベル1は水なしで服用することが可能であり、1日1錠で大丈夫なので旅行に向いています。

下痢止め

海外旅行中は慣れない食事、不衛生な環境、過度な疲れによって下痢になりがち。

下痢になった場合、対処方法の1つとして下痢止めがありますが、なるべく飲まない方が望ましいです。

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本来、下痢となった場合は水分を摂取しながら胃の中を空にすることを心がけ、その後水分の多いフルーツスポーツドリンを飲んで治すのが最善です。

しかし、旅行中はタイトなスケジュールとなることが多く、ずっとトイレに入ったままという訳にはいきません。どうしても移動する必要がある、という場合に限り下痢止めを飲むようにしましょう。

  おすすめの薬  
1.ストッパ
下痢は副交感神経が活発になった結果、腸が異常収縮することによって引き起こされます。ストッパはこの作用を引き起こすアセチルコリンをブロックすることにより、下痢を抑止します。

特にストッパは効きが早く、水なしでの服用が可能であるため旅行に向いています。

目薬

海外旅行中は想像以上に目を酷使します。

日本では歩いている時にボーっとしながら歩いていても、海外旅行では珍しいものが多いため、あたりをキョロキョロしながら歩いていると思います。

このため目が疲れやすくなり、かすみ目にもつながって、せっかくの風景が見えなくなることも。そんな場合に目薬をさすと目がスッキリします。

また、飛行機内では空気が乾燥しやすいため、保湿効果の高い目薬がおすすめです。

  おすすめの薬  
1.新ロートドライエイドEX
通常の目薬と比較すると、約60倍の粘度があるので蒸発しずらく、目の潤いを長く保ってくれます。

新ロートドライエイドEXは防腐剤が入っておらず成分も涙と近いため、とても安全度が高いので、旅行にもオススメです。

 

病院で薬を処方してもらう際の注意点

すでに別の病院でもらった薬を飲んでいる状態で、また新たな病院にかかる場合は注意が必要です。

新たな病院では現在飲んでいる薬を伝えて、一緒に飲んでも悪影響が出ない成分の薬を処方してくれるように伝えてください。

また、薬を飲んでいる期間中に海外に行く場合は念のため処方箋(できれば英語)を発行してもらい、それを旅行に持っていくようにしてください。

特に大量の薬の場合、不法薬物と勘違いされ怪しまれるケースが100%ないとは言い切れないので、処方箋を出せるよう携行しておきましょう。

無実の証明は可能かもしれませんが、長時間拘束された結果、観光時間が減るのでもったいないです。

 

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まとめ

薬は使わないのが一番良いですが、イザという時のために持っていると安心です。

お守り代わりとして、上記に挙げた薬を持っていきましょう!

 

 

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