直行便が無い場合や長距離路線の場合、1~2回の乗り継ぎが発生します。
乗り継ぎ待ち(トランジットやトランスファー)の時間はどうやって過ごしていますか?
今回は乗り継ぎ待ち時間の過ごし方や、空港の外へ出るかどうかの判断基準についてお伝えします。
待ち時間による過ごし方の目安
空港の外に出るか、それともずっと空港内で過ごすかの分かれ目は4時間です。
空港から市内への所要時間は都市によって異なりますが、都市に関わらず次の時間が必要。
- 現地空港に着陸~出国手続き完了まで :約1時間
- 空港に戻った後、再入国手続き~飛行機出発まで:約1時間30分
合わせて2時間30分かかります。この時間に
- 空港と市内の往復時間
- 市内での観光時間
を含めると、最低でも4時間は必要です。
空港内で過ごす
乗り継ぎ待ち時間が4時間以下の場合は、空港内で過ごすのがオススメです。
過ごし方は人それぞれですが、僕はショップを周ったり、カフェでゆっくりすることが多いです。
また、空港内ではイベントが行われていたり、現地の伝統を感じさせる展示物が飾られているので、それらを見るのも楽しいです。
飛行機に長い時間乗って疲れているならマッサージを受けたり軽い体操をして、体をリフレッシュして次のフライトに備えましょう!
また、空港ラウンジで過ごすのもオススメ。
ラウンジでは無料で食事や飲み物が提供され、電子機器(スマホ・カメラ)の充電も可能。ラウンジによってはシャワーを浴びることもできます。
ラウンジの利用資格や出来ることは、こちらをご覧ください。
空港を出て観光する
乗り継ぎ待ち(トランジット)の時間が4時間以上あれば、入国手続きを行って空港の外へ出ることを検討してもOKです。
出るかどうかの判断基準となるのは、空港から市内への移動時間。
市内移動までに時間がかかる(片道1時間以上)のであれば、そのまま空港内に滞在します。
もし市内中心部に1時間以上滞在できる余裕があれば、空港の外に出ましょう!
1回分の旅行代で2カ国楽しめるので、とってもオトクです。
市内中心部に移動したら観光名所を訪れたり、名物料理を食べるなど好きなことを楽しみます。
僕は上海浦東国際空港でよくトランジットしますが、乗り継ぎ時間が5時間以上あれば市内中心部まで移動し、小籠包を食べることが多いです。
また、空港によってはトランジットツアー(Transit Tour)が用意されています。
トランジットツアーは乗り換えの人に向けて、空港や民間会社が提供するツアー。
決められた時間で、空港周辺の見どころを巡ります。
また、事前にオプショナルツアーに申し込むことも可能です。
空港周辺で宿泊する
乗り継ぎ待ち時間が長く、日をまたぐ場合はホテルに宿泊する必要があります。
乗り継ぎ地からの出発が午後であれば、市内中心部のホテルでも問題ありません。
しかし、出発が朝~午前中なら空港直結 or 空港近くのホテルがオススメ。
空港近くのホテルなら、空港 ⇔ ホテル間の無料送迎サービスが付いている場合が多いです。
また、日をまたいで泊まるだけではなく、ホテルによってはデイユース(Day Use)という昼間のみ利用できるプランもあります。
プランはホテルによってさまざまなので、気になるホテルがあったら確認してみましょう!
日本の成田空港にも、ナインアワーズ(カプセルホテル)でデイユースが可能です。
シャワーを浴びたり、仮眠して乗り継ぎの疲れをサッパリできます。
まとめ
乗り継ぎの時間は観光や食事など、いろいろな過ごし方があります。
待ち時間や空港から市内中心部への距離、疲れ具合などから、どのように過ごすかを決めましょう!