海外旅行で日本円がそのまま使うことができれば楽ですが、ほとんどの国では使用できません。ツアー旅行であっても、個人旅行でも現地通貨を使用する必要があります。
現地通貨を手に入れる手段はさまざま。
今回は両替所での両替や、ATMでのキャッシングで現地通貨を取得する方法、および注意点を紹介します!
追記
2018/01/09 カードによるキャッシングで調達に追記&写真追加
両替所での調達
現地通貨を取得する一般的な方法は、両替所で日本円→現地通貨への両替。
両替所は空港やホテル、街中にあります。
しかし、空港とホテルは交換レートが良くないので高額を両替しないほうが良いです。
現地到着後、空港で変更する場合は最低限の金額にしておきましょう。
最も交換レートが良いのは、街中にある両替所。
繁華街を中心に『EXCHANGE』や『MONEY CHANGER』と書かれた看板を出している両替所がほとんどです。
店頭には各国通貨ごとの交換レートが書かれた掲示板があるので、日本円から現地通貨に両替する場合は日本円のBuy欄を確認してください。
チップがある国では1ドル程度の小額紙幣を使用するケースが多くなるので、両替時に多めに混ぜてもらいましょう。両替時に「Small Change, Please」と伝えれば、多めに小額紙幣を混ぜてもらえます。
『No Commission』と書いていれば手数料は必要ありませんが、目立たないところに小さな文字で『tax+〇〇%』と書かれている場合、別途両替手数料が必要です。
また店側の不注意などにより、事前に提示された金額と実際に渡された金額が異なっている場合があるので、お金を渡されたらその場を離れずに渡された金額が正しいか確認してください。
ホテルも空港と同様に交換レートが良くないため、市内の両替所が閉まった後でお金が必要な場合など、緊急時のみの利用がオススメ。
なお、都市によっては日本円から現地通貨へ両替できない場合があります。
あまり日本人観光客が訪れないような国に行く場合は、ひとまずUSドルに両替しておくと両替しやすくなります。
ATMでのキャッシングで調達
もっとも交換レートが良いのが、クレジットカードでのキャッシング。
キャッシングは空港や街中 にあるATM機で行います。ATMは機種によって操作方法が異なりますが、だいたい次の手順です。
1.対応するATM機を探す
まず、あなたのクレジットカードとATMが対応しているか確認します。カードの裏面にあるマークを確認してください。
JCBカードの場合 :「JCB」「Cirrus」
Masterカードの場合 :「Mastercard」「Cirrus」
Visaカードの場合 :「Visa」「Plus」
というマークがあるATM機なら対応済です。
2.言語指定
画面に表示される言語を指定します。
日本語は対応していない場合が多いので、その際は英語(ENGLISH)を選択してください。
3.PIN(ENTER PIN)と表示されたらパスワードを入力
カード契約時に決めた4桁の数字(PINコード)を入力してください。数字はATM端末にある電卓のようなキーで入力します。
また、4桁の数字を入力後、右下の緑色のボタン(「Confirm」や「Continue」と書かれています)を押してください。
4.取引内容(TRANSACTION)を選択
CASH WITHDRAWAL(現金引き出し)を選択してください。
5.口座(SOURCE ACCOUNT)を選択
CREDIT(クレジットカード)を選択してください。
6.引き出し金額を指定
現地通貨の金額が数パターン表示されるので必要な金額を選択します。 『OTHER AMOUNT』を選択すると、自由に金額を指定することが可能です。
7.取引完了
レシートとお金が出てくるので、忘れずに受け取ります。
多少の手数料は必要ですが、両替所で両替するより割安に現地通貨を入手できるので、クレジットカードを持っている場合は現地通貨のキャッシングがオススメです。
日本円への再両替時の注意点
持っている現地通貨は日本円への再両替が可能です。
ただし日本では両替できない通貨があることと、両替できるのは紙幣のみという点に注意してください。
硬貨は余らないように計画的に使用してください。
もし硬貨が余った場合、Pocket Changeで交換できない場合は、記念に取っておくか、空港に設置してある募金箱に入れましょう。
まとめ
現地通貨に両替すると、金銭感覚が鈍って使いすぎる場合があるので注意が必要。
また、お金の管理はいつも以上に厳重にして無くさないようにしましょう!