世界一厳しいイスラエルの入出国審査。空路と陸路それぞれ体験したよ



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『世界一キビシイ』とも言われるイスラエルの入出国審査。僕も行く前はかなり心配でした・・・

今回の旅行では、空路と陸路それぞれで入出国審査を経験しました。

今回はそれぞれの審査の内容や質問された内容を紹介します!

こんな感じの旅行者でした

今回は僕と奥さんの2人旅。

審査内容に影響のあると言われるパスポートの査証欄(入出国スタンプを押すページ)は次のような感じでした。

 僕:
 更新したてなので入出国スタンプなし

 奥さん:
 更新してからかなり経つのでスタンプがいっぱい。

 UAE(アラブ首長国連邦)など、中東の国のスタンプも押されています。

今回の旅行ではヨルダン入国ビザを事前に取得しており、2人とも査証欄にスタンプが押された状態です。

ヨルダンのビザ取得方法。郵送での取得も意外とカンタン!
ヨルダンへ入国するにはビザが必要ですが、基本的には入国時に取得できるので事前の取得は不要です。 しかしイスラエルから陸路で入国する場合、ルートによってはビザが取得できません・・・・ 僕はイスラエル経由で入国する予定なので、事前にビザを取得し...

 

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空路での入出国審査

今回の旅行は香港経由でイスラエルのベングリオン空港から入国しました。

イスラエルへの入国

イスラエル初の入出国審査でした。

ベングリオン国際空港到着後、入国審査エリアに到着するとすでにスゴイ人・・・

イスラエル・ベングリオン国際空港での入国審査

30分ぐらい待ちましたが、僕の並んでいた列は他の列に比べて進みが遅い。しばらく様子をみてから進みの早い隣の列に移りました。

並んでいるときに周囲を見渡すと「別室送り」になったっぽい人も・・・

しばらく待つと、自分たちの番となりました。

身がまえたものの、質問は

  「入国の目的は?」

のみ。すんなり通してもらえました。

なお査証欄にスタンプは押されず、青いカードを渡されました。

イスラエル入国時に渡される青いカード

 

後は荷物をピックアップ後、税関検査を通り抜けて終わりです。

タップリ質問される人がいるので通常よりは時間がかかるけれど、その他の国の入国審査と大差ないな・・・といった印象です。

イスラエルからの出国

他の国のと最大の違いを感じたのが、イスラエルからの空路での出国。

ココがイチバン時間がかかると聞いていたので、念のために出発4時間前にベングリオン国際空港到着しました。

通常なら到着後すぐに航空会社のカウンターで手続きをしますが、カウンターの並ぶエリアの前に行列ができていました。

「何だ!?」と思って見てみると、ここでセキュリティチェックが行われているもよう。

自分たちの前には数人待ちだったのですが、自分たちの番まで20分ぐらい待たされました。

イスラエル・ベングリオン国際空港でのセキュリティチェック

キビシイ表情の審査官(女性が多め)が、延々と質問をしています。

周囲を見渡してみると10分以上質問されている人も・・・

今回も自分と奥さんの二人一緒に質問を受けましたが、次のようなことを聞かれました。

  「2人の関係は?」
  「荷物の中に危険物は入っているか?」
  「ヨルダンへ行った目的は?」
  「ヨルダンへはグループで行ったのか?」
  「ヨルダンで泊まったホテルは?」
  「ヨルダンでは誰かに会ったか?」
  「この質問の意味が理解いるか?」
  「荷物はだれがパッキングした?」
  「どこでパッキングしたのか?」
  「誰かにプレゼントされたか?」

時間は5分ぐらいだったので他の人よりは短いほうですが、僕は英語が得意ではないので疲れました・・・

入国スタンプのあったヨルダン関係の質問が多かったので、イスラエルだけならもうちょっと短くて済んだのかな?と思います。

セキュリティチェック完了後はスーツケースにタグがまかれました。

イスラエル出国のセキュリティチェック後にまかれたタグ

その後は航空会社カウンターでのチェックイン→手荷物検査→機械を用いたパスポートチェックといった流れ。特に時間がかかることもなく、スムーズに進みました。

早く空港に行きすぎて航空会社のカウンターが空くまで30分近くカウンターの前で待っていましたが、それを除けばすべて合わせて約1時間で手続きが完了しました。

 

なお、入国時はスタンプを押す代わりに青いカードをもらいましたが、出国時は赤いカード。

また、パスポートの内側にバーコードのシールが貼られました。

奥さんやほかの人はパスポートの外側に貼られていたけれど、僕はパスポートカバーを付けていたので内側に貼られたのかも?

イスラエル出国時にパスポートに貼られたタグ

 

陸路での入出国審査

イスラエル滞在中にヨルダンにあるペトラ遺跡に行くため、イツハク・ラビン・ボーダー/アラバ・ボーダーから入出国しました。

イスラエルへの入国

ペトラツアーの復路、アラバ・ボーダー(国境)よりイスラエルへ入国しました。

アラバ・ボーダーはイツハク・ラビン・ボーダーのヨルダン側の呼び名です

 

ヨルダンのアカバ・ボーダー

ヨルダン出国後、歩いてイスラエル側へ。

ここで入国審査がありました。された質問は

  「イスラエルにあと何日滞在する?」
  「イスラエルで泊まっているホテルは?」

の2つのみ。

空路の時と同じく、入国スタンプが押される代わりに青いカードを渡されました。

その後は手荷物検査へ。

このさい、係員の若い女性に「『Thank you』って日本語で何ていうの?」と逆質問。

教えてあげると、日本語で「ありがとう!」と言ってくれました。意外とフレンドリーな感じ。

時間もそれほどかからず、あっという間に終わりました。

イスラエルのイツハク・ラビン・ボーダー

イスラエルからの出国

ペトラツアーの往路、イツハク・ラビン・ボーダー(国境)よりイスラエルから出国しました。

イツハク・ラビン・ボーダーはアラバ・ボーダーのイスラエル側の呼び名です
 

出国審査の前に出国税?の支払いあり(たしか15ドル)。

イスラエルのイツハク・ラビン・ボーダーの出国税を支払う場所

その後出国審査でしたが、質問は何もされませんでした。空路との温度差は何なんでしょうか・・・

なお、空路の時と同じく出国スタンプが押される代わりに赤いカードを渡されました。

 

その後はヨルダン側での手荷物検査と入国審査がありますたが、何も質問されず。

あっという間に終わりました。

 

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国境をまたぐ旅行はアレンジツアーが便利

国境を越える手続きも大変ですが、まずは国境まで行くのが大変です。

重いスーツケースを持って、バスを乗り継いでいくのはそれだけでグッタリです。

僕のようにイスラエルから日帰りでペトラ遺跡に行く場合は、相当旅慣れしている&準備する時間がタップリないと無理。

僕もイスラエル発着のツアーを利用しました。

オススメは旅行をアレンジしてもらう方法。

今回のようにイスラエルを中心に見たいけれど、隣国のペトラ遺跡なども見てみたい・・・といった欲張りなアナタにもピッタリです!

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たとえば『タウンライフ旅さがし』なら無料で見積もってもらえます。

観光についての不明点を事前に相談をしたり、現地に着いてから困りごとがあっても、サポートデスクが設置されているので難なく解決できますよ。

 

まとめ

空路と陸路それぞれの入出国審査を経験しましたが、空路の方が圧倒的にキビシめ。

もし飛行機でイスラエルに行くなら、時間に余裕をもって行動しましょう。

 

 

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