ヨルダンへ入国するにはビザが必要ですが、基本的には入国時に取得できるので事前の取得は不要です。
しかしイスラエルから陸路で入国する場合、ルートによってはビザが取得できません・・・・
僕はイスラエル経由で入国する予定なので、事前にビザを取得しました。
今回は郵送でのヨルダンビザ取得方法を紹介します!
ヨルダンのビザに関して
ヨルダン入国にはビザが必要です。
そもそも「ビザって何?」という方は、こちらをご覧ください。
![](https://japanalltraveler.com/wp-content/uploads/eyecatch-prepare.jpg)
ビザの取得方法
日本人であれば、陸・海・空路すべての入国時に国境でビザを無料で取得できますが、一部例外があります。
その例外とは陸路でのキング・フセイン橋、ワディ・アラバ国境ゲートを経由した入国。
これらの場所から入国する場合は日本で事前に取得しておくか、滞在都市のヨルダン大使館で取得する必要があります。
僕は2019年夏にイスラエル旅行を予定しており、ついでに日帰り現地ツアーを利用してヨルダンにあるペトラ遺跡に行く予定です。
![](https://japanalltraveler.com/wp-content/uploads/eyecatch-prepare.jpg)
そのツアーではヨルダン入国時にビザが取得できますが、1人あたり60ドル必要。2人なら120ドルなので、ちょっともったいない・・・
なので、出発前にヨルダンビザを取得することにしました。
タダではありませんが、それでも120ドル(2人分)と比べると、かなり安いです!
ビザの取得は日本にあるヨルダン大使館を直接訪れても取得可能ですが、大使館があるのは東京の渋谷。
僕は地方在住なので、交通費を考えると郵送一択でした。
郵送での取得方法
それでは、郵送でのヨルダンビザの取得方法を紹介します。
必要書類をそろえる
まずは必要書類をそろえます。必要となるのは次の4点。
- 申請書
- パスポート
- 証明写真(4.5cm x 3.5cm)
- 返信用封筒
申請書、および記入時の注意点はこちら。下記リンクをクリック後、ダウンロードしてください。
申請書には英語も併記されているので分かりやすいですが、日本語での説明は「説明および注意点が書かれた書類」を参照してください。
「少しわかりにくいかも?」という部分は下記のとおり。
「必要なの?」と思いましたが、念のため両方とも書きました
1.5.Mother’s name:母の名前
こちらも念のため書きました
1.9.Marital status:婚姻状況
独身なら『Single』、結婚しているなら『Married』、離婚しているなら『Divorced』、死別しているなら『Widow(er)』にチェックします
2.1.Type of Passport:旅券種類
観光で訪れるなら『Ordinary Passport』にチェックしてください。パスポートではなく渡航書の場合は『Travel Document』にチェックします
2.5.Issuing authority:旅券発行官庁
旅券を発行しているのは外務省なので『MINISTRY OF FOREIGN AFFAIRS』と書きます
5.3.Port of entry to Jordan:ヨルダン上陸地
どこからヨルダンに入国したか書きます。たとえばワディアラバ国境から入国する場合は『Wadi Araba』と書きます。僕は勘違いして『Petra(ペトラ)』と書きましたが、大使館から電話で質問されました・・・
5.7.Full adress (中略) telephone number:住所や電話番号など
観光客の場合はホテル名を書きますが、僕は日帰りなので『N/A (Day Trip)』と書きました
また、ヨルダン旅行に持っていくパスポートにも注意が必要です。
旅行時点でパスポートの残存有効期限が6カ月に満たない場合は、パスポートを更新してから手続きを行ってください。
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証明写真は横3.5cm x 縦4.5cm(パスポートサイズ)のカラー写真が必要です。
この証明写真は申請書に貼り付けます。
返信用封筒はビザを発行してもらったのち、大使館にパスポートを返却してもらうために使用します。
返信用封筒には返信先の住所(あなたの家の住所など)を記入し、切手も貼っておいてください。
また、左下部に赤字で『簡易書留』と書きます。
簡易書留で送る
必要書類一式を簡易書留で日本のヨルダン大使館へ送ります。
封筒は特別なものではなくても、市販のB5サイズ程度の封筒でOK。
なお、日本にあるヨルダン大使館の住所は次のとおりです。
東京都渋谷区神山町39-8
駐日ヨルダン大使館 領事部
また、もしヨルダン大使館の電話番号&メールアドレスは次のとおりです。
送料は通常の送料のほかに、簡易書留分の追加料金がかかります。
料金は下記の郵便局の公式サイトでの自動計算が便利です。
なお、パスポート(ICチップ入り)の重さは約43グラム。
これに返信用の封筒や、申請書(証明写真つき)の重量が加算されます。
僕はパスポートを2通+上記の申請書などをまとめて送りましたが、料金は515円(133グラム)でした。
郵便局によっては、土日でも『ゆうゆう窓口』が設置されているので、切手を購入したり簡易書留を送ることが可能です。
また、窓口での手続き時に『書留・特定記録郵便物等受領書』という紙を渡されます。
この紙には依頼者の名前と届け先の名前などが書かれており、もし送った封筒が紛失した場合は損害賠償の請求のために紙が必要なので、無くさないように保管しておきましょう。
どれぐらいで戻ってくる?
水曜日の午前発送で手続きをしましたが、戻ってきたのは翌週の木曜日(8日後)です。
送付する場所や土日祝を挟むかによって異なると思いますが、余裕を見て10日間あれば大丈夫だと思います。
戻ってきたパスポートには次のようなスタンプが押されます。
パスポートの1ページ全体を占めるので、空きスペースが少ない場合は注意してください。
まとめ
今までビザは専用サイトからの申請や現地空港での取得、代行業者へ依頼するかのいずれかでしたが、自分で大使館に依頼する方法も思ったよりカンタンでした。
費用もグッとおさえられるので、一度トライしてみましょう!