海外旅行のたびに、マイルを貯めているけれど「なかなか貯まらない・・・」という方も多いのでは?
もしガッポリとマイルを貯めたいなら、クレジットカード提携のマイレージカードがおすすめ。
特にスカイ・トラベラー・プレミア・カードはマイルを貯めるために生まれたカードと言っても過言ではありません!
今回はスカイ・トラベラー・プレミア・カードを持つメリットを紹介します。
【追 記】
2018/04/24 スカイ・トラベラー・カードの記述を追加
スカイ・トラベラー・プレミア・カードとは
スカイ・トラベラー・プレミア・カードはアメリカン・エキスプレス(American Express)が発行するクレジットカードです。
『スカイ・トラベラー』という名がついているだけあって、海外旅行者や仕事で海外に行く機会が多い方に特典たっぷりのカードです。
スカイ・トラベラー・プレミア・カードのメリット
最大のメリットはマイレージの貯まりやすさ。
また、海外旅行保険やラウンジ利用、コンシェルジュサービスなど、旅行に便利な特典がたくさんついています。
詳しくは後述します!
こんな人にオススメ
スカイ・トラベラー・プレミア・カードはおトクなクレジットカードですが、誰にでもオススメできる訳ではありません。
たとえば、年に1度しか飛行機を利用せず、日常生活でクレジットカードを使わない人にはオススメできません。
オススメできるのは、次のような人です。
- 年に数回海外旅行に行く、または仕事で飛行機を利用することが多い
- 日常生活でもクレジットカードを利用する
- 旅行中に困ったら無料でサポートしてほしい
オススメの理由を順に説明します。
年会費
年会費は38,500円(税込)。 家族カードは19,250円(税込)です。
・・・ちょっと高いですよね。
しかし、マイレージ還元率や付与される特典を考えると、かなりおトクなんです。
これも詳しくは後述します。
マイルが超貯まる
他のマイレージ付きクレジットカードの場合、マイル還元率は1%の場合が多いです。
しかし、スカイ・トラベラー・プレミア・カードは、なんと5%!
10万円の航空チケットを購入した場合、2,000マイルも還元されます。
また、JRのチケットも5%還元です。
その他にも、還元率は1%と下がりますが、街中でのクレジットカード利用や公共料金の支払いでもマイル還元されます。
ところで、先ほどから○%還元と書いていますが、これは直接マイレージカードにマイルが貯まっていく訳ではなく、クレジットカードのポイントを提携航空会社のマイルに移行する必要があります。
すこし面倒ですが、1ポイント=1マイルに交換可能です。
しかし、交換制はメリットでもあります。
通常ANAマイレージクラブのマイル有効期限は3年間。ですが、ポイントの有効期限は無期限なので、使用する直前に移行すれば実質マイル有効期限が無制限です。
今までマイレージを貯めても、有効期限切れになってしまう・・・という人でもこれで安心です!
・ポイントはマイレージへの移行だけではなく、500種類以上のアイテムや体験への交換も可能
旅行に最適
『スカイ・トラベラー・プレミア』という名前がついているだけあって、旅行に役立つ特典がいっぱい。
僕がもっともウレシイのは、国内28カ所のラウンジと海外2カ所の空港ラウンジ利用できること。
ラウンジを利用すると、旅の疲れ具合が全く違います。
ラウンジの便利さは、下記の記事をご覧ください。
さらにうれしいのが、同伴者1名が無料なこと。
本人は無料でも、同伴者1名ごとに2,000~5,000円取られる場合が多いので、本当にうれしいです。
また、グローバル・ホットライン(オーバーシーズ・アシスト)が便利。
グローバル・ホットラインは、もし旅行中に困ったことがあれば24時間・365日いつでも、世界中ほとんどの国から日本語でサポートしてもらえるサービスです。
たとえば、次のような場合にサポートを受けられます。
- 航空券の予約や発券、変更
- ホテルの紹介、予約、取消
- チケット手配(現地ツアー、レストラン、レンタカー、その他各種チケットの案内、予約、取り消し)
- 電話による通訳サービス(ビジネス利用は不可)
- カードの盗難・紛失時の処理(停止・再発行)
- 病気時の対応(病院の紹介・救急車の手配・入院の手配など)
- 弁護士の紹介
まさにプライベート・コンシェルジュと言っても差し支えないほど。
通話料も無料なので、気軽に電話できます。
その他にも、次の特典があります。
- 遅延による宿泊代・食事代・服などを補償
- 買い物した品物について、90日以内であれば破損・盗難による損害から年間最高500万円まで補償(ショッピング・プロテクション)
- 飛行機やホテル、旅行時の観劇などのキャンセル料を会員1人あたり年間10万まで補償(キャンセル・プロテクション)
- インターネット上の不正使用による損害は全額補償(オンライン・プロテクション)
- 手荷物無料宅配サービス ※羽田・成田・中部国際・関西国際のみ
通常、手荷物(スーツケース)を宅配便で送ると数千円かかるので、ちょっとしたことながらうれしいですよね。
スーツケースでなくても、買いすぎたお土産を段ボールに入れて送ってもOKです。
上記以外にもたくさんの特典があります。詳細は公式サイトをご覧ください。
海外旅行保険も充実
クレジットカードといえば、旅行保険が気になるところ。
スカイ・トラベラー・プレミア・カードにも、もちろん付帯しています。
なんと海外旅行だけでなく、国内旅行も対象です!
保険の種類 | 補償額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害保険金 | 最高5,000万円 ※家族は最高1,000万円 |
傷害治療費用保険金 | 最高100万円 |
疾病治療費用保険金 | 最高100万円 |
賠償責任保険金 | 最高3,000万円 |
携行品損害保険金 | 1旅行中 最高30万円 |
救援者費用保険金 | 保険期間中最高200万円 |
家族についても補償されるのが嬉しいですよね。
ただし利用付帯なので、スカイ・トラベラー・プレミア・カードで旅行代金を支払う必要があります。
アメリカン・エキスプレスは多くの店で使える
スカイ・トラベラー・プレミア・カードのブランドはアメリカン・エキスプレス(アメックス)。
「アメリカン・エキスプレスは使える店が少ないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、心配ありません!
JCBと提携しているので、店頭にJCBのブランドマークが記載されていれば、ほとんどの店で決済可能です。
入会時の審査
スカイ・トラベラー・プレミア・カードを発行するアメリカン・エキスプレスは、ダイナースクラブと並んでステータスが高いカードと言われています。
ステータスが高いと聞くと「審査通らないんじゃない?」と思われるかもしれませんが、収入による制限はありません。
他社のクレジットカードを含めて支払い遅延がなく、支払い実績があれば審査を通過する可能性が高いです。
利用限度額も契約した人ごとに設定されるので、「使いすぎて払えない・・・」という事態になりにくいです。
入会・継続ボーナスが超オイシイ
なんと入会時に5,000ポイントもらえます!
これだけでもうれしいのですが、入会後1年以内に航空券を購入すれば、さらに10,000ポイントもらえます。
さらにx2、1年後に契約を継続すれば5,000ポイント(なんと毎年!)もらえます。
貯まるポイント数・節約できる金額を試算
家族2人で年二回海外旅行に行く+日常生活でカード利用すると仮定して、貯まるポイントを試算してみました。
- 航空チケット代:15万 x 2人 x 2回 x 5% = 3,000ポイント
- ホテル代 :10万 x 1% = 1,000ポイント
- 日常利用 :60万 x 1% = 6,000ポイント ※月5万とする
- 公共料金 :24万 x 1% = 2,400ポイント ※月2万とする
上記をすべて合計すると12,400ポイント。
更にラウンジ利用をすると、食事代が浮くので8,000円(※)節約できます。
※1,000円 x 2人 x 往復で2回 x 旅行2回 = 8,000円
そのほかコンシェルジュサービス(グローバル・ホットライン)や、付帯される海外旅行保険、手荷物無料宅配サービスが利用できると考えると、かなり利用価値が高いです。
また、継続ポイントが5,000ポイント付与されるのがありがたいです。
おすすめポイントおさらい
スカイ・トラベラー・プレミアムカードは、海外旅行に最適のカードです。
最後におすすめポイントを振り返ると・・・・
- マイレージがガッポリ貯まる
- 有効期限がない
- 旅行保険やコンシェルジュ・サービスなど、旅行に役立つ特典がいっぱい
- 入会ボーナスや継続ボーナスが充実
の4点です。
飛行機を利用することが多い方は、入会を検討してはいかがでしょうか?
スカイ・トラベラー・カードなら年会費がおトク
「ちょっと年会費が高いかな・・・」という方はスカイ・トラベラー・カードはいかがでしょうか?
スカイ・トラベラー・カードなら年会費は11,000円と、スカイ・トラベラー・プレミア・カード(以後、プレミアムカード)と比べると約3分の1。
ただしプレミアムカードと比較すると、次の違いがあります。
- スカイ・トラベラーボーナスが3倍(プレミアムカードは5倍)
- 付帯する海外傷害保険の補償額は3,000万まで(プレミアムカードは5,000万まで)
- グローバル・ホットライン・サービスに制限がある(プレミアムカードなら入院の手続きまで行ってくれるのに対し、病院の案内までetc)
- 入会時・継続時にもらえるポイントが少ない(それぞれ15,000→8,000マイル、5,000→1,000マイル)
利用できるラウンジ等、他のサービスはほとんど同じです。細かな違いについては、公式サイトをご覧ください。
プレミアカードのみに提供されるサービスが不要であれば、スカイ・トラベラー・カードがオススメです。