同じ飛行機であっても、エコノミーやビジネスなどの座席クラスによって利便性が大きく変わります。
特にファーストクラスは別世界・・・
今回は座席クラスごとの特徴、利便性の違いを紹介します!
座席クラスごとの違い
飛行機内には、大きく分けて3種類のクラスが存在します。
それぞれの特徴は次の通り。
■ファーストクラス
もっとも豪華なクラスです。
豪華さは、まるでホテルのスウィートルームを思わせます。
座席は幅も広くフカフカ。寝る時はフルフラットにすることも可能です。また、1席ずつ離れており個室 or 半個室になるので、しょぼいカプセルホテルと比較すると圧倒的に快適です。
食事も豪華。
有名レストランのシェフが監修した食事が出されることも珍しくありません。
また、陶器の食器が使われることも多く、高級レストランと変わらないクオリティの料理を楽しむことができます。
場所は飛行機の最も先頭か、2階にあります。
残念ながら、僕は乗ったことがありません・・・
■ビジネスクラス
ファーストクラスに次いで豪華な席です。
座席は隣の席とくっついていない、独立したつくりとなっています。
また、フルフラットにはならないものの、足置きや背もたれが何段階か角度調節することが可能。シートもエコノミーと比べると広めです。
食事はファーストクラスと比べると簡素ですが、陶器の食器で提供されたり、シャンパンなどエコノミークラスでは提供されない飲み物も用意されています。
場所は機内の最も先頭か、ファーストクラスとエコノミークラスの間に位置しています。
僕は無料アップグレードを利用して2度ほど利用したことがありますが、エコノミークラスと比較すると快適さが段違いです。
■エコノミークラス
おトクに海外旅行したい方が乗る座席です。当然、僕もエコノミークラスを利用しています。
座席はだいたい2~4列横並びで、シート幅や前後の間隔も狭め。調節できるのは背もたれの角度ぐらいで、長期間の搭乗では体が痛くなることも・・・
食事はプラスチックの器で提供されます。
たまにおいしい料理が提供されますが、ファーストクラスやビジネスクラスと比較すると、かなり劣ります。
また航空会社によっては、『ちょっと豪華なエコノミークラス』とも言えるシートが用意されています。
追加料金が必要ですが、エコノミークラスよりも少し座席が広かったり、豪華なアメニティグッズが提供されます。
クラス名は航空会社によりさまざまですが、ANAではプレミアムクラス、JALではプレミアムエコノミーと呼んでいます。
チェックイン時の違い
空港に着いたらチェックインしますが、手続き待ちの行列に並ぶ必要があり、かなり長時間待つ必要がある場合が多いです。
しかし、ビジネスクラスやファーストクラスの航空券を予約している場合、専用の窓口で手続きできるのでエコノミークラスほど長く待つ必要がありません。
出発待ち時の違い
飛行機出発まで制限エリア内の飲食店で食事や買い物をしたり、搭乗ゲート近くのソファで腰かけて待つのが一般的。
しかし、ビジネスクラスやファーストクラスの乗客なら空港ラウンジを利用できます。
空港ラウンジはフカフカのソファーに無料の食事なども提供されており、ラウンジによってはシャワーを浴びることも可能です。
ただし、エコノミークラスの乗客でもお金(1人あたり3,000~5,000円ぐらい)を払ったり、プライオリティパスを持っていれば利用できます。
また、飛行機搭乗時は最初にファーストクラスやビジネスクラスの乗客が乗ってから、エコノミークラスの乗客が案内されます。
現地空港到着時の違い
どの座席クラスの人でも、搭乗前に荷物を預けていればターンテーブルで荷物を受け取ります。
この時も、まずはファーストクラスやビジネスクラスの乗客の荷物が優先的に出てくるので、いち早く次の行動に移ることができます。
マイレージプログラムでの違い
なにかと特典の多いマイレージプログラムですが、これも座席クラスによって違いがあります。
最大の違いは加算されるマイル数。
たとえ同じ5,000マイル分飛行したとしても加算率というものがあり、ファーストクラスやビジネスクラスでは100%を超えるマイル数が加算されることもあります(7,500マイル加算など)。
エコノミークラスは最大で100%です。
そのなかでも格安航空券の場合、マイルが50%しか加算されない場合や、場合によっては全く加算されない場合もあります。
まとめ
座席クラスが上であればあるほど利便性は増しますが、チケット代が大幅に高くなるのが残念・・・
あなたが必要とするもの、妥協できるものを見極めてピッタリな航空券を探しましょう!
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