本当にLCCは安い?知っておきたいメリット・デメリットを紹介!

 

近年登場し、旅行者の強い味方となっているのがLCC(格安航空会社)。

安い運賃が魅力ですが、意外な落とし穴も・・・

今回はLCCを利用する際のメリット・デメリットを紹介します!

LCCとは

LCCとは『Low Cost Carrier』の略で、日本語では『低価格の航空会社』です。

LCCの特徴は、なんといっても運賃の安さ!

いろいろなコストカットや、今まで無料だったサービスを有料化することにより、圧倒的に安い運賃を実現しました。

 

LCCのはじまりは諸説ありますが、1967年創業のサウスウェスト航空(アメリカ)か1966年創業のレイカー航空(イギリス)と言われています。

創業年からいえばサウスウェスト航空が後ですが、LCCのビジネスモデルを確立した点で『最初のLCC』とされる場合があります

 

日本初のLCCはスカイマーク。1998年に羽田~福岡間で初めて就航しました。

 

僕も海外での都市間移動に使う場合が多いです。僕が利用したことのあるLCCはこちら。

  • ゴールデン・ミャンマー航空(ミャンマー)
  • ブエリング航空(スペイン)
  • アマゾナス航空(ボリビア)
  • LCペルー(ペルー)

どれも搭乗時間1~2時間の短距離便です。

サービス・乗りごこちに差はなく、短時間であれば全く問題ありませんでした。

 

LCC利用のメリット

まずはLCC利用のメリットを紹介します。

運賃が安い

最大のメリットは航空チケット料金の安さ。

大手航空会社(レガシーキャリア)と比較すると、半値以下は当たり前で、場合によっては1万円を切る場合も。

特別セールが行われ、数百円で乗れることもあります

 

航空チケット料金のほかにも燃料サーチャージがかかる事がありますが、大手航空会社と比較すると割安だったり、燃料サーチャージが徴収されない場合もあります。

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また、大手航空会社の航空チケットは往復での購入がメインであり、片道だけ購入しようとすると割高になったりしますが、LCCであれば片道でも安く購入できます。

意外と座りごこちが良い

LCCでは収益を増やすため、1つの機体にできるだけ乗客をたくさん乗せたいと考えています。

このため、シートが少し小さめにつくられています。

航空会社にもよりますが、1シートあたり2センチメートル程度小さめです

 

僕は大手航空会社もLCCも両方乗った経験があります。「少し狭いかな?」と感じますが、意外と?乗り心地は良いです。

シートも大手航空会社は布張りなのに対し、LCCは革張り(風)のシートの場合も。座席は少し狭いものの高級感があります。

エコノミークラスのシート

 

LCC利用のデメリット

次に、LCC利用する場合のデメリットを紹介します。

遅延や欠航が多い

悪天候などの理由により遅延や欠航となった場合、大手航空会社なら他の便に振り替えてくれたり、ホテルを手配してくれたりします。

しかしLCCの場合、そのような対応を期待できません。

たとえLCC側の不手際であっても、基本的には自分でチケット予約などの対応を行う必要があります。

日本のLCCの場合、会社側の不手際(機材故障など)であれば自社便への振り替えや払い戻し、ホテルの手配を行ってくれる場合があります。

ただし、悪天候による遅延・欠航の保証はありません。

どのような理由であっても、『振り替え&払い戻し無し』がLCCの国際標準です

 

国内大手航空会社(JALやANA)とLCC(Peachなど)を比較すると、LCCの方が3倍遅延が多いと言われています。

日本のLCCであれば、欠航率は大手航空会社とそれほど差はありませんが、海外LCCでは搭乗予定人数が少ないと欠航となる(場合がある)ので注意が必要です。

長距離は疲れる

大手航空会社と比べると、LCCのシートは数センチ狭いです。

僕は大柄な体格ではなく短距離しか乗っていないので、あまり気になりませんでしたが、長い時間乗る場合や大柄な人だと大変です・・・

また、LCCの機体は『エコノミークラスだけ』というのが一般的。

まれにビジネスクラスが設定されている場合もありますが、座席がフルフラットにならないなど大手航空会社のビジネスクラスと比較すると、快適度は劣ります。

チェックインカウンターや搭乗ゲートが遠い

搭乗手続きを行う際は、空港のチェックインカウンターを利用しますが、LCCの場合はターミナルの端の場合が多く、かなり歩く必要があります。

また搭乗ゲートも遠かったり、搭乗ゲートからバスでの移動が必要な場合も。

スペインのブエリング航空の機体

 

最近では、LCC専用ターミナルが造られることも増えています。

LCC専用ターミナルでは建物や設備がかなり簡素化されており、ラウンジ等の設備もないことが普通です

使用空港が遠い

大手航空会社であれば、都市で最も大きい空港を利用します。

しかし、LCCでは郊外にある空港や小規模な空港を利用する場合も。

バンコクを例にとると、
 ・大手航空会社:スワンナプーム国際空港
 ・LCC    :ドンムアン空港
を利用する

 

乗り換えでLCCを利用する場合、空港間の移動を考慮する必要があります。

サービスが有料

大手航空会社では無料で提供されるサービスであっても、LCCでは有料なのが一般的。

飲み物や機内食、毛布やイヤホンなどもすべて有料

 

また、手荷物については機内持ち込みは既定の個数(1~2個)以内であれば無料の場合が多いですが、規定以上の個数や預け入れ荷物は有料です。

キャンセルによる払い戻しできない

航空チケットをキャンセルする場合、大手航空会社であれば一定額の手数料を支払えば払い戻しができますが、LCCの場合は払い戻し不可の場合が多いです。

アライアンスに加入していない航空会社が多い

大手航空会社はだいたいアライアンス(航空会社の同盟)に加盟しています。

アライアンスごとに共通のサービスを提供していますが、LCCは経費削減のためアライアンス未加入の場合が多いです。

アライアンスのサービスのひとつとしてマイレージプログラムがありますが、LCCでは運営していないことが一般的。

一部LCCではポイントプログラムがあったり、提携航空会社のマイレージを貯められる場合があります

 

そのほかのコスト低減策

すでに紹介したデメリットのほか、次のようなコスト低減策を行っています。

  • 運航機種をなるべく少なくする
  • 航空券はネット販売のみ

 

操縦訓練や整備は機種ごとに覚える必要があるので、運航機種を少なくすることで操縦訓練や整備コストを減らすことができます。

また、航空券はネット販売に限定することで、店舗運営費・人件費を削減しています。

他にもコストカットのために、さまざまな対策を行っています。これらを積み重ねて、安い航空券を実現しています。

 

LCC利用が向いている人

メリット・デメリットを踏まえると、LCC利用に向いているのは次のような方です。

  • 時間に余裕がある(半日ぐらい出発が遅れてもOK)
  • 短距離しか乗らない(片道1~2時間以内)
  • 大柄ではない(身長170センチメートル以下、かつ太っていない)
  • 怒りっぽくない

ひとことでいえば、「安い理由を理解して、我慢できる人」です!

 


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まとめ

僕は中部国際空港(セントレア)を利用することが多いですが、ここ数年の間に就航するLCC(格安航空会社)が増え、LCC専用のターミナルも建設中です(2018年時点)。

今後さらにLCCが増加することが予想されるので、バッチリ使いこなしましょう!

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