航空券代にいくらかかるか費用を見積もる場合、航空券代だけではなく追加でお金が必要です。
追加で必要となるのは税金が主ですが種類はさまざま。税金以外にも燃油サーチャージがかかることもあります。
今回は海外旅行時に必要な税金やサーチャージについて紹介します!
海外旅行に必要な税金について
海外旅行する際に必要な税金はいろいろありますが、まずは課税されることが多い税金を紹介します!
空港税
空港税は日本・海外の空港を使用した場合に支払う税金です。
日本から海外に行く場合、だいたい1,000~3,000円必要です。
なお、空港税という名前ではなく『空港施設使用料』『旅客サービス施設使用料』『通行税』といった名前で呼ばれることもあります。
出国税
出国税(国際観光旅客税)は、滞在している国から海外に向けて出国する場合に支払う税金です。
海外でも一部の国ですでに導入されており、だいたい1,000~5,000円必要。
日本からの出国時は不要でしたが、日本でも2019年1月7日以降の出国から必要になりました。
基本的に日本から出国する人すべてにかかる税金ですが、一部例外もあります。
また、一部地域でのみかかる税金もあります。
テロ対策税
テロ対策税は、アメリカの空港から出国する際に課される税金です。
税額は約700~800円ぐらいです。
プリスティン・パラダイス環境税(PPEF)
パラオで導入されている税金です。
これまでの空港税・環境税に代わって導入されました。税額は100ドルと高額です・・・
なお、税金はパラオ国際空港の整備に使用されます。
騒音税
オーストラリア・アデレードやオランダで導入されている税金です。
約300~500円課税されます。
成田空港利用時にかかる使用料
成田空港を利用した場合、旅客サービス施設使用料(PSFC)および旅客保安サービス料(PSSC)を支払う必要があります。
旅客サービス施設使用料(PSFC)は、さまざまな施設の維持管理、お客様案内などのサービス充てるための料金。
旅客保安サービス施設使用料(PSSC)は、利用者の安全確保のための検査機器、保安維持のためのサービス提供に充てるための料金です。
燃油サーチャージについて
燃油サーチャージ(Fuel Surcharge)は、飛行機の燃油(重油など)が値上がりした場合に、燃油代の一部を乗客に負担させる仕組みです。
目的地までの距離が遠いほど燃油サーチャージの金額が増えますが、同じ目的地でも出発日や航空会社によって金額が異なります。
燃油サーチャージは2カ月に一回見直しがあり、増える場合があれば減る場合も。
場合によっては、航空券代とそれほど変わらない燃油サーチャージを支払う必要があるので大変です・・・
原油価格が一定額(1バレル6千円など。航空会社によって異なります)を下回われば、徴収されません。
税金や燃油サーチャージはどこで支払う?
旅行に関する税金や燃油サーチャージは、基本的に航空券代金に含まれます。
以前は空港で支払うケースもありましたが、現在はほとんどありません。
まとめ
今回紹介した以外にも、さまざまな税金があります。
航空券購入時に明細書に書かれていることが多いので、一度確認してみましょう!