有名な観光地は『日本三大〇〇』や『世界三大〇〇』とまとめる場合がありますが『世界三大仏教遺跡』はどこか知っていますか?。
三大遺跡の中には、日本人にも人気のあるアンコールワット(アンコール遺跡群)も含まれています。
今回は三大遺跡の紹介と、全部訪れた僕が独断と偏見によるオススメ順を紹介します!
仏教おさらい
まずは仏教のおさらいから。
仏教のはじまりは紀元前5世紀ごろ、インドの釈迦(ブッダ)が開いたと言われています。
仏教の教義は苦しみの輪廻からの解放(解脱)を目指しており、さまざまな事象が絡み合ってものごとが起こる(縁起)というもの。
東アジアを中心に信仰されており、日本だけでも8,500万人の仏教徒がいます。
仏教から派生した宗教も多く、日本でも『真言宗』『天台宗』『日蓮宗』『浄土宗』『曹洞宗』『臨済宗』など13宗が仏教の宗派です。
世界三大仏教遺跡はココ
世界三大仏教遺跡と呼ばれるのは、こちらの3カ所。
- アンコール遺跡群(カンボジア)
- ボロブドゥール遺跡(インドネシア)
- バガン遺跡群(ミャンマー)
アンコール遺跡群とバガン遺跡群は複数の寺院・遺跡の集まりです。
世界三大仏教遺跡オススメ順
今回は1~3位で順序づけしていますが、3位であっても素晴らしい場所です。
行ったことを後悔した場所は無いので、安心して訪れてください!
では3位から順に発表します。
3位:ボロブドゥール遺跡(インドネシア)
3位は、インドネシアのジャワ島・ジョグジャカルタ近くにあるボロブドゥール遺跡。
大乗仏教(仏教の一派)の寺院で、段々に階層が組まれたピラミッドのようなカタチが特徴的です。
最大の特徴は内部構造が無いため、中に入れないこと。
しかし、各階層にあるレリーフがとても美しいです!
最上部には無数の仏塔(ストゥーパ)が無数に立ち並んでおり、内部には仏像が設置されています。
仏塔の格子の間から手を伸ばし入れて、内部の仏像の右手薬指に触れれば願い事が叶うと言われるラッキースポットでもあります。
ボロブドゥール遺跡はさまざまな遺跡・寺院の集まりではなく、単体の寺院のみなので3位となりました。
2位:アンコール遺跡群(カンボジア)
2位はアンコール遺跡群。
アンコール遺跡群はカンボジアのシェムリアップ周辺に点在する、さまざまな寺院・遺跡の集まりです。
まず外せないのが、日本人にも大人気のアンコールワット!
アンコールワットはクメール王朝の跡地で、突き出た3つの仏塔が特徴的です。
アンコールワット内部には数多くの彫刻が残されており、特に女性を描いたデバダーと呼ばれる彫刻が人気。触られまくってツルツルです。
アンコール遺跡群に含まれる遺跡は巨大な顔で知られるアンコール・トム、遺跡を侵食するガジュマルの木が有名なタ・プローム、細かな彫刻が美しいバンテアイスレイなどがあります。
1位にするか迷いましたが、絶景度が低めなので2位にしました。
1位:バガン遺跡(ミャンマー)
1位はミャンマーにあるバガン遺跡。
三大仏教遺跡のなかでは知名度がいまいちですが、絶景度では圧倒的にイチバンです!
見渡せるほどの地平線に4,000とも言われる数の寺院・仏塔が立ち並ぶ光景はここでしかみることができません。
また、ひとつひとつの寺院もミャンマー独特のカタチをしており、建築好きにはたまりません!
また、夕暮れに見られるシルエット状の仏塔群は、神々しさにあふれています。
アンコール遺跡群は単体で見ると最も見ごたえがありますが、全体的に見るとバガン遺跡群が上回っています。
世界でも屈指の美しさがここにあります!
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まとめ
僕のイチオシはバガン遺跡群ですが、ひとつひとつの見どころの多さを重視するならアンコール遺跡群もオススメ。
順位は人によってガラリと変わります。
ボロブドゥール遺跡を含めてどの遺跡も素晴らしいので、ぜひ全部訪れてみましょう!