ソウル古宮エリアめぐり。景福宮・昌徳宮・宗廟の見どころや巡る順番のオススメはこんな感じです

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韓国のソウルは日本から近いこともあり、毎年多くの人が訪れます。

ソウルはグルメやファッションなど楽しみも多いエリアですが、やっぱり観光も重要。

今回は、ソウルを訪れた時に訪れたい3大古宮(景福宮・昌徳宮・宗廟)について、見どころや巡るオススメ準についてお伝えします

※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください

ソウル古宮エリアとは

ソウルの明洞の北西には古い王宮(古宮)が集まるエリアは「古宮エリア」と呼ばれています。

おもな古宮は下記の通り。

・景福宮(キョンボックン)
・昌徳宮(チャンドックン)
・徳寿宮(トクスグン)
・昌慶宮(チャンギョングン)
・慶熙宮(キョンヒグン)

宮殿ではありませんが、王の霊を祀る宗廟(チョンミョ)も人気のあるスポットです。

 

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見どころ

古宮エリアにある建築物の中でも、とくに人気があるのが景福宮昌徳宮宗廟の3カ所。

この3カ所はすぐ近くに集まっているため、同じタイミングで訪れる方も多いです。

今回はそれぞれの見どころについてお伝えします!

なお、僕が訪れた日はタイミング悪く大雪でした・・・

景福宮

市庁駅付近で朝食を食べていたので、そのまま景福宮(キョンボックン)へ移動。歩いて15分ぐらいでした。

景福宮は朝鮮王朝の太祖・李成桂(イ ソンゲ)により1395年に建てられた正宮です。

メインの入り口となるのが光化門(クァンファムン)

景福宮の光化門

1395年に創建されたが幾度となく焼失。日本統治時代に移転されたこともありますが、2010年に現在の位置に戻されたそうです。

僕は2001年に景福宮を訪れていますが、記憶にないはずでした・・・

光化門を入ってすぐの場所では守門将交代式が行われていました。

大雪の日でもやらないといけないのは大変・・・

景福宮の守門将交代式 景福宮の守門将交代式

・守門将交代式は1日2回(10:00/14:00 各20分ぐらい)行われます
・興礼門に入るまでは入場料はかからないので無料で見られます

まっすぐ進んだ先にあるのが正殿の勤政殿(クンジョンジョン)

即位の礼などの重要な行事が行われた場所で、宮内で最も立派な建物でもあります。

景福宮の勤政殿

建物の色も緑が基調となっており、日本の建物との違いも感じられます。

景福宮の勤政殿

最奥部に進むと、宮中に住む人が香遠池を眺めた東屋「香遠亭(ヒャンウォンジョン)」があります。

本来なら美しい景色が見られるはずですが、大雪の日なので池すら見えず(悲)

景福宮の香遠亭(冬)

秋であれば、こんな感じの美しい景観を楽しめます!

景福宮の香遠亭(秋)

ぐるっと反時計回りに進んだ先には、こちらも池に浮かぶ楼閣「慶会楼(キョンフェル)」があります。

宮中行事が行われたり、客人をもてなしたりする迎賓館の役割を持っていたそうです。

景福宮の慶会楼(冬)

残念ながらこちらも雪の中・・・普段はこんな感じです。

景福宮の慶会楼

一周して勤政殿に戻ってきたときには雪が強まってきました。

景福宮の勤政殿

大雪のため、午前11から行われる予定だった光化門交代式は中止とのアナウンスがありました。

・光化門交代式は1日2回(11:00/13:00 各10分)行われます

昌徳宮

景福宮から昌徳宮まで歩いて移動します。

両宮間の距離は約1キロメートルで、歩くと15分ぐらい。

昌徳宮(チャンドックン)は国王・太宗(テジョン)により建てられた朝鮮王朝の離宮です。

1592年の文禄の役の際に焼失しましたが1623年に再建、以後朝鮮王朝の正宮として利用されています。

メインの入り口は敦化門(トヌファムン)。1609年に再建された、木造2階建ての立派な門です。

昌徳宮の敦化門

内部を進んだ先にあり、ひときわ大きな建物が仁政殿(インジョンジョン)

国王の即位式などの公式行事や海外使節との接見が行われた、昌徳宮の正殿です。

昌徳宮の仁政殿

内部は吹き抜けになっており、中央には玉座が置かれています。

昌徳宮の仁政殿内部

すぐ隣には煕政堂(ヒジョンダン)。もともと景福宮にありましたが移築され、王が日常生活を送る場として使われました。

昌徳宮の煕政堂

 

景福宮は政務の効率を意識した造りですが昌徳宮はもともと離宮として作られていただけあって、どこかゆったりとした印象。

何気ない場所も美しいです。

昌徳宮内部 昌徳宮内部 昌徳宮の長楽門

 

宮殿の北側には韓国式庭園の最高傑作ともいわれる後苑(フウォン)があります。

しかし僕は時間がなかったのと、別料金なので結局入れませんでした。

気候の良い時であれば、こんな感じの美しい庭園がみられます!

昌徳宮の後苑

宋廟

宗廟(チョンミョ)は朝鮮歴代の王と王妃の位牌を祀っている霊廟です。

地図を見た感じでは昌徳宮から道路を挟んですぐ向かいにあるかな?と思っていましたが、唯一の入口は南側にあり、雪のなか20分近く歩きました・・・

宗廟の正門となるのが蒼葉門(チャンヨッムン)。景福宮や昌徳宮の正門と比べると簡素でスッキリとした印象です。

宗廟の蒼葉門

内部には庭園も広がっています。

こちらの中池塘(チュンジダン)は方形の池の中心に丸い島があります。これは古代中国の宇宙観である「天圓地方思想」と結びついているそうです。

宗廟の中池塘

そして麺は歴代国王の位牌が置かれている正殿(チョンジョン)。僕もこれを楽しみにしてきましたが、残念ながら修復中でした。

宗廟の正殿(修復中)

入場料が無料だったのは修復中だからなのかもしれません・・・

残念すぎるので、降り積もった雪で作られた雪だるまと写真を撮りました。

宗廟の正殿(修復中)の前にある雪だるま

なお、宗廟最大の行事と言えば毎年5月第1日曜に行われる「宗廟大祭(チョンミョ デジェ)」

王家の末裔により行われる祭礼で、音楽や舞踊もあり。ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

 

巡る順番

今回紹介した3カ所を巡る順番は迷うかと思いますが、

景福宮 ⇒ 昌徳宮 ⇒ 宗廟

の順がオススメ。

景福宮は3カ所の中でも群を抜いて広いので、元気のある最初に回ります。

とくに朝10:00からは守門将交代式、昼11:00からは光化門交代式が行われるので是非訪れましょう!

交代式を見る場合、一番最初なら時間も合わせやすいです

 

景福宮内はとても広いので、見終わったときはグッタリ・・・・

周囲には食事できるレストランやカフェも多いので、ここで食事を兼ねて休憩しましょう!

その後は昌徳宮 宗廟の順に回ります。

もし昌徳宮を見終わった後に疲れていても、宗廟に向かう途中にある益善洞エリアにはオシャレなカフェもあるので小休憩もできます!

 

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行き方

仁川国際空港からソウル市内に行くには鉄道やバス、タクシーなどの方法があります。

詳しい行き方は、こちらをご覧ください。

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景福宮の最寄り駅は地下鉄3号線の景福宮駅、宗廟の最寄り駅も同じく地下鉄3号線の鐘路3街駅です。

 

個人で訪れる or 現地ツアーに参加する

今回紹介した場所はエリアが近いこともあり、個人でも訪れやすいです。

ただし他の場所と合わせて訪れたり、詳しい説明を聞きたい場合は現地ツアーへの参加がオススメです。

》》古宮エリアの見どころを訪れる現地発着ツアーに参加する

 

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世界遺産への登録

今回紹介したうち、昌徳宮宋廟はそれぞれ世界遺産(文化遺産)に登録されています。

宗廟にある世界遺産の石碑

ただし景福宮は再建されてから時間が経っていないこともあり、世界遺産には登録されていません。

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観光のベストシーズン

古宮観光にオススメな季節は春(3~5月)と秋(9~11月)です。

春や秋であれば新緑や紅葉も美しく、雪も心配ありません。

ただし秋から冬にかけては食べ物がおいしい季節なので、グルメ目的で訪れる方にはオススメできます。

 

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観光に必要な日数

ソウルへの往復に半日、今回紹介した3大古宮を巡るには丸1日かかるので合わせて1.5日必要です。

ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間もあるので最低1泊2日必要です。

 

観光を計画

ソウルを訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。

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