アブダビにある、真っ白な外観のシェイクザイードモスク。
スケール命の中東の国が作った世界最大級のモスクで、内部は絢爛豪華・荘厳美麗・壮大華麗という言葉がピッタリ。
今回はシェイクザイードモスクの内部と、観光する際の注意点などについてお伝えします。
※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください
【追 記】
2018/07/26 所要時間について追記
2018/05/10 休館日について追記
2018/05/02 ドバイからシェイクザイードモスクへの行き方を追記
基本情報
シェイクザイードモスクは、敷地内に4万人収容できる広さを誇る世界最大級のモスクです。
正式名称はシェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン・モスク(Sheikh Zayed Bin Sultan Al Nahyan Mosque)。
ただし長すぎるので、シェイクザイード(グランド)モスクやグランドモスクと呼ばれるのが一般的です。

完成は意外と最近の2007年。
UAE建国の父である元大統領のシェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーンの命により建築が開始されましたが、完成する前にお亡くなりに・・・
なお、イスラム教徒しか入ることができないモスクも多いですが、シェイクザイードモスクは異教徒でも入ることが可能です。
アブダビ or ドバイからの行き方
シェイクザイードモスクは、中東のアラブ首長国連邦(U.A.E)のアブダビ国にあります。
アブダビ中心部からシェイクザイードモスクへの移動は、タクシーかバス利用のどちらかが便利。
ただしバスの場合は降車場所が入口近くには無いので、約10分歩く必要があります。
アブダビ国際空港からアブダビ中心部への移動方法は、こちらをご覧ください。

同じアラブ首長国連邦のドバイから行く場合、バスの直行便はありません。
アル・グバイバ・バスステーション(Al Ghubaiba Bus Station)から、アブダビのメインバスターミナルに移動、近くにあるバス停(上記のアル・ワーダ)から乗れば着きます。
ドバイから行く場合が乗り継ぐ必要があるため少し不便。
なるべく楽に訪れたいなら、ドバイ発着の現地ツアーへの参加がオススメです。
シェイクザイードモスクの入口は分かりにくいですが、東側にあります。
タクシーで行く場合は東側のロータリー部分(下記地図のAl Zayed East付近)で降ろしてもらうと楽です。
シェイクザイードモスク内部
まずは外から見た姿。目が痛くなるほどの真っ白さです。
中に入ったのち、順路に沿って進むと柱が立ち並んでいます。この柱も装飾されてとてもきれいです。
内部は4万人収容可能だけあり、とても広いです。
中心となるメインホールは高さ最大85メートル。7,000人が収容可能です。
メインホールは、床から天井まで絢爛豪華。
床に敷き詰められたペルシャじゅうたんは、1,200人の職人の手により2年かけて織られており、大きさは5,627平方メートル、重量は47トンもあります。
このペルシャじゅうたんだけで、なんと約9億円!
メインホール内は土足禁止なので靴を脱ぐ必要がありますが、9億円ということを思い出してしっかりと踏みしめましょう。
また、シャンデリアも豪華。
シャンデリアは世界最大級の大きさで、高さは15メートル&直径10メートル、重量は12トン以上あります。値段はなんと7億円!!
シェイクザイードモスクの中には、こちらのような変わった時計があります。
見た瞬間、頭が「???」と混乱しますが、現在の時刻は中心の針の部分、まわりのデジタル数字部分はその日の礼拝の時間を示しています。
モスク内はどこを見ても豪華。
壁を見ても、天井を見ても、床を見ても「金かかってるな~」と感心します。いままで世界中のさまざまなモスクを見ましたが、豪華さではここが一番。
シェイクザイードモスクの総工費は5億4500万ドル。日本にあるドーム型球場とほぼ同じか、少し高いぐらいです。
なお、これだけの豪華さですが拝観料は無料です!
観光についての注意点
休館日について
休館日は基本的にはありませんが、ラマダン中の金曜日は休みです。
営業時間は朝9:00~夜22:00。ただし金曜はイスラム教のお祈りのため、朝9:00~夕方16:30は入ることができません。
また、ラマダン期間中の営業時間は朝9:00~昼14:00です。
所要時間について
ひと通り見るだけであれば、約1時間あれば大丈夫です。
服装について
厳しいドレスコードがあります。
入場口の看板にも書かれていますが、女性は首・手首・足首から先を除き肌が露出していたり、体のラインが出るタイトな服はNGです。
また髪の毛も露出NGなので、ストールなどの布を被る必要があります。
男性は短パンやノースリーブの服はNG。
入口でアバヤと呼ばれる伝統衣装の貸し出しが行われていますが、借りる際にパスポート以外のIDの提示が必要です。
シェイクザイードモスクは完成してからそれほど経過していない事もあり、めちゃくちゃ白い!
日中は床や壁への照り返しで、目が開けられないぐらい眩しいことも。とくに夏に訪れる時はサングラスがあると便利です。

トイレについて
トイレはモスクの外部と内部の両方にありますが、ぜひモスク内のトイレを利用してください。
トイレと思えないぐらい広く、とにかく豪華なので必見です。
売店・レストランについて
モスク内、入り口付近に売店を見かけませんでした。
飲み物が飲みたい時は、モスク外部にカフェが隣接しているので利用がおすすめです。
個人で訪れる or 現地ツアーに参加する
個人でも比較的訪れやすいです。
しかしドバイから日帰りで訪れたい場合や、モスクについての解説を聞きたい場合は現地発着ツアーの利用がオススメです。
》》シェイク ザイード グランド モスクを訪れる現地発着ツアーに参加する
世界遺産への登録
2018年現在、世界遺産には登録されていません。

観光のベストシーズン
11月~3月あたりがオススメです。
4月~10月は気温が高く、平均気温が40度を越える日もあります。また、降水量が多めなのでおすすめできません。
観光に必要な日数
アブダビへの往復に丸1.5日、日帰りでシェイクザイードモスクに行くとして合計丸2日かかります。
ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低2泊4日必要です。
観光を計画
シェイクザイードモスクを訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。
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