世界中にタワーは数多くありますが、僕が最も好きなデザインはペトロナス・ツイン・タワー!
2本のタワーが並ぶ姿がとてもステキです。
僕もマレーシアのクアラルンプール滞在中に、ペトロナス・ツイン・タワーの展望台ツアーに参加しました。
今回はツアーへの参加方法や、ツアーの様子などについてお伝えします。
※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください
基本情報
ペトロナス・ツイン・タワーは1998年に完成した、高さ452メートルのタワーです。
完成から5年間は世界で最も高いビルでしたが台湾の台北101(509.2メートル)や、ドバイのブルジュ・ハリファ(830メートル)、日本の東京スカイツリー(634メートル)など、どんどん抜かされました・・・
しかし、ツインタワーとしては世界一の高さです(2018年時点)。
タワーを設計したのはアルゼンチンのシーザー・ペリ(Cesar Pelli)。鋼材を使わずに高強度コンクリートを積み上げて建てられました。
ペトロナス・ツイン・タワー最大の特徴はタワーが2本あることですが、このタワーは1本ずつ日本と韓国の建設会社が施工しました。
日本と韓国の会社が競い合うように建てた結果、韓国側のタワーが少し傾いていることが判明。日本側に相談を持ち掛けた結果、連絡橋(スカイブリッジ)により2つの塔をつなげることになったそうです。
スカイブリッジは高さ170メートル地点に架けられています。
展望台チケットの予約
ペトロナス・ツイン・タワーの展望台に行くには、人数制限ありのツアーに参加する必要があります。
僕はペトロナス・ツイン・タワーに訪れて、直接予約しました。
チケット売り場へ行くには、タワーの北西側(KLCC公園の反対)の入口から入り、すぐ左折します。
すると右手にエスカレーターが見えるので、そのまま下階に降ります。
チケット売り場はこちら。
僕が訪れたのは平日の昼11:30ごろでしたが、近い時間帯のツアーはすべて売り切れ。
なんとか昼14:30開始のツアーの、最後の1枠を確保できました。
展望台ツアーの料金は80リンギット(約2,400円)でした。
チケットとパンフレットはこんな感じ。
平日昼間でも訪れる人は多く、あっという間に展望台ツアーの枠が埋まります。
希望の時間や、土日に訪れる場合は事前予約必須です!
なお、公式サイトからのオンライン予約もできますが、最低でも48時間以上先のツアーしか予約ができないので、急に行きたくなった場合は不向きです・・・
》》ペトロナス・ツイン・タワーのチケット予約(公式サイト:英語)
展望台ツアーの様子
展望台ツアーの集合は予約時間の15分前。チケット売り場と同じフロアにあるゲートの前での集合です。
ゲートをくぐると、空港にあるようなX線を用いた荷物検査が行われます。
検査後、大きな荷物は預けます。
ツアー参加者が首から下げるタグ(黄色)と、荷物の引換タグ(赤色)はこちら。
先に進むとエレベーターホールがあります。
ここでは送風口から噴き出た空気に映像が投射され、ツアーの注意点が説明する凝った演出。
エレベーターに乗って、まずは高さ170メートル地点のスカイブリッジへ。
スカイブリッジからは、隣接するKLCC公園などが見えます。
景色も良いですが、タワー自体を間近でじっくり見ましょう!
スカイデッキには約10分滞在するので、じっくり見ることができます。
そして、ふたたびエレベーターで高さ370メートルにある展望台『オブザーベーションデッキ』へ。
スカイブリッジと比べると高さが倍以上になるので、さらに遠くまで見渡せます!
KLタワーも眼下に。
ペトロナス・ツイン・タワーの別棟も、先端から根本までシッカリ見えます。
オブザーベーション内には、タワーの模型やクアラルンプールのジオラマもあります。
そしてAR(拡張現実)を用いて画面に自分の姿を映し、動くことによって体の周りでペトロナス・ツイン・タワーが動くアトラクションもあり、子供が夢中で楽しんでいました。
20分ほど後に、入場タグの色(僕は黄色)を呼ばれるのでエレベーターに戻ります。
このまま下に降りてツアーは終了です。
ツアー終了後にお土産店を通りますが、そこに荷物受取カウンター(LUGGAGE PICK UP)があるので交換用タグを渡せば、預けた荷物と交換してくれます。
夜には噴水ショーも行われます
ペトロナス・ツイン・タワーの南東部にはKLCC公園(Taman KLCC)が隣接していますが、公園内の池で毎晩噴水ショーが行われます。
ショーでは水だけではなく、音とカラフルな光を用いていることもあり、とても美しいです!
行き方
ペトロナス・ツイン・タワーの最寄り駅はLRTクラナ・ジャヤ線(Kelana Jaya Line)のKLCC駅で降りれば目の前です。
ブキッビンタン中心部から行く場合は、ショッピングセンター『Pavillion』から空中歩道(ウォークウェイ)の利用が便利。
ペトロナス・ツイン・タワー近くのKLコンベンションセンター(KL Convention Centre)まで行くことができ、地下連絡通路でタワーまでつながっています。
また、クアラルンプール国際空港からクアラルンプール中心部への移動方法はこちらをご覧ください。
観光についての注意点
定休日・営業時間について
定休日は月曜です。
また、営業時間は朝9:00~夜21:00。しかし、金曜の昼13:00~昼14:30はクローズです。
所要時間について
ツアー開始から終了まで約40~50分です。
写真撮影について
撮影可能ですが、三脚や自撮り棒を使うのは禁止されています。
服装について
ツアー中はそれほど歩き回らず、気温も快適なので服装は何でも良いです。
ただし、併設するショッピングセンターなどを訪れたい場合は、歩きやすいスニーカーがオススメです。
トイレについて
チケット売り場や、展望台にあったと思います。
念のため、ツアー参加前にタワー&併設するショッピングセンター(スリアKLCC)にあるトイレで済ませておきましょう。
売店・レストランについて
ツアーが終わり、エレベーターを降りたところにお土産ショップがあります。
コップからぬいぐるみまで、かなり品数が充実しているのでペトロナス・ツイン・タワー関連のお土産を探すにはピッタリ。
また、ペトロナス・ツイン・タワーにはスリアKLCC(Suria LKLCC)というショッピングセンターが併設しており、日本や韓国など、いろいろな国のレストランが併設されているので食事には困りません。
個人で訪れる or 現地ツアーに参加する
ペトロナス・ツイン・タワーはクアラルンプールの中心部にあり、MRT(地下鉄)の駅も近いので個人でも行きやすいです。
ただし当日訪れても予約がいっぱいで、希望時間帯の展望台ツアーに参加できないことも・・・
また他の観光地と合わせて効率的に周りたい場合も、現地ツアーへの参加がオススメです。
世界遺産への登録
ペトロナス・ツイン・タワーは世界遺産に登録されていません(2018年11月時点)。
観光のベストシーズン
夏(6~8月)が最もオススメです。
タワー内部は涼しくて快適なので1年中いつでも大丈夫ですが、展望台からクアラルンプールを見渡すなら雨が降る日が少ない夏がオススメです。
ただし一年中スコールが発生するので、予約した時間に晴れているかどうかは運しだいです。
観光に必要な日数
クアラルンプールへの往復に丸1日、日帰りでペトロナス・ツイン・タワーに行くとして合計1.5日かかります。
ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低1泊2日必要です。
観光を計画
ペトロナス・ツイン・タワーを訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。
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