日本人に大人気のタイ・バンコク。
トムヤンクンなどの料理やムエタイも有名ですが、やっぱりメインは金色に輝く寺院や大仏。これらの名所をまとめてバンコク3大寺院とも呼びます。
今回は3大寺院の見どころと、効率的な周り方などについてお伝えします。
※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください
【追 記】
2019/07/05 オーダーメイド旅行について追記
2019/04/21 観光に便利なアイテムを追記
2018/07/26 所要時間について追記
2018/06/14 バンコク3大寺院に関する書籍を追記
2018/05/10 休館日について追記
基本情報
バンコク3大寺院とはバンコクにある仏教寺院のうち、特に人気のある3つの寺院を指します。
3大寺院を構成するのは、こちらの寺院です。
- ワット・プラ・ケオ
- ワット・ポー
- ワット・アルン
それぞれの名前の「ワット」の意味については、こちらをご覧ください。
見どころ
3大寺院の見どころを順に紹介します。
ワット・プラ・ケオ (Wat Phra Keo)
ワット・プラ・ケオは王宮の中にあるタイで最も格式の高い王室専用の寺院で、正しくはワット・シーラッタナーサーサダーラームと言います。
内部はとっても広く、さまざまな建物や像がありますが一番の見どころは本堂。
本堂の入口周辺は、いつも大混雑です。
本堂に安置されている本尊がエメラルド色のヒスイでできているので、エメラルド寺院とも呼ばれています。
しかし、ワット・プラ・ケオと聞いて思い出すのは、この金色の仏舎利殿では?
仏舎利殿はプラ・スィー・ラタナー・チェディという名前です。
そのほかの建物も、日本ではありえないぐらい派手。
また、敷地内には多くの像が設置されています。
どれも細やかな装飾がほどこされており、とってもキレイ。
そして、なぜかアンコールワットの模型が・・・
このアンコールワットの模型は、ラーマ4世が実際のアンコールワットに訪れた際、その素晴らしさに感動し模型の作成を命じたと言われています。
ワット・ポー (Wat Pho)
ワット・ポーはアユタヤ朝時代に創建されたと言われる、バンコクでは最も歴史のある寺院です。
正しくはワット・プラチェートゥポンウィモンマンカラーラームと言いますが、長すぎるのでワット・ポー、日本人は涅槃仏寺と呼んでいます。
見どころは、やっぱり金色の巨大な涅槃仏。
全長49メートル、高さ12メートルもあるので、全体を写真に収めるのも大変・・・
この正面からの姿は有名なので、あまり見ることがない角度から紹介します。
まずは足の裏。
足の裏には、仏教の世界を表現した108個の図が螺鈿細工によって描かれています。
続いて後頭部。
枕の装飾も細かくてキレイです。
涅槃仏の周囲には、金属製の鉢がグルっと取り囲んでいます。
涅槃仏の周囲をまわりながら、108つある鉢の中に一枚ずつ硬貨を入れることにより煩悩が消えると言われています。
ワット・ポーの本尊は金色の涅槃仏ではなく、別の場所にあります。
本尊はこちら。
涅槃仏と比較すると、どうしても地味に感じますよね・・・
ワット・ポーの敷地内には大小いろいろな仏塔が建っています。こちらの仏塔は金色ではなく落ち着いた感じ。
タイはマッサージも有名ですが、ワット・ポーにはタイ古式マッサージの学校が併設されています。
学校だけではなく、ワット・ポー・マッサージ・サービスセンターが併設されているので、観光のついでにマッサージを受けることもできます。
ワット・アルン (Wat Arun)
ワット・アルンはトンブリー王朝の守護寺院で、正しくはワット・アルンラーチャワラーラームと言います。
ワット・アルンはワット・プラ・ケオやワット・ポーと比べて落ち着いた感じ。
塔は全部で5本。
最も高い塔は75メートルあり、その周囲を4基の小さな仏塔が取り囲んでいます。
仏塔に近づいて、じっと見てみると陶器の破片が使われています。
もともとは食器や壺だったのでしょうか?
ワット・アルンは登ることができます。塔の上部から見る風景は絶景!
・・・ただし、階段がめちゃくちゃ急です。
登るときは手すりをしっかり持って、ちょっとずつ降りれば大丈夫です。
行き方
3大寺院はバンコクの西側にありますが、周辺には鉄道の駅がないので少し不便。
バンコク市内中心部(サイアム・スクウェア周辺)からバンコク3大寺院に行く場合は、トゥクトゥクやタクシーが便利です。
ただし、トゥクトゥクは観光客の場合、相場よりかなり高めな料金を請求される場合も・・・
乗る前に料金をシッカリと交渉してください。
3大寺院の効率的な回り方
3大寺院を巡るオススメの順番はこちら。
1.ワット・プラ・ケオ
↓
2.ワット・ポー
↓
3.ワット・アルン
ワット・プラ・ケオとワット・アルンは逆でも大丈夫です。
しかし閉館時間が異なるので、昼以降に訪れる場合はワット・プラ・ケオ → ワット・ポー → ワット・アルンの順がオススメです。
ワット・プラ・ケオ 15:30
ワット・ポー 17:00
ワット・アルン 18:00
ワット・プラ・ケオとワットポーは隣り合っているので、徒歩での移動でOK。約5分で到着します。
ワット・ポーからワット・アルンへの移動はチャオプラヤー・エクスプレス・ボートで川の対岸に行くと便利です。
ワット・ポーとワット・アルンの間にある道をチャオプラヤー川方面に向かうと、ター・ティアン船着き場(Tha Tien)があります。
そこから対岸のワット・アルン船着場(Wat Arun)まで行けば、ワット・アルンは目の前です。
対岸に渡るだけなので、料金も日本円で数10円と激安!
歩いて移動すると30分以上かかるので、渡し舟の利用がオススメです。
スワンナプーム国際空港からバンコク中心部への移動方法は、こちらをご覧ください。
観光についての注意点
休館日について
3寺院とも、休館日はありません。
所要時間について
3大寺院すべて見るのであれば、移動を含めて4時間あればひと通り見ることが可能です。
服装について
3大寺院のうち、特にワット・プラ・ケオの服装チェックは厳しめ。
女性の場合、ミニスカートやキャミソールなどの露出の多い服装はNG。ただし体を覆う布の貸し出しが行われています。
サンダルはOK?
サンダルはNGと判断される場合があります。
靴の貸し出しも行われていますが、3大寺院を巡るとかなりの距離を歩かないといけないので、歩きやすいスニーカーがオススメです。
トイレについて
3大寺院は、どこも敷地内にトイレがあります。
売店について
3大寺院の内部・周辺で水やアイスクリーム、お土産などが売られています。
現地ツアー参加がオススメ
バンコク市内にあるので個人でも周りやすいですが、蒸し暑いなか3カ所巡る+ホテルまで往復するのは本当に疲れます。
トゥクトゥクやタクシーとの値段交渉も慣れていないと難しいので、移動の手間が無いバンコクのホテル発着の現地ツアーに参加すると楽。
ツアーによっては、日本語でのガイドも行ってくれます!
タイ旅行をオーダーメイド
バンコク三大寺院をはじめ、タイ各地の見どころを効率よく巡る方法を考えるのは大変・・・
しかし、ツアー旅行はお土産屋や行きたくない観光地を組み込まれることがあるのでイヤ、という方も多いのでは?
そんな場合は服をオーダーメイドするように、あなたの希望と予算を伝えて旅を組み立ててもらってはいかがでしょうか?
たとえば『タウンライフ旅さがし』なら無料で見積もってもらえます。
観光についての不明点を事前に相談をしたり、現地に着いてから困りごとがあっても、サポートデスクが設置されているので難なく解決できますよ。
観光に便利なアイテム
海外旅行での問題はやっぱり言葉。英語なら何となく理解できても、タイ語は難しいですよね・・・
あなたがタイ語を話せなくても、翻訳できるアイテムがあれば安心。
ポケトークなら世界中の言葉に対応しており、話しかけるだけで的確に翻訳してくれます!
世界遺産への登録
残念ながら、3大寺院はすべて世界遺産ではありません。
観光のベストシーズン
冬(11月~2月前半)がオススメです。
2月後半から5月前半は暑季のため、連日気温が40℃を超えることもあるので観光には不向き。
また、5月後半から10月は雨季です。
ただし、ずっと降り続くことは少なく、スコールのように降るときは激しく降ります。スコール後はカラッと晴れるので、その間は観光できます。
11月~2月前半は乾季のため雨が降らず、気温もそれほど高くならないので最も観光に向いています。
観光に必要な日数
バンコクへの往復に丸1日、日帰りでバンコク3大寺院を巡るとして合計丸2日かかります。
ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低1泊3日必要です。
観光を計画
バンコク3大寺院を訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。
》》Hotels.comでホテルを予約
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