エルサレムを2千年見つめ続けるダビデの塔。展望台からエルサレムを一望!!



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エルサレム旧市街のヤッフォ門近くにあるダビデの塔。

同じ旧市街にある、嘆きの壁などの世界三大宗教の聖地と比べると少し地味な印象ですが、エルサレムの昔を知ることができる貴重な場所です。

また、展望台からの眺めはエルサレムでナンバーワンと言っていいほど素晴らしいです!

今回はダビデの塔内部などについてお伝えします。

※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください

基本情報

ダビデの塔(ミクダール・デイヴィット)はエルサレムの旧市街・ヤッフォ門近くにあり、太古の昔より城塞として使用されていました。

建築したのはローマ帝国初期にユダヤ王国を統治していたヘロデ大王

ヘロデ王が在位していたのは紀元前37~紀元前4年の間です

 

ヘロデ大王がもともとあった城壁に増築したのが始まりと言われており、その後も近年まで増改築が繰り返されて現在の姿となりました。

現在はエルサレムの歴史を伝える博物館としても利用されています。

 

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行き方

ダビデの塔へ行くには、ヤッフォ門(Jaffa Gate)から入るのが分かりやすいです。

エルサレム(イスラエル)の旧市街のヤッフォ門入口

入ったらすぐ右にあります!

入口も立派です。

エルサレム(イスラエル)の旧市街にあるダビデの塔の入口

 

ダビデの塔内部

それでは内部の様子を紹介します!

内部は城壁に囲まれており、また観光客もそれほど多くなかったので静かでした。

エルサレム(イスラエル)の旧市街にあるダビデの塔の内部

内部は増改築されていますが、おもに次の年代の建物が残っています。

  • カナン時代(紀元前1200年ごろ)
  • 第1神殿時代(紀元前1006年~紀元前586年)
  • エルサレム帰還~第2神殿時代(紀元前586年~西暦131年)
  • 後期ローマ時代~ビザンツ時代(西暦131年~638年)
  • 初期イスラム時代~アイユーブ朝、十字軍時代(西暦638年~1260年)
  • マムルーク朝~現在(西暦1260年~)

内部に入って左側(時計回り)にぐるっと回ると、上記の時代の移り変わりを順に見ることができます。

 

入って左側に行くと、ダビデと思われる人物の像がありました。

もっとイカツイ人を想像していましたが、意外と女性的。

エルサレム(イスラエル)の旧市街にあるダビデの塔のダビデ像

 

ダビデの塔のなかで最も高い建築物がファサエルの塔

ローマ軍により占領された場所ですが壊されず残され、現在は展望台として使用されています。

ここからの眺めは必見です!

エルサレム(イスラエル)の旧市街にあるダビデの塔の展望台からの眺め
エルサレム(イスラエル)の旧市街にあるダビデの塔の展望台からの眺め

岩のドームと聖墳墓教会を一度に眺めることもできます。

エルサレム(イスラエル)の旧市街にあるダビデの塔の展望台からの眺め

展望台に掲げられたイスラエル国旗と、それに似たデザインの旗。

エルサレム(イスラエル)の旧市街にあるダビデの塔の展望台にかかがられたイスラエル国旗

 

城壁の南東部分は、紀元前から現在に至るまでのエルサレムの歴史を伝える博物館になっています。

ダビデの塔エルサレム歴史博物館 (The Tower of David Museum of the History of Jerusalem) という名前です

エルサレム(イスラエル)の旧市街にあるダビデの塔に併設されている博物館の展示物

アートっぽい作品もあるので何も知らなくても楽しめますが、必見は岩のドームの模型。

エルサレム(イスラエル)のダビデの塔に展示されている岩のドーム内部の模型

岩のドーム内部にはイスラム教徒しか入れないため、写真やこの模型を通してしか知ることができないのです・・・

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夜は博物館部分の壁を利用して、音と光のショーが1日2~3回開催されています。

・開催時間は季節によって異なります
・金曜、日曜、冬期の火曜は休みです

 

音と映像が中心なので、英語が分からなくても安心。

聖書時代から現在までのエルサレムの歴史を、30分程度の映像で楽しみながら学べます!

エルサレム(イスラエル)の旧市街にあるダビデの塔で行われる音と光のショーの会場

料金は2019年時点で55~65シェケル(約1,600円~2,000円)ですが、ダビデの塔との共通チケットを購入すれば80シェケル(約2,400円)と、別々に購入するよりオトクです。

 

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観光についての注意点

定休日・営業時間について

定休日はありません。

営業時間は朝9:00~夕方16:00(金曜のみ朝9:00~昼14:00)です。

ただし8月のみ、朝9:00~夕方17:00(金曜のみ朝9:00~昼14:00)です。

所要時間について

博物館をじっくり見るのであれば2時間程度かかります。

服装について

ひと通り周ると意外と距離があり、また階段も多いのでスニーカーなどの歩きやすい靴がオススメです。

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トイレについて

内部に何カ所かあります。

売店・レストランについて

内部にはレストランと思われる建物がありましたが、僕が訪れた時はやっていませんでした。

その他

オーディオガイドが用意されています。

 

個人で訪れる or 現地ツアーに参加する

ダビデの塔はヤッフォ門から入ってすぐの場所にあり、迷う可能性は低いので個人でも行きやすいです。

ただしエルサレムにある他の見どころと合わせて効率的に巡りたい場合は、現地ツアーへの参加がオススメです。

 

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イスラエル旅行をオーダーメイド

空港からの移動や、エルサレムにある三大宗教の聖地などの見どころを効率よく巡るのは意外と大変・・・

しかしツアー旅行は好きな場所に行けないし、行きたくもないお土産店に立ち寄ったりするので避けたいですよね。

そんな時は『オーダーメイド旅行』がおすすめです!

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たとえば『タウンライフ旅さがし』なら無料で見積もってもらえます。

観光についての不明点を事前に相談をしたり、現地に着いてから困りごとがあっても、サポートデスクが設置されているので難なく解決できますよ。

 

観光に便利なアイテム

翻訳機

海外旅行での問題はやっぱり言葉。英語なら何となく理解できても、中東の言葉は難しいですよね・・・

あなたが日本語以外話せなくても、翻訳できるアイテムがあれば安心。

ポケトークなら世界中の言葉に対応しており、話しかけるだけで的確に翻訳してくれます!

 

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世界遺産への登録

1981年に『エルサレムの旧市街とその城壁群』の構成資産のひとつとして、世界遺産(文化遺産)に登録されました。

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観光のベストシーズン

春(4~5月)秋(10~11月)が気候も良く、降水量も少なめなのでオススメです。

夏はかなり暑く、ぐるっと一周するだけでも汗まみれに・・・

 

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観光に必要な日数

エルサレムへの往復に丸2日、日帰りでダビデの塔に行くとして合計丸2.5日かかります。

ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低2泊4日必要です。

 

観光を計画

ダビデの塔を訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。

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