チェコのプラハは、中世の街並みが残っており、まるで絵本の中に迷い込んだと感じさせてくれます。
特にモルダウ川に架かるカレル橋と、プラハ城は必見です!
今回はカレル橋からプラハ城への行き方と、プラハ城内部の様子などについてお伝えします。
※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください
【追 記】
2018/07/26 所要時間について追記
基本情報
カレル橋はヴルタヴァ川(別名:モルダウ川)に架かる、プラハ最古の石製の橋。
14~15世紀頃に建造された全長520メートル、幅10メートルもある美しい橋です。
橋の欄干には30体もの聖人の像が立ち並んでおり、ストリートパフォーマーや露店が立ち並ぶプラハでも有数の観光地でもあります。
プラハ城は、プラハの高台にある歴代の王の居城。
9世紀半ばに建設が始まり、ほぼ現在の姿になったのは14世紀ごろと言われています。
城壁に囲まれた内部には、教会や修道院、宮殿などが建てられています。
カレル橋からプラハ城への行き方
プラハ城はヴルタヴァ川の西岸、小高い丘フラッチャにに建てられています。
旧市街地区からプラハ城に行く場合、ヴルタヴァ川を渡る必要があります。
橋はたくさん架けられていますが、カレル橋を通るのがオススメ。
カレル橋の入口に建っているのは旧市街橋塔です。
カレル橋はいつも多くの人でにぎわっています。
聖人の像が30基も建てられており、聖ヨハネや聖フランシスコ・ザビエルの像も。
最も古いのは聖ヤン・ネポムツキーの像で、唯一のブロンズ像です。
カレル橋は開運スポットでもあります。
聖ヤン・ネポムツキーの像の近くには、橋から落とされる聖ヤン・ネポムツキーが落とされた場所であることを示したレリーフがあります。
このレリーフを触ると開運が訪れると言われており、触られまくってピカピカです。
また、『愛の南京錠』と呼ばれる場所も。
世界中にありますがカレル橋のも同じく、恋人とも永遠の愛を誓って南京錠を取り付けます。
カレル橋はストリートパフォーマーや露店がいっぱい!
絵を売っていたり、楽器を演奏している人がいたり、さまざまな人がいるので見ていて飽きません。
橋の対岸にあるマラー・ストラナ地区の入口にある、橋塔の下をくぐって向かいます。
その後は道なりに上り坂を進んでください。
プラハ城の入口(Matthias Gate)&チケットオフィスは城の西側(大司教宮殿付近)にあります。
なお、プラハ国際空港からプラハ市内へ行く方法は、こちらをご覧ください。
プラハ城内の見どころ
プラハ城には西側より入場します。
正門(マティアス門)の両隣には衛兵が立っており、一緒に写真を撮る人も。
なお、毎時ちょうど(12時、13時・・・)には、衛兵交代式が行われます。
特に正午の交代式は音楽隊のファンファーレとともに行われるので、もし見たい場合はなるべく早めの場所取りがオススメです。
カレル城内部に入ると、すぐに聖ヴィート大聖堂が現れます!
聖ヴィート大聖堂は、もともとシンプルな外観でしたが、14世紀のカレル4世の時代に現在の立派な外観への改築工事が行われました。
内部も外観に負けず、とても立派。
ステンドグラスがとてもキレイですが、なかでもチェコが産んだ画家ミュシャ(ムハ)が手掛けたステンドグラスは必見です!
僕が訪れたのは12月末だったので、クリスマスの飾りつけが行われていました。
続いて、プラハ城内の他の見どころを紹介します。
まずは旧王宮。16世紀ごろまで歴代の王宮として使われていた場所です。
この部屋は、完成した16世紀当時、世界最大のホールと言われたグラディスラフ・ホール。高さは13メートルあります。
聖イジー教会は920年に完成したプラハ城内最古の教会でした。
しかし、火事のため1142年に再建、さらに17世紀にバロック様式のファサードが増築されました。
プラハ城内には黄金小道と呼ばれる、細い路地があります。
ここは城に仕える召使いたちが住んでいた場所で、しばらくして錬金術師が住むようになったことから、”黄金小道”という名前が付けられました。
現在はみやげ物店や、当時の道具が展示されています。
黄金小道にはNo.22と書かれた家がありますが、そこは作家フランツ・カフカが仕事場として使用していた場所です。
黄金小道の近くにはレストランもあります。
僕が訪れたのはLobkowicz Palace Cafe。
テラス席は風が強いので、料理が冷めやすいのが難点ですが、プラハの街並みを楽しむことができますよ。
スターバックスもあります
世界中どこにでもあるスタバですが、プラハ城にもあります。
店舗があるのはプラハ城の正門(マティアス門)近くで、テラス席からはプラハの街並みが一望!
営業時間は朝9時から夜19時(土日は20時)までなので、プラハ城観光の前後に休憩するのにピッタリです。
入場チケットの購入
チケットを購入しなくてもプラハ城に入ることはできますが、聖ヴィート大聖堂や聖イジー教会などに入る際にチケットのチェックがあります。
入場チケットは正門(マティアス門)から入り左手側、または聖ヴィート教会の前で売られています。
観光についての注意点
休館日・営業時間について
休館日はありません。
また、営業時間は施設によって異なりますが、プラハ城への入場は朝6:00~夜22:00までです。
所要時間について
カレル橋を歩いて、プラハ城をひと通り見物するには3~4時間かかります。
チケット購入に時間がかかるようであれば、さらに時間がかかります。
服装について
プラハ城内は広いので、歩きやすいスニーカーがオススメです。
プラハのカレル橋を渡っていく場合は、場内と合わせて数キロ歩く必要があります。
トイレについて
聖ヴィート教会前のほか、プラハ城内に何カ所かあります。
売店・レストランについて
黄金小道周辺をはじめ、何カ所かお土産を購入できる場所があります。
また、内部にカフェやレストランが数カ所あります。
現地発着ツアーがオススメ
プラハ城はプラハ市内からも近いので、個人でも訪れやすいです。
ただし日本語ガイドによる説明を聞きたかったり、ほかの観光地と合わせて効率的に巡りたい場合はプラハ発着への参加がオススメです。
世界遺産への登録
1992年に『プラハ歴史地区』の構成資産として、世界遺産(文化遺産)に登録されました。
カレル橋、プラハ城の一部(聖ヴィート大聖堂、聖イジー教会)が構成資産に含まれています。
観光のベストシーズン
一年中いつでも観光に向いています。
ただし、冬は寒いので厚着した方が良いです。
観光に必要な日数
プラハへの往復に丸2日、日帰りでカレル城に行くとして合計丸3日かかります。
ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低3泊5日必要です。
観光を計画
プラハ城を訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。
》》Hotels.comでホテルを予約
》》Booking.comでホテルを予約
》》Agodaでホテルを予約
》》Expediaでホテルを予約
》》Klookで現地発着ツアーを予約
》》KKdayで現地発着ツアーを予約
》》Hello Activityで現地発着ツアーを予約