デスバレーの最高気温は約57℃!冬でも暑いデスバレーの見どころ紹介



-- 広告 --

 

デスバレー(Death Valley)は日本語で『死の谷』という意味。

なんとも物騒な名前ですよね・・・しかし、実際に訪れればその名前が付けられた理由が分かります。

デスバレーにあるのは自然のみ。しかし、地平線が見渡せるほどの大地だったり、ウネウネした地面は大自然のスゴさを感じることができるスポットです!

今回はデスバレー国立公園へ行く方法、現地での見どころ、注意する点などについてお伝えします。

※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください

【追 記】
2018/05/10
  定休日について追記

基本情報

デスバレー国立公園はアメリカ最大の国立公園です。

アメリカ・カリフォルニア州のシエラネバダ山脈の東側にあり、大部分はカリフォルニア州ですが、一部ネバダ州が占めています。

面積は13,158平方キロメートルと、長野県の面積(13,562平方キロメートル)とほぼ同じです。公園だけで県ひとつ分と同じ広さとは驚きですよね・・・

また、デスバレーには紀元前8000年頃からアメリカ先住民が暮らしていたことでも知られています。

デスバレーという名前が付いた理由は、過酷な環境のため。

海抜はマイナス85.9メートルという低さであり、真夏は気温50℃に達します。過去最高気温は何と約57℃と、とても人が住める環境ではありません。

また、年間降水量は50mmぐらいで、まったく降らない年もあります。

デスバレー

 

-- 広告 --


見どころ

デスバレーには過酷な環境を見ることができる、さまざまなスポットが存在しています。

このうち、有名な見どころをいくつか紹介します。

ダンテズ・ビュー (Dantes View)

バッドウォーターを見渡せる位置にあるビュースポットです。

バッド・ウォーター (Badwater)

かつては塩の湖がありましたが、50℃以上の気温のため干上がってしまいました。

塩の湖といえばボリビアのウユニ塩湖が有名ですが、バッド・ウォーターも規模は小さいですが、環境の過酷さでは上回ります。

ウユニ塩湖に現地ツアー利用で訪れた!乾季でも鏡張りの水面を見られるかも?
マチュピチュとともに、絶対行きたかったウユニ塩湖。僕は会社を辞めたあとの南米旅行の際に訪れましたが、すべて準備するのは大変だったのでウユニ発着の現地ツアーに参加しました。今回はツアーの流れや、ウユニ塩湖の見どころを紹介します!

ここは谷底に位置しているため夏場はドライヤーのような熱風が吹き、とても暑いです。また、海抜マイナス85.9メートル地点があることでも知られています。

デスバレーのバッドウォーターの看板

デスバレーのバッドウォーター

悪魔のゴルフコース (Devil’s Golf Course)

変な名前ですが、実際に訪れればその理由がわかります。

地面の中に含まれていた塩の結晶が泥と共に盛り上がったことにより、かまくらのような凹凸が出来上がりました。

名前のとおり、悪魔がゴルフしていそうな感じですよね・・・

デスバレーの悪魔のゴルフコース

地面の土に塩分が含まれているので舐めてみましたが、とてもしょっぱいです。ただし食あたりになる可能性があるので、口に含まないようにしましょう。

僕もここの塩をなめた後に、食あたりと思われる腹痛に見舞われました・・・

ラスベガスで食あたり。蛍光ピンクの薬(Pepto Bismol)がバッチリ効いた!
海外旅行中に病気になると大変ですよね。風邪や下痢ならまだマシですが僕はラスベガスを訪れた際、食あたりで丸一日苦しみました・・・今回は食あたりの原因と治した方法、得た教訓について、今後ラスベガス方面に行く方に向けてお伝えします。

アーティスト・パレット (Artist’s Pallet)

ゴツゴツとした岩肌からさまざまの色の岩が姿を見せているため、このような名前が付きました。岩に含まれる鉱物の成分の違いによって、異なる色がついています。

デスバレーのアーティストパレット

ザブリスキー・ポイント (Zabriskie Point)

うねうねとした白色の丘が連なっており、夕陽を浴びることにより黄金に輝きます。

黄金色に輝く理由は、1,000万年前より積み重り続けている土砂の中に黄金色の土が含まれているためと言われています。

デスバレーのザブリスキー・ポイント

 

観光についての注意点

全般

夏は最高気温50℃に達することがありますので、ペットボトルの水を忘れないように持っていきましょう。

なお、年間を通じて雨はほとんど降らないので雨具の準備は不要です。

定休日について

どの場所も定休日はありません。

服装について

夏は日差しが強く日陰の場所がないので、帽子とサングラスは必須です。

冬は日中の気温は20℃前後と比較的過ごしやすい。

ただし夜になると、一気に0℃近くまで下がることがあるので、ダウンジャケットなど厚めの上着があると便利です。

海外旅行での服装はTPO(時間・場所・目的)を心がけて!それぞれオススメの服装を紹介します
海外旅行での服装は基本的には日本と同じで大丈夫ですが、場合によってはふさわしくない場合もあります。 とくに海外旅行では、いつも以上におしゃれをしたり新しい靴をおろしたりしがちですが、避けた方が良いです。 今回は場面ごとのオススメの服装と、注...

トイレについて

ほとんどありません。立ち寄ったレストランで済ますようにしてください。

売店・レストランについて

ほとんどありません。出発前に水や食べ物を購入しておきましょう。

現地ツアーの場合は、途中でレストランに立ち寄ります。

 

-- 広告 --


ラスベガスからデスバレーへの行き方

ラスベガスからデスバレーに行くには車での移動が基本です。電車やバスなどの公共交通機関はありません。

市内中心部からデスバレーはレンタカーまたはツアーの車で移動します。ラスベカスからは約230キロメートル離れており、3時間ぐらいかかります。

 

マッカラン国際空港からラスベガス中心部への移動方法は、こちらをご覧ください。

マッカラン空港からラスベガス中心部への移動方法4パターン。オススメの方法は?
エンターテインメントの殿堂・ラスベガス。 空の玄関口はマッカラン国際空港ですが、空港内にスロットマシーンが設置されているなど、到着してスグに気分を盛り上げてくれます! 今回はマッカラン国際空港から、ラスベガス中心部への移動方法を紹介します。...

 

デスバレーでの不思議な現象

デスバレーでは、石が地面を滑るように勝手に移動するという現象がたびたび報告されていました。その現象は動く石『セーリング・ストーン』と呼ばれ、有識者による研究対象となっていました。

次の写真のとおり、気が付いたら動いた形跡が残されています。

デスバレーの動く石

長年の調査の結果、石は氷に押されて移動されていることが判明しました。

より詳しく説明すると、次のような作用が発生しています。

  1. 冬期の雨で石の周囲に水がたまる
  2. 水たまりが夜間に凍る
  3. 日の出とともに、氷が溶けて割れる
  4. 割れた氷が風により凍った水たまりの上を移動
  5. 移動時に氷を押す
  6. 日照りにより水分が干上がる

説明を聞いても「本当か!?」と思わずにはいられません。

 

-- 広告 --


現地ツアーがオススメ

デスバレー観光は、絶対現地ツアーの利用がオススメ。

レンタカーを借りていくこともできますが見どころが広範囲に点在しており、夏に車がエンストした場合は命にかかわるのでツアーを利用すると安心です。

》》デスバレーを訪れる現地発着ツアーに参加する

 

アメリカ旅行をオーダーメイド

デスバレーをはじめ、アメリカ各地の見どころを効率よく巡る方法を考えるのは大変・・・

しかし、ツアー旅行はお土産屋や行きたくない観光地を組み込まれることがあるのでイヤ、という方も多いのでは?

そんな場合は服をオーダーメイドするように、あなたの希望と予算を伝えて旅を組み立ててもらってはいかがでしょうか?

オーダーメイド旅行はツアーと個人旅行のいいとこどり!オススメは?
僕は海外旅行は個人手配型が好きですが、場合によってはオーダーメイド旅行をするときもあります。 オーダーメイド旅行は個人旅行とツアー旅行を足して2で割った感じですが、今回は利用すべきケースやオススメの依頼先を紹介します! オーダーメイド旅行と...

 

たとえば『タウンライフ旅さがし』なら無料で見積もってもらえます。

観光についての不明点を事前に相談をしたり、現地に着いてから困りごとがあっても、サポートデスクが設置されているので難なく解決できますよ。

 

-- 広告 --


観光に便利なアイテム

海外旅行での問題はやっぱり言葉。とはいえ、英語をカンペキに使いこなすのは難しいですよね・・・

あなたが英語を話せなくても、翻訳できるアイテムがあれば安心。

ポケトークなら世界中の言葉に対応しており、話しかけるだけで的確に翻訳してくれます!

 

世界遺産への登録

残念ながら2020年現在、世界遺産には登録されていません。

5分で覚える世界遺産。生まれたキッカケは?世界遺産に認定される基準は?
近ごろ、テレビや本で『世界遺産』という言葉をよく耳にするようになりましたが、あなたはくわしく知っていますか?僕も昔は「あ~世界遺産ね。なんかスゴイよね」ぐらいの知識でした。今回は世界遺産について、知ったかぶりできるぐらいの知識を約5分で紹介します!

 

-- 広告 --


観光のベストシーズン

冬(11~2月)であれば、日中は20℃前後なので比較的過ごしやすいです。

夏は最高気温が50℃を超えることがあるので、やめた方がよいです。ホテルやレストランも休業することが多いです。

 

観光に必要な日数

ラスベガスへの往復に丸2日、日帰りでデスバレーに行くとして合計丸3日かかります。

ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低3泊5日必要です。

 

-- 広告 --


観光を計画

デスバレーを訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。

》》Expediaで航空券を予約
》》HISで航空券を予約

》》Hotels.comでホテルを予約
》》Agodaでホテルを予約
》》Expediaでホテルを予約

》》Klookで現地発着ツアーを予約
》》KKdayで現地発着ツアーを予約
》》Hello Activityで現地発着ツアーを予約

 

 

 

-- 広告 --