海外旅行中に病気になると大変ですよね。
風邪や下痢ならまだマシですが僕はラスベガスを訪れた際、食あたりで丸一日苦しみました・・・
今回は食あたりの原因と治した方法、得た教訓について、今後ラスベガス方面に行く方に向けてお伝えします。
※若干汚い表現がありますのでご注意ください
食あたりの原因
ラスベガスに訪れたのは、2000年から2001年に変わるタイミングでした。
ラスベガスでの世紀越しのカウントダウンを済ませ、翌日は市内を観光。夕食はLuxsor Hotelのビュッフェで食べましたが、ここで食べすぎたのがマズかった・・・

食後しばらくして、おなかの調子が悪くなり下痢にかなり近い状態。しばらくすると収まりましたが、油断したのが間違いでした。
翌日は早朝よりデス・バレーを周る現地ツアーに参加。

さまざまな名所をめぐったのち、最後に立ち寄ったのは悪魔のゴルフコースと呼ばれる場所でした。
悪魔のゴルフコースという名前の由来は、塩水の池が干上がってボコボコになった地面が『いかにも悪魔がゴルフしそう』という理由で付けられました。
ここで好奇心が湧いたのが最大の失敗。
・・・なめたらどんな味がするんだろう
好奇心に負けて少しだけなめてみました。・・・結果、塩辛いのみでした。
しかし、この行為が後の苦しみにつながります。おそらく、昨日からの下痢+不衛生な塩をなめたことにより発症したと思われます。

食あたりで苦しむ
デスバレーツアーの後、ホテルに戻りカジノを楽しんだのち就寝。
しかし、夜中に激しい腹痛とはき気で目が覚めました。
あまりの苦しさでガイドブックで『食あたり』『下痢』『薬』という単語を調べ、ホテル併設の薬局で薬と水を購入。一晩中トイレとベッドを往復し、水も3~4リットル飲み干すが回復しない。飲んだ分だけ全て体外に排出されました・・・
朝になり少し回復しましたが、かなり調子が悪い。
この日から違うホテルに宿泊する予定だったので、数100メートル先のホテルに移動。こんなに歩くのが辛かったのは初めて。
あやしい薬を勧められる
移動したホテルはモンテカルロ。
ここで開催されるマジックショーのチケットを予約するついでに、食あたりに効く薬をスタッフに教えてもらいました。
近くの薬局で薬をさがしたところ、すぐに見つかりましたが、
見た目が液状で蛍光ピンク、ニオイがムヒ
という、飲んだらヤバそうな薬。
その時は胃腸薬の名前を覚える余裕がありませんでしたが、後日調べた結果、おそらく『Pepto Bismol』という名前の薬と思われます。
とても飲み薬とは思えなかったので、念のため食事したレストランのスタッフに聞いてみるが「飲み薬だ」と断言される。
覚悟を決めて、一気に飲み干しました。
変わった味がするし、とても苦い。
しかし効果はバツグンで、朝起きたら体調がバッチリ回復!
今回の教訓
今回の食あたりで得た教訓は次の2つです。
1.暴飲暴食はしない。不衛生なものを口にしない
アメリカをはじめ、海外は脂っこい食事が多いので腹8分にとどめる。また、不衛生なもの(今回はデスバレーの塩)を口にしないことが大切です。
今回のように胃腸薬の購入で困ることになるので、日本から胃腸薬を持っていきましょう。
2.海外旅行保険に必ず加入する
この時は海外旅行保険に加入しておらず、クレジットカードも持っていなかったので、病院に行くのはなるべく避けたいと考えていました。
食あたりで済んでよかったですが、もし他の重大な病気の場合は命の危険性があったかもしれません。
海外旅行に行った時は、イザという時に気軽に病院に行けるように、海外旅行保険への加入がオススメです。

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