福岡県にある博多は日本有数の大都市ですが、他の都市と比べて屋台の数がダントツ。
昔ながらの屋台だけではなく、多種多様な屋台が存在しています!
今回は博多の屋台のキホンと、僕が訪れたフランス料理を提供する「レミさんち」についてお伝えします。
※現在の料金や閉店、移転については公式サイト等で最新情報をご確認ください
福岡・博多は屋台の街
福岡・博多の屋台のはじまりは、第二次世界大戦後すぐの1950年前後と言われています。
現在は福岡市内に100軒を超える屋台がありますが、最盛期はなんと400軒を超えていたそうです。
以前は”一代限り”と決められていましたが、屋台文化存続のため2013年に福岡市屋台基本条例が改正され、公募による新規参入が可能となりました。
屋台の基本情報
まずは福岡・博多にある屋台のキホンから。
屋台のある地域は大きく分けて中洲(なかす)と天神(てんじん)の2カ所。
中洲はキャナルシティ向かいの那賀川沿い&周辺に立ち並んでいます。
そして天神は地下鉄の天神駅から渡辺通駅へと続くエリア。渡辺通り沿いや昭和通り沿いに多く出店しています。
営業時間は店によってまちまちですが、だいたい18~25時で席数は10~15席と少なめ。子連れや予約はNGな場合が多いので事前確認がオススメです。
料金はビール1杯&2、3品注文して2,000~2,500円ぐらいが標準的。料金で揉めないためにも料金がメニューなどに明記されているか確認しておきましょう。
料理は多種多様。
ラーメンやギョウザなどの博多名物のほか、近年はベトナム料理やフランス料理を提供する屋台もあります!
なお、トイレは無いので商業施設や公園のトイレを利用してください。
長時間滞在するよりは、15~30分ぐらいでササっと食べて会計してもらうのがスマートです。
超人気屋台『レミさんち』に行きました
僕は福岡旅行に行った際、行ってみたい屋台がありました。
それは天神ロフト前にある屋台『レミさんち』。なんとフランス料理を提供しています!
たまたま旅行直前に再放送されていたテレビ番組「Youは何しに日本へ」で紹介されていて、おいしそう&楽しそうでぜひ行ってみたい屋台でした。

なお、僕もエジプトの砂漠で同じような番組にインタビューされたことがあります。

僕が訪れたのは12月31日。
やっているかどうか不安でしたが、夜17時半ごろに訪れたら店主のレミさんが準備していました。
開店の18時に合わせて再び訪れると既に先客が6名。その方々に続いて待ちます。
その列に続いて待っているとスタッフの方からメニューを渡されました。
そして並んでいる間に注文を聞かれました。
開店時間になると順番に席に移動。数人ずつ案内されるので席に着いたのは開店から約5分後。席が狭いので少しずつ案内する必要があるのは仕方がないです。
僕たち(2人で訪れました)が注文したのはこちら。
・本日のキッシュ
・チーズフォンデュトースト
・エスカルゴ
まずはホットワインから。ポットに入っているので席についてすぐに提供されます。
寒い冬には最高においしい!
やっぱり冬はホットワインが合います。
そして看板メニューのエスカルゴ。
にんにくバターの香りも良く、味も屋台とは思えないほど。エスカルゴはフランス旅行中に食べたことがありましたが、その時よりもおいしく感じました。
キッシュとチーズフォンデュトーストはシェアしながら食べましたが、どちらもおいしかったです。
ただし事前に料理について調べていなかったため、チーズフォンデュトーストにハチミツがたっぷりかかっているのにビックリ!
でも最高においしく、二度びっくりしました。
料理もおいしかったですが、何よりレミさんをはじめとしたスタッフがみな陽気で楽しかったです。
なお、滞在は約20分&料金は計3,500円ぐらいでした。
店舗情報 公式サイト
住所 :福岡市中央区渡辺通り4-9天神ロフト前
定休日 :日・月曜、悪天候時
営業時間:夜18:00 ~ 23:00ラストオーダー
クチコミ:食べログ
まとめ
日本各地で無くなりそうな屋台文化ですが、福岡では今も変わらず生活に根付いています。
今回紹介したフランス料理を提供する屋台だけではなく、さまざまな国の料理も提供されているので、博多を訪れた時はぜひ屋台めぐりを楽しみましょう!