現地ツアーなどで事前にお願いしていたことでも、ちゃんと伝わっていない事ってありますよね。
英語だったらまだ何とかなりそうですが、僕はスペイン語しか話せないドライバーに意思を伝える必要がありました。本当にあせりました。やばかったです・・・
今回は言葉の通じない人に、しっかりと意思を伝えるために行ったことを紹介します。
トラブル発生
トラブルが起こっったのは、マチュピチュ遺跡へ向かうため、クスコのホテルからオリャンタイタンボ駅へ向かう途中に発生しました。

マチュピチュ遺跡に行くにはペルーレイルを利用しますが、残念ながら大きな荷物を持ち込めません・・・

持ち込めないのは事前に知っていたので、現地ツアーの担当者にはマチュピチュからクスコに戻った後に宿泊するホテルに、大きな荷物を預けたいとの要望を伝えていました。
ツアー会社からは「クスコのホテルから駅に向かう前に、後泊のホテルに立ち寄るようにツアードライバーに伝える」と回答をもらっていました。
・・・が、立ち寄る気配がない。
後泊のホテルは事前に調べており、出発したホテルのすぐ近く。間違いなくそのまま駅に向かっているようです。
このまま駅まで行ってしまったら、大きなスーツケースは持ち込めないので困ること必至。
さて、どうする!?
意思を伝えようと頑張る
今まで海外旅行ではカタコトの英語を使って、ボディーランゲージを交えて意思疎通を図っていました。
しかし、今は次の点を伝える必要があります。
- 大きな荷物を持ってペルーレイルに乗れない
- 後泊のホテルにスーツケースを預けたい
ホテルから駅までのドライバーはスペイン語しか話せず、僕のスペイン語の知識は数字と簡単なあいさつのみ・・・
ホテルを離れて約5分。このまま進んでしまうのはヤバいので、とりあえず騒いで車を停車してもらいます。
スペイン語会話集は持っていましたが、今回のケースで役立つとは思えない。
英語で説明しますが、まったく通じていない様子。
いろいろ考えた結果、持っていたタブレットにGoogle翻訳をインストールしていることを思い出しました。
運の良いことに、日本にいるうちにGoogle翻訳のスペイン語のデータをダウンロードしていたので、オフラインでも利用可能なのです。
僕とツアードライバーで何度かやり取りし、後でドライバーがホテルにスーツケースを送り届けてくれるようにお願い。
この時、後泊のホテルの住所が書かれているバウチャーを持っていたので、スムーズに住所を伝えることができました!
翻訳するためのアイテムと注意点
今回はAndroidタブレット(スマホでもOK)の、Google翻訳アプリを使ってやり取りしました。
問題はオフラインで利用するため、事前にダウンロードしておく必要があること。
・・・でも忘れちゃいますよね。
そんな時は海外旅行で使えるWi-Fiをレンタルしておけば、いつでもどこでも翻訳アプリを使えます。
また、いざ翻訳アプリを使おうと思っても、バッテリー残量が少なくなっていると意味がありません。
念のためモバイルバッテリーを持っておくと便利です。デジタルカメラやほかの電子機器でも利用できるので、海外旅行に必携です!
ただし翻訳アプリは弱点も・・・
翻訳アプリは音声通話も可能ですが、言語によっては翻訳精度が弱かったり、聞き取りにくい場合があります。
そんな時は、翻訳機を持っていると便利。
たとえば「Pocketalk(ポケトーク)」なら63言語以上で使え、言語ごとに最適なエンジンを使用するため翻訳精度が高いです。
またノイズキャンセル機能が付いているので、人混みやウルサイ街中でも聞き取りやすいですよ。
まとめ
翻訳アプリや翻訳機があれば、世界中どの国を旅行しても大丈夫です。
しっかりと準備して、いざという時に備えておきましょう!