2015年から2016年への年越しのタイミングでドバイを訪れました。
ドバイといえば、天空を突き刺すようにのびるブルジュ・ハリファ(バージ・カリファとも)。やっぱりここで年越しカウントダウンしたいですよね。
僕もブルジュ・ハリファでカウントダウンをするために待っていましたが、年越しカウントダウン間近になった時に近くのホテルで火事発生！ちゃんと花火はあがるのでしょうか？
今回は年越しカウントダウンの様子と、ドバイでカウントダウンする場合の注意点を紹介します。
年越し場所に向かうまで
年越しカウントダウンの瞬間に、ブルジュ・ハリファの近くで打ち上げられる花火を見るために15時過ぎに向かいました。
まだ年越しまで時間があるので、思ったよりも空いている印象です。
ただし、ずっとブルジュ・ハリファの前で待っているのはつまらないので、隣接するドバイモールでお土産を購入したり、晩御飯を食べて過ごします。
ドバイモールは日本では考えられないほど、施設が充実しています。建物自体の規模も大きいですが、水族館があったり、24メートルもある恐竜の骨格模型がどーんと飾られています。
そして、なんと言ってもドバイ・ファウンテン！
ドバイ・ファウンテンとは光と音を使った噴水ショーで、ラスベガスの噴水ショーを上回って世界一の規模を誇ります。噴水ショーは夕方以降は30分に1回、1回あたり約3分間行われます。料金はなんと無料！
年越し場所へ移動～火災発生
夜21時半にドバイモールから出て、隣接するブルジュ・ハリファが見渡せる場所に移動しました。
あたりはスゴい人ですが、しばらく周辺を歩いて座る場所を確保。街灯が邪魔で少し見ずらいですが、ほかには空いていないので仕方ありません。
昼間に見るブルジュ・ハリファも美しいですが、夜に見るとさらに美しいです。
通常のライトアップだけではなく、イタリア国旗っぽい配色のライトアップになることも。
しばらく待っていると、なんだかあたりが騒がしい。
ブルジュ・ハリファ近くのビルから煙があがりはじめました。そしてしばらくすると火柱があがり、上層階へ延焼が広がります。
あたりは騒がしくなり、次々と消防車が近づいてきます。僕を含めたカウントダウンを待つ観光客は全員その場から移動させられることに。
カウントダウンまであと少しとなったところでブルジュ・ハリファのライトアップが消えたため「こんな状態じゃ花火は中止か・・・」と諦めました。
火災は鎮火することなく、ビルからはモクモクと煙が上がり続けています。
しばらくするとブルジュ・ハリファのライトアップが再開。しばらくすると花火が上がり始めました！
さすがドバイ、花火を見ることができて嬉しいですが、いろいろ大丈夫なのでしょうか・・・日本だったら間違いなく花火は不謹慎ということで中止になっていたはず。
また、火災の煙で少し花火が見えづらかったのが残念ですが、火災の影響を受けている方のことを考えると申し訳ない気持ちです。
火災の詳細
火災はブルジュ・ハリファ近くのジ・アドレス・ダウンタウン・ドバイで発生しました。高さ約300メートルの63階建てで、出火場所は20階のテラス部分と想定されます。
出火原因は不明ですが1階から42階まで延焼、1名が心臓発作でお亡くなりになり、14人が軽傷を負ったとのことです。
火事は火災発生から約3時間後に鎮火しました。
年越し後、ホテルに戻るのが大変
カウントダウンも終えホテルに戻ろうとしますが、火災で急いで移動させられたため現在地がさっぱり不明・・・
Google Mapの地図データをダウンロードしていなかったので、現在地を特定するのが大変。
うっすらとした記憶を頼りに、50分かけて最寄りの駅(ドバイメトロ・レッドラインのBurj Khalifa/Dubai Mall駅)まで戻ります。
ホテルにはドバイメトロを利用して戻ろうと考えていましたが、残念ながらメトロは動いていないようでした。また、道路は歩行者天国として解放されていたため、タクシーも利用できず。
疲れていましたが、しかたがないので4キロメートル離れたホテルまで1時間かけて歩きました・・・
ドバイでの年越しを計画している方へ
年越しカウントダウンは想像以上にすごい人の数です。
ブルジュ・ハリファが近くで見ることができる場所でカウントダウンしたい場合は、夜18時前に場所取りをした方が良いです。
また年越し後にホテルに戻ろうとしても、メトロやタクシーの利用は期待できないので、ブルジュハリファの徒歩圏内のホテルを予約してください。
ただし徒歩圏内にあるホテルの12月31日の宿泊料は、前後の日と比較して宿泊料が2倍以上することも珍しくありません。
場所はあなたが歩くことができる距離によって変わります。だいたい1時間で4キロメートル歩くと仮定して、逆算してホテルの場所を決めましょう。
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もし個人旅行でブルジュ・ハリファに訪れることが不安なら、ツアー利用がおすすめです。
