海外旅行で街歩きする時に知っておきたいこと



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長い旅を終えてようやく海外に到着。チェックインも済ませたし、さっそく観光!

・・・と、その前に、まずは出る前に街歩きの準備を済ませましょう。

今回は街歩き前に済ませた方が良い準備と、街歩き時に知っておいた方が良いことを紹介します!

出発前の準備

オフラインでスマホを使用可能に

現地でSIMを購入したり、海外で使えるWi-Fiルーターをレンタルすることにより、日本にいる時と同じようにインターネット接続することが可能です。

しかし、今のところホテルやレストランで提供されるWi-Fiに接続する方が多いのでは?

Wi-Fiはインターネットを無料で使用できることが多いのが最大の利点ですが、街歩きの最中にインターネット接続できないというデメリットがあります。

インターネット接続できないと困るのは、おもに次のケースです。

  • 現在地を調べることができない
  • 現地の人と会話したいが翻訳ソフトが使えない
  • 気になったことをすぐに調べることができない

これらを解決するには、ホテル内などWi-Fi接続が可能な場所で事前にデータをダウンロードしておきましょう。

今回はGoogleマップGoogle翻訳を例にして、ダウンロード方法を説明します。

Googleマップのダウンロード方法(ver9.63.1時点)

  1. Googleマップを起動 
  2. 訪れる都市を検索 
  3. メニューより『オフラインマップ』をクリック 
  4. 『自分の地図を選択』をクリック 
  5. 「この地域の地図を取得しますか?」で『ダウンロード』をクリック 

Google翻訳のダウンロード方法(ver5.13.0時点)

  1. Google翻訳を起動する 
  2. 利用可能なすべての言語より訪れる国の言語を選択
  3. 『ダウンロード』をクリック 

事前にダウンロードすることにより、オフライン環境でもGoogleマップやGoogle翻訳を利用することが可能です。

とくにGoogleマップは、端末のGPS機能(衛星利用測位システム)を用いて現在地も分かるので、現在地から目的地への道案内も可能です。

スマホの操作

さまざまな料金の相場を調べる

発展途上国の場合、さまざまな場面で価格交渉を行います。

交渉をするためには、ある程度物価を把握する必要があります。もっとも確実なのはホテルのスタッフやツアーの担当者に確認することですが、難しいようであればガイドブックに記載されている料金を確認しましょう。

ただしガイドブックは最新の版であっても、物価上昇などにより値上がりしている場合が多いので注意が必要です。

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余裕を持ったスケジュールを組む

日本は世界でも珍しいほど、時間に規則正しい国です。

しかし海外では、10分どころか1時間遅れることも珍しくありません。また、国によっては公共交通機関であっても乗客が少ないと急に運休となってしまうことすらあります。

とくに個人旅行の場合、限られた時間の中でできるだけ多くの観光地に行くために細かなスケジュールを組んでしまいがち。

しかし、余裕のないスケジュールの中で電車に乗れなかったなどの理由で予定が狂った場合、その後のスケジュールに大幅な調整が必要となる場合があります。また、体調不良で丸一日活動できなくなる時も・・・

スケジュールを組む時は、細部まで考えずに『今日は〇〇地区、明日の午後は△△ショーを見る』という様に、半日単位で考えてください。

また、3日ごとに半日は何も予定を入れないようにして、スケジュール調整できる余裕を持たせてください。

街歩きにリュックサックを避ける

普段手ぶらの人でも旅行中はカバンを持つ機会が多くなります。カバンにはさまざまな種類がありますが、街歩き時にリュックサックは避けましょう。

リュックサックを避けた方が良い最大の理由は、荷物を取り出すのに時間がかかること。

肩にかけたカバンと比較すると、次の動作が余分に必要です。

  1. リュックサックを下ろす 
  2. 体の前に持ってくる 
  3. 荷物を取りだしたのち、体の後ろに持っていく
  4. 再び背負う

一度ではそれほど苦にならなくても、旅行中は荷物を取り出す機会が増えるため度重なると大変面倒です。

また、防犯のためにもリュックサックは避けてください。

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複数の支払い手段を準備

買い物時などカード決済できなかったり、逆に現金が足らない場合があります。

このような場合に困らないようにするためには、財布の中にクレジットカードと、ある程度まとまった現金の両方を入れておきましょう。

金額は国によっても異なりますが、日本円で1万円程度持っていれば大丈夫です!

クレジットカード

また、クレジットカードは2種類のカードブランドを持つようにしてください。

カードブランドにはVisaやMastercard、JCBなどがありますが、店舗やATM(現金自動預払機)によっては対応していなかったり、対応していても端末と相性が悪く読取エラーとなる場合があります。

2枚持っていれば、破損や紛失などにより1枚使えなくなった場合でも対処できます。

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街歩き中の役立つ知識

道に迷ったら人の流れを確認

事前にデータをダウンロードすることにより、スマホやタブレットを使って現在地を簡単に知ることができるようになりました。

しかし、バッテリー切れなどでアプリが使えなくなる場合があり、そういった時に限って道に迷ってしまうことも・・・

迷ったときは、ベンチに座ってゆっくりと人の流れを観察してください。

特定の方向に多くの人が向かっていませんか?

だいたいその方向に駅だったり有名な観光名所があります。そこまでたどり着くことができればガイドブックの地図に載っている可能性が高いので、現在地を知ることができます。

写真撮影を他人にお願いする

友達と一緒に写った写真を撮りたい場合、ツアー旅行であれば同じツアー参加者にお願いできますが、個人旅行では道を歩く人にお願いする必要があります。

お願いする人を探す場合、まずは日本人を探してください。

日本人なら言葉が通じるため細かな要望も出しやすく、デジタルカメラやスマートフォンのカメラ操作に慣れています。

現地人を含めた外国人にお願いする場合は、デジタルカメラを持っている人にお願いしましょう。この場合も操作に慣れていることもありますが、

 カメラを持つことができる = 持つだけの財力がある 

と判断できます。貧しい国の場合、渡されたカメラをそのまま持ち去って売ってしまうということもあり得ます。

カメラ紛失時のダメージを最小限におさえる

気になる風景を撮影したり、友達との集合写真を撮るなど旅行中カメラ撮影する場面はとても多く、帰るころに何百枚も撮影してしまった・・・ということも多いと思います。

しかし、何百枚も撮影したカメラを紛失した時のショックは計り知れません。とくに日本帰国直前に落としたら何も考えたくないぐらいのショックを受けますよね・・・

また、SDカードが破損しても全撮影データが消えてしまうので、このような事態を避けるため、次の対処を行いましょう。

  • 撮影データのバックアップ 
  • もういちど別端末で撮影 

撮影データをバックアップ

デジタルカメラで撮影した場合はホテルに戻ってから、一日分のデータを全てパソコン内にコピーします。

スマフォやタブレットの場合は、GoogleフォトGoogleドライブのようなインターネット(クラウド)上にデータを保存できるサービスに、大切なデータをアップロードしておきましょう。

いったんクラウド上に残しておけば、スマフォやタブレットを買い替えたとしても同じ写真を見ることが可能です。

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もしパソコンを海外に持っていかない方はSDカードを2枚持っていき、旅行の前半と後半で入れ替えるようにしてください。

前半で使用したSDカードを別の場所に保管しておけば、万が一SDカードを紛失した場合でも前半分の写真は無くさずに済みます。

別端末で撮影

この場面は絶対残したい!という場面に遭遇した場合は、デジタルカメラとスマホで1回ずつ撮影することをおすすめします。

2回撮影する手間はかかりますが、どちらか紛失しても、もう一方は残せます。

 

まとめ

個人旅行ではトラブルが発生しても自分で対処する必要があります。

何が起きても対処できるように、ある程度の準備は行っておきましょう!

 

 

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